団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

「ベッドから起き上がれるようになった」

2019-07-30 09:39:55 | 健康・病気

70代後半の女性は自宅で転倒し、大腿骨頸部骨折を起こし、4か月の入院生活を送ってから、足腰がめっきり弱ってしまいました。ベッドから起き上がることができません。ベッドに腰を掛けて一人で立ち上がることもできません。

転倒するのが怖いため、夫に手を引かれ、杖をついて、私の整骨院を訪れました。歩くのに必要なのは下半身の筋肉です。とはいえ、これまで運動らしい運動をしたことがありません。重い負荷をかける運動はできません。

そこで、四頭筋運動器に片脚4.7キロの重りをつけ、脚を伸ばして10秒間維持する等尺性運動をしてもらいました。少しずつ筋力がついてきたら、その回数を2回、3回、5回と増やしました。足の指の力をアップさせるため、指を握るグー、指を開くパーをするグーパー運動を3回から始めました。

1週間ほどで、一人で杖をついて訪れることができるようになりました。等尺性運動の回数を10回に増やしました。そのうえで、立ったまま、四頭筋運動器の手すりにつかまっての腕立て伏せ、エアロバイクのサドルに手を当てて、つま先を上げた後、爪先立ちをしてからのかかと落とし、ベッドで膝を立てて体を起こす腹筋を加えました。

さらに1週間がたつと、体を起こし、左腕で支えながら、起き上がることができました。「うれしい、ベッドから起き上がれるようになった」と女性は喜びました。ベッドに腰かけて両手を膝に当てて体重を前にかけるように起きる方法を伝えますと、一人で立ち上がれるようになりました。

目に見える成果が出たからでしょう、女性は熱心にリハビリ運動に取り組んでいます。

 

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「やだー」の一言で勝野洋をゲットしたキャシ―中島

2019-07-29 11:26:03 | 健康・病気

きれいで賢い女性に狙われたら、男性は落とされるしか術はないのかもしれません。芸能界きってのおしどり夫婦といわれる勝野洋さん(69)とキャシー中島さん(67)。阿川佐和子さんが司会する「サワコの朝」(20日放送)で、キャシーさんが勝野さんと結婚したいと思い、その望みをかなえた道筋を話していました。

キャシーさんは19歳で結婚したものの、20歳で離婚しました。次の相手は「まじめで生涯添い遂げられる男性」と考えました。当時、テレビドラマ「姿三四郎」に主演していた勝野さんが求めていた男性と思いました。

勝野さんがよく行く店を聞いて、毎日のようにその店に通ったそうです。一か月後、勝野さんが仲間と一緒に来店しました。モデルとして活躍していたキャシーさんが一人で来ているのを見たグループの一人が「一緒に飲みませんか」と声をかけました。

この機会を待ち望んでいたキャシーさんは「お酒は強いのですが、酔っていけないと控えました」。仲間たちは一人減り、二人減りとなり、勝野さんと二人になりました。タクシーで一緒に帰ることになり、キャシーさんは「かわいい猫が二匹いるのだけれど、私の家に見に来ませんか」と声をかけました。酩酊状態の勝野さんは「行く」と答えました。

キャシーさんの家に「勝野さんを引きずるように運び入れ、そのままベッドに」。翌朝、目覚めた勝野さんは「俺、何かした?」。キャシーさんは「あったというとウソをつくことになるし、ないと言えば、これで終わってしまう」と考え、「やだ―」と答えました。

勝野さんは「責任を取らなくては」と結婚を決めたそうです。

 

 

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カエルのような格好で、よく寝られるなあ

2019-07-26 10:13:55 | 健康・病気

保育園で2歳児のうつぶせ寝の見守り補助のボランティアを始めて8か月になりました。うつぶせ寝で呼吸困難になったり、場合によっては窒息死したりする恐れがあるため、10分間に1回、ひとり一人を見回って、きちんと呼吸ができているかどうかを確認します。

