団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

結局、よく食べよく寝て、適度の運動か

2020-09-29 09:26:35 | 健康・病気

新型コロナウイルスはRNAウイルスです。RNAウイルスは通常、秋から冬にかけて流行期を迎えます。専門家は第三波が襲来する恐れが大きいとして、コロナ対策を万全にするよう呼びかけています。

期待のワクチンですが、年内に間に合う可能性はまずありません。ワクチンができたとしても、副作用の恐れがあるのにもかかわらず、ワクチンの投与を急ぐ日本政府は副作用が起こった場合の損害補償は製薬会社に求めないと表明し、その補償は日本政府が受け持つとして予算措置をしています。

大手製薬会社の研究開発責任者だった友人男性は「副作用の有無、その程度を検証する第3フェーズ試験を実施しないワクチンは怖くて使用できない。もし、日本でワクチン投与が始まっても、半年くらい様子を見て、副作用、その重篤さを確認して、安全とわかったら私は受ける」と話していました。

となると、古稀を過ぎた私は感染を避けるのが第一です。三密を避け、マスクの着用、手洗いの徹底をします。そのうえで、免疫力を高めるため、よく食べ、よく寝て、適度の運動をして、ストレスをためないよう心がけます。

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「何もする気が起こらない」 私にも起こるのか

2020-09-28 11:47:46 | 健康・病気

80歳前後の患者さんで、男女を問わず、「何もする気が起こらない」と打ち明ける人が少なくありません。「それでは、何をしているのですか」と尋ねますと、「横になってボーっとしている」といいます。

それでも女性は家事があるので、買い物に出かけたり、料理をつくったりしなければならず、「しんどい」の連発になります。家事は夫任せの女性は「ボーっとテレビを見ていることが多い」と話しています。

私の父は83歳まで洋服職人として、主に直しの仕事をしていました。黒と紺の糸が区別できなくなり、それがきっかけで仕事をやめました。そのころから、ベッドで寝ていることが増えました。食事が終わると、「死ぬほど眠たい」といってベッドに入ります。

92歳で亡くなるまで、こんな生活が続いたようです。運動不足を心配した母が「散歩に行ったら」というと、6畳の居間を一回りして「散歩してきた」という始末。

予定を入れることが大好きで、じっとしていられないタケちゃんですが、もう少し歳がいったら「何もする気が起こらない」という毎日が来るのだろうか。これも、そのとき考えなければならない問題のようです。

 

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喉年齢もチェックしました

2020-09-25 10:05:19 | 健康・病気

嚥下機能の低下には、喉の周りの筋肉の低下や唾液の分泌が減ることも原因とされます。週刊文春の9月17日号の「コロナより怖い誤嚥で死なないために」で、池袋大谷クリニック院長の大谷義夫医師が考え出した「喉年齢」のチェックを提唱しています。

大谷医師によると、まず水を一口飲んで口中を湿らします。次に30秒間で何度、唾液を飲み込めるかを行います。

同クリニックの患者さん372人に行ってもらった結果は次の通りです。

▽20代 9.8回▽30代 8.8回▽40代 7.8回▽50代 7.0回▽60代 6.1回

▽70代 5.2回▽80代 4.5回

高齢になると、唾液が減り、嚥下する筋力が低下する傾向が読み取れます。ひとつの目安ですが、自分の年代の平均より大きく下回っていたら、嚥下機能が低下し、誤嚥のリスクが高いことを考えなければなりません。

私もさっそくやってみましたが、8回でした。40代くらいという結果でした。

 

 

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誤嚥のリスクをチェックしました!

2020-09-24 10:51:26 | 健康・病気

俳優で歌手、作曲家の加山雄三さん(83)が誤嚥性肺炎で緊急入院したことに衝撃を受けました。声筋肉を十分に鍛えている人でも誤嚥を避けられなかったのです。加山さんは夕食後、水をたくさん飲んだ際、気管に水が入ったため、嘔吐を繰り返したと報道されていました。

食べ物や水分を飲み込むとき、喉頭部にある喉頭蓋が下に反転して気管を防いで、食べ物や水分を食道に送り込むと同時に誤嚥を防止してくれます。ところが、加齢とともに口やのどの周りにある多数の筋肉が衰えてきます。このため、喉頭蓋が閉まるタイミングがずれたり、きちんと閉まらなくなり、誤嚥が起こります。

嚥下機能が低下しているかを示すいくつかのサインがあります。専門医が指摘する誤嚥リスクはーー。

・硬いものが食べられなくなり、柔らかい食材ばかり食べている

・むせる、食べこぼす

・口内が乾く、口臭がする

・滑舌が悪くなった、舌がうまく回らない

・自分の歯が少ない

私はタクワンもスルメも噛めますし、歯も28本がそろっています。舌を動かす「パタカラ」発声や、滑舌をよくする「アエイオウ」発声を続けていることもあり、幸いリスクに該当するところはいまのところありません。

でも「永遠の若大将」でも誤嚥に襲われるのですから、油断せず、防止対策を続けます。

 

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動けなくなったら、その時はその時

2020-09-22 10:48:11 | 健康・病気

患者さんによっては70代で老眼が進み、療養費支給申請書に署名を求められると、「どこに書くの」という方が少なくありません。老眼に白内障が重なると、目の前に白いスクリーンが覆うようになり、視力がさらに落ちます。

足腰の衰えは、「サルコペニア(筋肉減弱症)の壁」とされる75歳から急速に目立ってきます。よちよちしたペンギン歩きをする高齢者もおられます。

足が弱った患者さんたちの話を聞きますと、行動範囲が自宅周辺に限られているのに気づきます。遠くに出かけるのは病院に行く時だけです。

「映画館や音楽会には10年以上行ったことがない」「老眼鏡をかければ何とか字を読むことができるが、そんなにしてまで本を読みたくない」などと打ち明けます。バスに15分も乗れば、梅田の繁華街に出られますが、出かける人はほとんどいません。

従って、旅行に行ったことがある人は皆無ですし、世の中の情報はテレビと近所の人たちとの世間話です。

私は、幸い足腰は丈夫ですので映画館にも音楽会にも行けますし、旅行もできます。裸眼で新聞も読めるから、読書も大好きです。

でも、もし、旅行も本も読めない事態になったら、その時はその時です。別の愉しみを何とか見つけます。

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