団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

また、女性の自転車にぶつけられた

2011-11-29 09:30:44 | 健康・病気

朝、自転車で十三大橋を渡っていたら、歩行者が前から来たので速度を緩めていたら、歩行者の後ろから追い抜いてきた男性の自転車をかわしたあと、続いて突っ込んできた女性の自転車のブレーキレバーが私の右手を直撃しました。30代と思われる女性は自転車を停め、「大丈夫ですか、大丈夫ですか」と尋ねますが、私が道路わきで徐行しているのは見えていたはずです。寒くなったので、皮の手袋をしていたこともあり、軽い打撲ですみました。そこで「前を見て自転車を運転しろよ」と言い残して、私は走りました。

それにしても、男性の自転車も女性の自転車も、歩行者を追い抜く際、前から自転車が走行してきたら、私ならばやり過ごしてから、追い越すと思うのですが、そんな「常識」は通用しないようです。私の後ろに続く自転車はありませんでしたから、ちょっとブレーキをかけるだけで、私が通り過ぎるのを、ちょっと待てば、楽々で追い越すことができるのにと考えるのは、タケちゃんぐらいでしょうか。しかも、女性の自転車は、男性の自転車に続いて急ハンドルで走行してきましたから、よけようがありませんでした。

でも、皮の手袋をしていて本当に助かりました。手袋をつけず、ブレーキレバーが右手小指に直接当たったら、軽い打撲ではすまず、かなりの裂傷を負ったと思います。それでも、院に着いてから炎症を抑えるため、アイスパックで冷やしました。

タケちゃんは4年前、女性の自転車にぶつけられ、左手に11針を縫う裂傷を受けてから、自転車事故に敏感になっています。それでも、この始末です。どうも、自転車の女性とは相性が良くないようです。自転車事故の加害者、被害者になっても困らないように、私と家族は自転車保険に入っています。

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悩みが続くと免疫力が低下

2011-11-28 09:25:19 | 健康・病気

臀部打撲などの治療で来院している高齢の男性の患者さんが口の下に疱疹が出ています。「どうしたのですか」と尋ねると、「ヘルペスになりました」。皮膚科のお医者さんから「夜更かしが続きましたか。最近、疲れることをしましたか」との問い合わせがあったそうです。ヘルペスのウイルスは身の回りにたくさんあり、体の免疫力が落ちると発症します。「夜もちゃんと寝ているし、疲れるようなことはしていないのですが‥‥」と患者さんは答えたと言います。

1年前、大腿骨頸部骨折をした、この患者さんは元の歩行を取り戻したいとリハビリに熱心に取り組んでいます。加齢に伴う筋肉、関節の運動器の衰えもあり、骨折前の歩行に戻らないいらただしさを抱えており、私は「三歩前進、二歩後退の気持ちで歩行訓練してください」と呼びかけています。

でも、患者さんはなかなか元の歩行にならない自分の体に腹立たしさを募らせているようです。こうした怒りや悩みは免疫力を低下させます。血圧は上がるし、筋肉も硬くなります。すると交感神経がさらに高まり、血管の収縮が続き、循環障害を起こします。低体温となり、さらに免疫力が下がるという悪循環に陥ります。

気持ちの切り替えが必要です。そう、転んだら起きればいいや、人生七転び八起きの精神です。前向きで明るい気持ちに、と自分を奮い立たせ、免疫力アップの好循環に持っていくことが大切です。こんな話をして「三歩前進、二歩後退」の精神で歩行訓練をしてください、と言います。

ヘルペスが発症する、ポリープやイボが出てきたら、免疫力が下がってきているとみて、生活を整える一方で、悩みを引きずらない工夫も必要です。そうです、前向き、前向きに、です。

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足圧測定器に乗ってみたら

2011-11-26 09:24:38 | 健康・病気

私は子どものころから、両足の土踏まずがきちんと形成されず、偏平足といわれてきました。駆けっこが遅いのは、偏平足が原因ではないか、と思っていました。足型・足圧測定とウォーキングシューズの無料相談会がミズノ大阪店(淀屋橋)でありましたので、行ってきました。

