団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

「あがめるより、あこがれてほしい」

2016-10-31 09:24:08 | 健康・病気

ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典・東京工業大栄誉教授の講演を聞いてきました。京都産業大で今年4月、タンパク質動態研究所が開設されたのを記念したシンポジウムです。大隅さんは同研究所の招聘教授を務めており、当初は150人収容の図書ルームで開く予定でしたが、大隅さんがノーベル賞を受けたことで、約1200人が入れる神山ホールに切り替えたとのことでした。

10月26日の水曜日の午後4時開催でしたが、40分前には一般受付には4列の長い列ができていました。高齢の男女の姿が大半で、どうやら私と同じ団塊の世代が中心とみました。大隅さんのオートファジー(自食作用)理論を聞いても、私同様、理解はできないと思いますが、好奇心と知識欲が高いのはこの世代の特長です。同研究所の意向で、高校生や大学生に聞いてほしい、と若い人たちが招待されていました。

大隅さんは、細胞内タンパク質の動態を研究している同世代の6人の研究者と「七人の侍」を結成し、一緒に講演会を重ねています。そのあとの飲み会が愉しみで、「飲み会のついでに講演会を開いている」という仲間たちです。七人の侍のうち、6人が大隅さんのエピソードをパワーポイントで紹介しました。その一人で同研究所長の永田和宏さん(69)は「高校生や大学生のみなさんに」と前置きして「大隅さんを、あがめるのではなく、あこがれてほしい」と呼びかけました。

永田さんは京都大学で細胞内タンパク質の品質管理を研究する一方、歌人として何冊もの歌集を出しています。妻は歌人として知られた故河野裕子さんで、短歌結社「塔」の前の主宰でした。適切な言葉を選んで「崇めるのではなく、憧れてほしい」と訴えました。若い人が崇めては、行動力に結びつきません、憧れることで若い人たちは同じ道に踏み出す勇気がわいてきます。

私にも、新聞記者として憧れた先輩記者が何人か、おります。その人たちは定年後も自分の信念に基づいた言動を続けています。年をとっても、先輩にあやかった活動したい、と心がけています。

 

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柔らかなぼうこうにするために

2016-10-28 09:20:55 | 健康・病気

NHKテレビの「ためしてガッテン」で「柔らかぼうこうのためのお尻体操」を見ました。その中で、ほ乳類の排尿時間はゾウからネズミまで体の大小にかかわらず、ほぼ21秒であるという研究結果が報告されました。

男性は、この時間より10秒以上かかっていれば、ぼうこうが縮みにくくなっており、10秒以上少なければ、尿をためににくなっているといいます。女性は±5秒が目安とされます。いずれも、ぼうこうが硬くなっていることから起こります。ただ、加齢とともにぼうこうは硬くなりますので、男性の場合、60代は25秒、70代が28秒、80代は31秒が平均値になります。

さらに、ぼうこうは成人の場合、普通500mlをたくわえますが、個人差が大きく1000ml~300mlと幅があります。眠っているときはぼうこうは普段の1.5倍以上に膨れ上がります。それだけためることができるので、朝までぐっすり眠れるわけです。

「ためしてガッテン」で、硬くなったぼうこうを柔らかくする方法が紹介されていました。お尻の穴を5秒間、ぎゅっと締めた後、ゆっくり緩めます。座ってやっても、仰向けになっても、爪先立ちでもOKです。この動作を1日20回やります。尿漏れを防ぐ骨盤底筋を鍛える運動ですが、ぼうこうを柔らかくする効果も大きいのです。

ぼうこうの筋肉が硬くなって起こる尿漏れ、残尿感、頻尿を防止できるといいます。これも現在、実行中です。

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トイレは前のトイレから2時間以上たってから

2016-10-27 09:39:14 | 健康・病気

新聞社の航空部に勤務したことがあります。小型ジェット機、ヘリコプターが飛行場に常駐し、事件事故の航空写真を撮ったり、高校野球の開会式での始球式用のボール投下したりします。小型ジェット機では3時間以上のフライト、ヘリコプターでも3時間近い飛行があります。

小型ジェット機には後部座席の後ろにトイレがありますが、ヘリコプターにはありません。途中で、便意や尿意を催したら大変ですから、搭乗前に何回かトイレに行って大も小も「出し切る」ように心がけました。

始球式用のボールの投下で、富山空港からと富山県、石川県、鳥取県の各球場にボールを投下して島根県の出雲空港に着陸する3時間近いフライトをしたことがあります。鳥取砂丘を飛んでいるころから強い向かい風が吹き荒れ、なかなか進まなくなりました。尿意をこらえながら、いつまでたっても砂丘が続くのをイライラしながら眺めていました。着陸してすぐにトイレに駆け込みました。

