団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

「すずききよしの米寿を祝う集い」に参加して

2018-07-31 09:36:14 | 健康・病気

すずききよしさんといっても、知らない人が多いかもしれません。日本最高齢(数え88歳の米寿ですから)のシンガーソングライターです。地下鉄工事現場で働く人たちの心意気を歌った「俺らの空は鉄板だ」や残留中国孤児の歌「はぐれつばめ」を作詞作曲するなど2000曲以上の歌をつくり、「うたごえ運動」の普及に力を入れ、CMソングもたくさん作曲しました。「ダンシングオールナイト」を歌ったもんたよしのりさんをはじめ、多くの歌手を育てました。

「すずききよしの米寿を祝う集い」が7月29日、大阪市中央区であり、参加してきました。「紙ふうせん」の後藤悦治郎さん、平山泰代さんら音楽仲間、指導を受けた歌手の小野真智子さんらのお弟子さんたち、うたごえ運動をしてきた関東から九州までの約100人が集まりました。

すずきさんは3年前、頸椎の手術を受け、リハビリを続けましたが、歩行は困難となり、今では車いすの生活をしています。両手の動きも悪かったのですが、集いに向けて機能訓練を重ねた結果、箸が使えるようになり、ギターやキーボードも演奏できるようになりました。

180センチを超える大柄な体のすずきさんは車いすで登場し、大きな拍手に迎えられ、ステージに。「俺らの空は鉄板だ」「てのうた」「明日は変えよう 力を協(あわ)せて」をすずきさんの声に合わせて、全員で合唱しました。

ユーモアを交えたトークは相変わらず絶好調で、石原裕次郎さんと脚の長さ比べをして「1センチ長かった」と話したり(本当かな)、「憲法を守ろう」と力強く呼びかけたりしました。

「百歳まで歌い続けたい」と語って、集いを終えたすずきさんは、入り口に戻り、参加者ひとり一人と握手しました。私の手を力強く握ったすずきさんは「いつまでもお元気で」と言いましたので、私は「そちらこそ」と返しました。

海釣りの師匠でもあったすずきさんとの出会いは次回に。

 

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「誰も看てくれへんから」

2018-07-30 09:26:37 | 健康・病気

80代後半の男性は、孫の女性と暮らしています。孫は百貨店勤務で午前遅めの出勤で夜遅く帰宅するので、男性と触れ合う機会がほとんどありません。妻は有料老人ホームに入所しており、炊事、洗濯、掃除など生活に必要なことはすべて自分でしています。3人の娘さんがおりますが、嫁いで別のところで暮らしているので、普段は行き来がありません。

朝は5時ごろ起床して、顔を洗ってからNHKテレビの体操をします。このあと、犬を連れて近所を散歩します。愛犬に食事を与えたあと、朝食の準備をします。いつもはパン食でサラダや卵焼きを自分で調理します。

日本通運のドライバーとして定年の55歳まで勤務しました。その後は運転技術を生かして、トラックを購入し、赤帽の配送会社を運営し、70代半ばまで働きました。こうして働いた資金で自分の家を建てました。年金で夫婦二人ならば、生活に困らない収入があります。

妻も清掃業やベビーシッターとして働いていましたので、若いときから自分で家事もできる限りしていました。このため、妻が老人ホームに入った2年前から、家事はすべて自分でしていますが、とくに困ることはないといいます。

「誰も看てくれへんから、自分でするしかない」と言います。確かに、家事をやってくれる人はなく、孫の衣類などの洗たくも自分でやっていますし、風呂場やトイレの掃除もしています。でも、元気の源は「何もかも自分でやっている」ことにあると、私はみています。

男性には「今の生活スタイルを続けて、90歳まで元気で暮らせることを当面の目標にしてください」と伝えています。

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夏祭りの屋台で5000円使いました

2018-07-27 09:22:34 | 健康・病気

地元の神社の夏祭りに孫の男児と女児を連れて遊びに行った70代半ばの男性が「ボール投げやスマートボールをしたら、5000円も使ってもうた」と言います。男児は小学校2年生、女児は幼稚園児です。

「ボール投げは1回500円、射的もスマートボールも500円やった。男の子がやったのだが、射的は私も挑戦。景品を下に落ちたので、取れたと思ったら、下のネットに引っかかっていた。その下まで落ちないと、もらえないんだって、トホホや」とこぼしました。