足圧測定器に乗ると、コンピューターによる足圧分布図が即座に描き出されます。タケちゃんの場合、右足のかかとにとりわけ大きな赤い丸、左足のかかとに小さな赤い丸が描かれ、左足より右足に体重がかかっているのがわかりました。土踏まずは両足ともつくられており、フットケアトレーナーの女性社員の判定は「偏平足ではありません」。長年の悩みが解消され、ほっとしたのもつかの間で、両足の計10本の指が足圧分布図に写っていません。トレーナーは「足の指の元でつくられる横アーチが下がってます」。分布図では両足とも、足の指の元あたりが帯状に赤くなっています。「横アーチで体重を受けていますので、足の指に体重がかかっていないのです」とトレーナーは説明しました。

「幅広偏平足」と思い、靴は4Eサイズを選んでいましたが、横アーチが下がっているのが幅広の原因だったようです。横アーチを少し持ち上げるインソールを入れたシューズを履くと、足にぴったりと合い、歩きやすかったので、この靴を購入しました。定価1万4700円、インソールが2520円と奮発しましたが、「歩きやすい靴」の効用を自分の足で試してみます。

それにしても、子どもの時から言われ続けた偏平足です。偏平足は足が疲れやすく、長く歩くことができないうえ、足裏に痛みが発症するとされています。でも、そんな症状が出たことはありません。それに、高校時代にサッカー部に入って走りこんだのがよかったのでしょうか、自然と治っていたようです。確かに、高校生のころから徒競走は普通より少し速いレベルになりました。「幅広」の原因が横アーチの低下とわかりましたので、タオルを両足の指で巻き寄せるタオルギャザァーなどの運動を加え、横アーチの低下を改善する考えです。現状がきちんと把握できれば、対策は立てられるものです。

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お年寄りは「ぬかづけ」に注意!

2011-11-25 09:30:28 | 健康・病気

高齢者は「ぬかづけ」に注意するよう、お年寄りの転倒・骨折のメカニズムと発生要因、予防対策を研究している武藤芳照・東京大学大学院教授(身体教育科学)が呼びかけています。お年寄りが家の中で、転倒・転落しやすい場所で、ここを気をつけると転倒防止になります。

それは①ぬー濡れているところ②かー階段や段差③づけー片付けられていないところ、の三か所です。

風呂場で転んで、お尻を強く打ち、股関節捻挫と臀部打撲で約1か月間、入院された男性の患者さんが「ぬ」のケースでした。

お年寄りの患者さんには「ぬかづけ」に気をつけて、もし転んでしまったら、体全体で受け止めて倒れましょう、と呼びかけています。手で支えようとしたら、手首や上腕の骨が折れる恐れがあります、と説明し、横倒れとなって大腿骨頭を強く打ったら、永六輔さんと同じ大腿骨頸部骨折を起こします、と注意を促しています。

「どうやって倒れればよいのでしょうか」という患者さんには実際に倒れてみせます。前のめりに倒れる場合は、体を斜めにして背中から腰までで痛みを受けます。手はつきません。後ろのめりに倒れるケースでは、お尻から腰にかけて滑り込むように倒れます。柔道の受け身の応用ですが、患者さんには「先生は柔道をしているから、そんな倒れ方ができますが、私たちはとてもできへん」と不評です。

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転んだら起きればいいや

2011-11-24 09:28:04 | 健康・病気

日本整形外科学会がロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)を予防するために推奨しているのが、ロコモーショントレーニング(ロコトレ)です。タケちゃんも毎日やっている①1分間の片脚立ち(左右各1回、1日3回)②スクワット(1セット5回、1日3セット)です。その人のロコモに応じて、テーブルの端を支えにするなど、やり方が違いますが、補助なしで片脚立ちとスクワットができれば、つまずいても転ばないですむ筋力がついているとみなされます。

だから、目標は補助なし片脚立ちとスクワットができるようになることです。これらができるようになれば、足腰を鍛える体操を加えるロコモ体操にレベルを上げ、さらに運動器の機能を高めれば、いうことなしです。

でも、もし転んで骨を折ったら、「転んだら起きればいいや」の考えでリハビリに取り組むことが大切です、とリハビリ専門医は呼びかけています。人生七転び八起きです。前向きに明るい気持ちでリハビリをすれば、必ず歩けるようになります。患者さんの中に、1年前に右脚の大腿骨頸部骨折をされた男性がおられますが、リハビリと歩行訓練を重ね、杖が必要なものの、今は横断歩道をさっさと渡っておられます。

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