80代の女性は娘2人、息子1人との親子関係の修復を願っていますが、子ども側の反発が強く、願いはかなえられない状況が続いています。
その原因をつくったのは十数年前に72歳で亡くなった夫でした。運送業をしていた夫はふだんは優しい人でしたが、酒を飲むと激しい性格に変わりました。子どもが自分の言うことを聞かないと激怒しました。
冬の寒い夜、子どもたち3人を裸にしてホースの水をかけてせっかんしたこともありました。女性は子ども3人を連れて逃げ出したこともありましたが、結局夫のもとに子どもたちを連れて戻りました。
夫のせっかんを止めようとしなかった女性に、夫の死後、子どもたちの恨みが集中したようです。女性が子どものところに電話してもすぐ切られ、そのうち電話にも出なくなりました。訪ねて行っても玄関のドアを開けてくれません。
高齢になり、一人暮らしをしている女性は何とか親子関係を修復したいと思っていますが、親子関係は壊れたままです。
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