団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

夫との旅行はお断り

2024-04-30 08:53:59 | 社会・経済

80歳の男性は4月下旬、石川県・加賀温泉に一泊旅行をしてきました。北陸応援割で国の助成があり、半額の宿泊代ですんだそうです。

「知人の男性が北陸応援割に応募したら、2人分が当選したのです。それで一緒に行かないか、と誘われて」出かけたといいます。男性は「2人分ならば、奥さんと行ったらと勧めたのだが、奥さんが行かへんと言ったそうです。それで私にお鉢が回ってきたわけで。それにしても嫁はんはなんで断ったやろ」と私に尋ねます。

「旦那さんと旅行したら、夫の世話をしなければならず、家にいるのと同じになってしまうでしょう。酒頼んで、ご飯よそって、と言われたら、旅行が楽しめないからではないですか」と答えました。奥さんが旅行に一緒に行きたい人は気の合う女友だちか、娘というアンケート結果もあります。

私のカミさんも私との旅行はお断りです。私は旅行プランをきちんと立て、その予定に従って行動するのが好きですが、カミさんは行きあたりばったりでハプニングがある旅が好みです。私は各駅停車で車窓からの風景をゆっくり見るのが楽しみですが、カミさんは目的地にいち早く着くよう特急や飛行機で行くのが好きです。

新婚旅行を除くと、夫婦二人で旅行したことはまったくと言ってよいほどありません。それでも夫婦仲はさほど悪くはありません。みんな違ってみんなよい、と受け止めています。

大型連休で5月2日から4日まで整骨院を休みます。1日は定休日ですので4連休です。それでブログもしばらく休みます。

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逆流性食道炎を防ぐ運動に取り組みます

2024-04-29 09:04:28 | 健康・病気

タケちゃんはパレット食道と診断されています。逆流性食道炎によって胃と食道の境に慢性的な炎症が生じるため、そこの粘膜(扁平上皮)が胃の粘膜と同じ円柱上皮に置き換わってしまう症状です。

パレット食道は食道がんの発生リスクを高めるとされるので、胃液を抑える薬を服用しています。

週刊文春(4月18日号)の「胃を守る7つの最強法則」に「腹筋と腹式呼吸で胃酸の逆流を防ぐ」がありました。パレット食道の原因となる逆流性食道炎を改善する腹筋運動と腹式呼吸が紹介されていました。

腹筋を鍛えるのはレッグレイズです。仰向けに寝て膝を伸ばしたまま足先を床から10センチほど浮かします。この姿勢で10秒間キープし、これを3回。朝夜の1日2回が目安といいます。

腹式呼吸は鼻から息を吸い、下腹部に空気を送り込むイメージです。そのあと、口からゆっくりと息を吐きます。最初は1日5回から始め、慣れてきたら10~20回続けるのが推奨されています。

レッグレイズも腹式呼吸も普段から行っていますが、心して取り組むようにします。

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筋力の低下から腱板損傷が発症

2024-04-26 09:18:45 | 健康・病気

80歳になったばかりの男性は右肩の付け根が痛いと言って来られました。右肩は90度くらい上げると痛むといいます。

上腕の大結節部を押すと疼痛を訴えます。回旋筋腱板の棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋を軽く押圧すると痛みを発症します。

肩を打ったり、無理な動作をしたりしたことはなく、ある日から急に痛みが出てきたといいます。「何もしたことはなく、突然痛み出した」と話します。

腱板損傷の徒手検査であるドロップ・アーム・サイン、インピンジーメント・テストをすると、いずれも痛みは起こらず、陰性です。でも、症状は腱板損傷なのです。

私が柔道整復師専門学校で習った十数年前の教科書では腱板損傷の原因は打撲、使い過ぎ(オーバーユース)でしたが、ネットで確認したら、近年は「加齢による筋力低下」が加わっていました。

高齢者の場合、運動らしい運動をしていないと、1年間で10%の筋力が落ちたというデータもあります。筋力の低下で腱板損傷を発症したと評価しました。

男性にも、回旋筋腱板を鍛えるため、左腕を横に上げて10秒間維持する等尺性運動を3セット、朝晩行うように伝えました。

 

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仰向けに寝ていて左腕をちょっと動かしたらクキッ

2024-04-25 09:08:29 | 健康・病気

80代前半の女性が「仰向けに寝ていて左腕を外側にちょっと動かしたらクキッといって左肩が横までしか上がらなくなった」と訪れました。左腕を外転してもらうと90度の高さがやっと、それ以上は上がりません。

痛みがひどいのは左肩の大結節あたりといいます。押すと圧痛を訴えます。肩を外転させる棘上筋を軽く押すと、痛みがあります。大結節付近が夜間痛むといい、湿布薬を貼って寝ているそうです。

八十肩ならば、棘上筋の押圧でもっと痛むはずです。三角筋の大結節あたりが痛むのは肩腱板損傷です。発生する原因は肩の打撲や過多の投球動作などの肩の使いすぎです。患部に腫れも炎症もありませんが、症状から見て腱板損傷です。

女性に尋ねると、打撲したことも使いすぎもないといいます。「寝ていて毛布を外に少し出そうとして左腕をちょっと動かしただけで、毛布には手がかかっていなかった」と答えます。

腱板を構成する棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋(回旋筋腱板)を緩めると、肩の動きがよくなり、痛みも改善します。

回旋筋腱板を鍛えるため、左腕を横に上げて10秒間維持する等尺性運動を3セット、朝晩行うように伝えました。風呂上りが最も効果的なのでお勧めといいました。そんな動作で腱板損傷が起こるのだろうかと思いましたが、今度は同じ症状の男性が来られました。そのことは次回に。

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緑内障は早期発見が非常に大切です

2024-04-23 09:21:35 | 健康・病気

私と同じ1970年入社の同期生だった男性から電話がありました。よもやま話をしていると、男性は最近の体の不具合について話しました。緑内障の治療を受けていたことは知っていましたが、だんだん悪化して右眼の左半分が見えなくなったと打ち明けます。

左眼は正常に見えるのでものを見るのには支障がないといいます。車の運転はしていないそうですから、私は「自転車に乗って右側から飛び出しがあると、左眼の視野に入るまで気が付かないので、ブレーキをかけるのが遅れる恐れがあるから気を付けて」と伝えました。

緑内障は眼圧が上がり、視神経が障害される病気ですが、眼圧が正常でも発症する場合があります。日本人の40歳以上の有病率が5%で、20人に1人が発症する計算です。失明する恐れが大きい怖い病気です。

緑内障を完治する薬はありませんが、進行を抑える薬はあります。早期発見が非常に大切です。緑内障になっているかどうかのセルフチェックは簡単です。左眼をつぶり、右眼の前に手の人差し指を立て、左右上下に位置を移し、欠けているところがないかを点検します。人差し指が見えない個所があれば、緑内障が発症しています。続いて右眼をつぶり、左眼で同じことします。

私は月に1回はエアロバイクをこぎながら、緑内障チェックをしています。

 

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