「あれ、右脚のふくらはぎが痛い。どうしたんだろう」。右脚に体重をかけると、ジーンと痛みます。毎日、スクワットや爪先立ち、シャドー縄跳び、自転車通勤など脚を使う運動を続けていますが、右脚だけが痛い、どうして?
入浴して、右脚のマッサージをすると、腓腹筋が張っていて、指で押すと痛みます。左脚の腓腹筋を押すと、同じように張っていますが、こちらは痛くありません。「腓腹筋を使う運動? そうか」とわかりました。
整骨院にあるレッグエクステション(四頭筋運動器)は、32キロの重りを持ち上げて、太ももの前にある大腿四頭筋を鍛えることができます。重りを上げるワイヤーを逆方向にすると、膝を屈曲する下腿三頭筋を鍛えます。腓腹筋は膝裏に左右二つの筋肉でヒラメ筋とともに下腿三頭筋を構成しています。
1週間前、ワイヤーを逆方向にして32キロの重りを持ち上げる下腿三頭筋の運動を30回3セットしました。翌日も30回3セットです。これが右脚の腓腹筋の大きな負担になり、痛みを発症したとみました。私の利き脚は左なので、同じ負担を受けても、利き脚は耐えられる力があったようです。
「運動のやり過ぎで運動器の痛みが起こったのか」と反省です。筋肉などの軟部組織の痛みは結構長く続きます。とはいえ、運動器の痛みは運動で治すのが原則です。
重りを20キロに減らして、下腿三頭筋の運動を10回続けています。同時に、入浴時に腓骨筋のマーサージで筋肉を緩めています。