飛行士や整備士に聞くと、どうしても我慢ができないときは、飛行機酔いで吐いたときに使うビニール袋におしっこをするといいます。その昔は野原に緊急着陸して用を足す強者がいたそうですが、今ではありえないことです。何十回もフライトしましたが、小型ジェット機のトイレを使う人やヘリコプターでビニール袋を使用する人は見たことがありません。

その後遺症ですか、尿意を催すとすぐにトイレに行く習慣ができました。先日、NHKテレビの「ためしてガッテン」を見ていたら、1日に8回以上トイレに行くようならば、頻尿と知りました。私は、これくらい行っているようです。尿センサーはぼうこう(約500ml収容)が半分程度たまると「お知らせ尿意」の信号を脳に送ります。そのつどトイレに行くと、半分がたまり具合の限界と勘違いするといいます。

頻尿を防止するには「我慢」すること。おしっこは前のトイレから2時間以上たってからするようにすれば、尿センサーは正常になるといいます。現在、実行中です。

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映画通の人は実に博識です

2016-10-25 09:15:49 | 映画

シルバー人材センターの映画会のことです。始まる前で雑談していたら、黒澤明さんの作品が話題になりました。一人の男性が「羅生門を撮影していたとき、名カメラマンの宮川一夫さんは傘からこぼれ落ちる水滴がフィルムにはっきり映るよう、砂糖水を使いました。黒澤さんはフィルムで映像効果を見て、七人の侍でも、この手法を使いました」と切り出しました。

もう一人の男性が「赤ひげを撮ったとき、小道具さんが薬箱を長年使った年代物に仕上げましたが、映画に映らない箱の中まで使い込んだようにしたそうです」と加えました。すると、先の男性が「まあだだよ、では、大道具さんらが坂道までつくってしまった。役者も、スタッフのみなさんがそこまでやってくれたら、最高の演技をしなくては、とモチベーションが上がります」と応じました。

映画「羅生門」では、朽ちて浮浪者の住みかとなった羅生門をセットでこしらえました。降り注ぐ雨の映像効果を高めるため、墨汁を混ぜたことも撮影秘話として伝えられています。

好きなこととはいえ、映画通の人たちの博識なことに驚きました。そういう話題がさりげなく出てくることが映画の会の楽しみでもあります。

話題のしめは「スタッフがそこまでやる映画は、もう作れないでしょう。黒澤明、小津安二郎、市川崑ら巨匠と呼ばれル監督は製作費も俳優もスタッフも最高レベル。こんな映画はもうできないのでは」でした。

映画の会では、フェデリコ・フェリーニ監督の1954年の映画「道」を見ました。ニーノ・ロータのジェルソミーナの曲で知られたネオリアリズムの傑作とされる作品です。救いのない映画で気持ちが沈みました。

 

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順位別死亡数の3位は、肺炎なのです

2016-10-24 09:12:13 | 健康・病気

十三市民病院での健康セミナーで、講師が日本人の病因別死亡者数を参加者に尋ねました。1位はがん、悪性新生物です。2位は心疾患です。「3位は?」の質問に、私は大きな声で「脳出血疾患」と答えました。間違いでした。

正しい答えは肺炎でした。脳出血疾患は4位です。柔道整復師の専門学校で衛生学で習った7年前までは、脳こうそく、脳出血などの脳出血疾患が3位を占めていたのに、と思いました。厚労省の資料を調べてみますと、肺炎は平成23年に脳出血疾患にかわり、3位になっていました。5年前のことです。

ちなみに、がんは昭和56年に1位になってからワースト1を続けています。心筋こうそく、心不全などの心疾患は昭和60年に脳出血疾患にかわって2位になりました。脳出血疾患は医療技術の発展や脳こうそくを改善する薬の開発などで死亡者数が減ってきました。

肺炎の増加は高齢化が背景にあります。肺炎の死者のうち、96.9%が65歳以上です。高齢者に多い誤嚥性肺炎が急激に増えているためです。高齢になると、飲み込む力が衰えるため、食べ物や飲み物を誤って気管に入れ、肺炎を引き起こすのです。

飲み込む力を維持するため、私は舌の根元を動かす「カ」、舌先を使う「タ」、唇を動かす「パ」を発音する「パタカ」運動、舌を出して唾液を飲み込む「ベロ出しごっくん」、あお向けになって首を少し上げて足先を見る舌骨上筋を鍛える運動を続けています。

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