今年の屋台は、私も2、3か所回りましたが、従来のタコ焼き、イカ焼き、ヨーヨー釣り、金魚釣りなどの定番の屋台に加えて、射的、ボール投げ、輪投げ、スマートボールなどの景品を狙った射幸心の強いものが増えていました。

カジノを解禁したIR(統合型リゾート)実施法が国会で成立したからではないでしょうが、子どもの世界にも射幸心をあおるゲームが急に進出してきたようです。

私の孫の小学校1年の男児も、地元の神社の夏祭りの屋台でボール投げやスマートボールに興じたものの、力は弱いし、ルールもよくわかっていませんから、手にしたのは参加証の安いおもちゃばかり。男児の母は「6000円持って行ったのに、帰ってみたら、残っていたのは1000円。1回500円だから、ちょっと遊んだら、5000円も使ってしまった」と話していました。

それにしても、子どもの屋台の遊びに5000円もかかるとは豪勢なものです。私が小学生時代だった60年前、小遣いは1日10円の月300円でした。金魚すくいもヨーヨー釣りも1回10円でした。5日分を貯めた50円を手に夏祭りの屋台に出かけたものです。

豊かになったことを素直に喜ぶべきでしょうが、ちょっと割り切れない気持ちも残ります。

 

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全く理解できず、1時間の講演を聞いたら‥

2018-07-26 09:34:03 | 健康・病気

新聞の仕事とも、いささか関係があったこともあり、放送技術の最新状況を見てみようと、関西放送機器展に行きました。最新機器の展示と即売が中心ですが、こちらは放送機器を購入する考えはありませんから、ざっと見て回りました。それでも、放送機器が日ごとに進歩しているのが、素人目にも実感できました。

お目当ては講演、セミナーです。パワーポイントで説明してくれるでしょうから、大まかな動きは理解できると思っていました。最初に聞いたのが「4K・8K放送の最新技術動向」です。講師は放送機器メーカーの技術開発部のエンジニアの男性でした。

現在のテレビが2Kで、4K,8Kになると、解像度が飛躍的に良くなることは知っていましたが、パワーポイントに映し出される横文字が羅列した画像を見ても、何を意味するのかが全くわかりませんでした。1時間の講演時間がこうして過ぎました。

「言っていることがわからないで、座って聞いているのはつらいことだな」と思いました。そのとき、40年ほど前、暴走族が最盛期だったころ、大阪府警の交通担当として、暴走族メンバーを個別取材をしたときのことを思い出しました。

デスクから暴走族のルポをまとめるよう指示されました。当時、最も活発に活動していた生野連合の地元を訪ね歩きました。暴走族メンバーを聞き出し、そのひとり一人を訪ねて、取材して回りました。

中学2年生の男児と話したとき、「九九もよくわからない」と答えました。「そしたら、三角形の面積は出せないな」と言いますと、男児は「三角関係は大変だ」と茶化したように答えました。そのうえで「授業がなんもわからないで、6時間も教室で座っているのはつらいです」と話しました。

なにもわからないで授業を聞いていたという、あの男児のつらさが少し分かった気がしました。

 

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熱中症の対策はFIREで

2018-07-24 09:27:15 | 健康・病気

熱中症は症状は救急措置で回復できる度と、医療機関をすぐに受診した方がよい重症のⅡ度に分かれます。Ⅱ度で意識が不明になったら、119番で緊急搬送してもらわなければ、命にかかわる事態になりかねません。

Ⅰ度は、めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、こむら返りなどの筋肉痛が発症しますが、意識がある場合です。水を飲みに行く元気があれば、応急処置をすれば、大事に至りません。えりもとをゆるめ、首筋、わきの下を保冷剤で冷やし、体表を冷却します。風通しのよい涼しいところに移動し、水分とナトリウムを補給します。

119番も考えなければならないⅡ度は、頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力と判断力の低下がみられた場合です。医療機関を直ちに受診して、適切な治療を受けなければなりません。

熱中症の対策はFIREといわれます。FはFluid(水分補給)、IがIcing(冷却)、RはRest(安静)、EがEmergency(救急)です。

熱中症には労作性熱中症、非労作性熱中症があります。運動や肉体労働で大量に汗をかいたことから発症する労作性熱中症は若い世代や中年世代で起こります。

高齢者に圧倒的に多いのが非労作性熱中症です。体力が衰えた高齢者がエアコンのない部屋で倒れるケースです。高齢者ほどFIREに気を配らなくてはなりません。

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