そんな幼児の寝方を見ていると、その姿はさまざまです。大の字に寝る子もおれば、横向きに寝る子もいるし、体を丸めて寝る子もいます。

こんな格好でよく寝られるな、と思うのが、カエルの足のように両足を曲げ、膝を立てて、うつぶせになり、顔を横向きにする子がかなりいることです。

ネットで調べたら、土下座のポーズとも、スフィンクス型ともいうそうです。うずくまって膝をついてお祈りするようなポーズです。大人でも、こんな姿で寝る人がおり、不眠症や眠りの浅い人にみられるといいます。

私は、子宮の中で胎児は膝を曲げていますから、その影響でカエル型になるのか、と考えていました。児童心理学者によると、まだ遊びたかったり、寝たくないという気持ちの表れで、赤ちゃん帰りの一環とされていますから、私の考えも全くは外れていないのかな、と感じました。

それにしても、カエル型の子どもたちは実にすやすやと気持ちよさそうに寝ています。

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ネズミに噛まれたら

2019-07-25 10:39:12 | 健康・病気

飲食店を営んでいる40代半ばの男性にとって、ネズミは大敵です。食品衛生上の問題はもちろん、店内にネズミが出たら、お客さんの足が遠のき、経営上のダメージを受けます。このため、ネズミの駆除薬を定期的にまいていますが、周辺で生息しているネズミが侵入してくることを完璧に防ぐことはできません。

そんな一匹が仕事が一段落した午後9時過ぎ、入り口のドアから入り込んできました。男性はすぐに安全靴で踏みつけました。死んだと思い、ポリ袋に入れようとしたら、左手を噛まれたといいます。死んでいなかったのです。もう一回、踏みつけ、往生してもらいました。

ネズミに噛まれると、鼠咬(そこう)症になる恐れがあります。多いのがモニリホルムレンサ桿菌感染症といい、3~5日の潜伏期間のあと、悪寒、発熱、頭痛、嘔吐、筋肉痛などの症状が出ます。また、スピリルム感染症は、数日間の潜伏期間のあと、リンパ節腫脹と発熱、黒色の発疹が起こります。黒色の発疹は、噛まれたところから徐々に広がります。

怖いのは、感染した後、肺炎、肝炎などの症状が起こり、重篤な場合、死亡する恐れがあります。また、アナフィラキーショックを発症し、呼吸困難になったら、すぐに救急病院に行かなければなりません。

男性は流水で噛まれたところを洗い流し、翌日、行きつけの医院を受診しました。抗生物質の投与を受け、5日分の抗生物質の薬を処方されました。数日たっても、鼠咬症の症状は出なかったので、「一安心です。ネズミに噛まれたら、大変なことがよくわかりました」と話していました。

 

 

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富士山の雲が切れるのを待って1時間半

2019-07-23 11:33:32 | 健康・病気

70代半ばの男性は旅行好きです。かねてから、歌川(安藤)広重の東海道五十三次にある「由井・薩夕嶺」の富士山を見に行きたいと思っていました。

やはり旅行好きの60代の男性から誘われ、静岡県由比町の薩夕(さった)峠の富士山を見に行くことになりました。広重が描いた富士山の風景が最も残っているところで「由井・薩夕嶺」と同じ構図を仰ぎ見ることができます。

友人の運転する乗用車で現地に着いたところ、あいにく厚い雲に覆われ、富士山は見えません。カメラを構えた先客二人の男性がいましたので、尋ねると、一時間前からシャッターチャンスを待っているそうです。

「そのうち、雲が切れるから」と言われたので、三脚にカメラを据えましたが、いっこうに晴れ間は見えません。男性は近くを散歩したりして待つこと一時間半。雲が切れ、頭をのぞかせた富士山を撮影することができました。

「念願の薩夕峠の富士山を撮ることができました。私たちは1時間半の待ちでしたが、先客の男性は2時間半待ちですから、その熱意には頭が下がります」

この話を聞いて思い出したのが、写真家の入江泰吉さん(故人)の写真にかける想いです。奈良・西ノ京にある薬師寺の東塔の撮影に同行した先輩記者は、カメラを構えていっこうにシャッターを押さない入江さんを見ていました。一日粘って写真を撮らなかった入江さんにその理由を尋ねました。入江さんは「あの雲が東塔にもう少し近づいたら、と思ったのだが」と答えたそうです。

 

 

 

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