団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

新幹線事件の被害者は、自慢の息子でした

2018-08-31 09:38:35 | 健康・病気

新幹線事件で60か所も刺されながら、自らの命を犠牲に刃物を振り回す男から2人の女性の命を守った梅田耕太郎さん(享年38歳)は、大学の同期生の息子と知り、その不運に言葉を失いました。

高校、大学の同期生のN君は、耕太郎さんの父と大学で同じゼミナールでした。N君の話では、ゼミ仲間で梅田君を慰めようという話が持ち上がりましたが、ご本人が体調を崩しているうえ、「慰めようがない」ことから、実現できていないといいます。

耕太郎さんは長男で、神奈川県の名門私立の栄光学園中・高校から東京大工学部に進学しました。大学時代はテニスサークルで活躍したスポーツマンでした。姉も東大卒で、優秀な姉弟と近所でも評判でした。

梅田君と私はクラスもゼミも別々でしたが、共通の趣味である麻雀で、雀荘で顔見知りの、いわゆる雀友でした。とはいえ、一緒に打った覚えはなく、会えば、あいさつする程度でした。ただ、大学で新聞社に就職したものは数えるほどでしたから、彼が日本経済新聞に入ったことは知っていました。

私が卒業した大学は、いわゆる国立二期校で、一期校を落ちた受験生が入るところでした。梅田君も東京大を落ち、1年浪人したものの、希望はかなわず、二期校に進学しました。それだけに、姉弟が自分の希望だった東京大に入り、さぞ自慢の息子、娘だったことでしょう。

N君によると、梅田君は事件の前から体調が思わしくなかったそうです。梅田君の体調の快復を祈るばかりです。

 

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新幹線殺傷事件の被害者が友人の息子さんとは!

2018-08-30 10:37:24 | 健康・病気

新幹線の車内で刃物を振り回す若い男から乗客の女性2人の命を守ったあと、犯人ともみあいになり、60か所を刺され失血死した男性のことは、テレビや新聞の報道で知っていました。自らの命を犠牲にしてまで、犯人に襲われた女性2人を助けた男性の行動に「なんと正義感の強い人なんだろう」と思う一方、「刃物を振り回す犯人に素手で立ち向かうなんて」とも感じました。

私なら、まず逃げる、車掌に通報する傍ら、得物になるものを手にして、犯人を制圧しようという男性たちと協力して、犯人を追い詰めて、身柄を確保する、という行動が取れるどうか。そのまま逃げてしまったかもしれません。そうなると、なたやナイフを振り回す犯人により、2人の女性は助からなかったかもしれません。

その後、週刊現代の記事などを掲載したオンラインの現代ビジネスに、6月9日に発生した「新幹線殺傷事件」の続報を掲載した記事が載りました。亡くなった男性は、外資系の化学メーカーに勤める梅田耕太郎さん(享年38歳)と知りました。

東京大工学部を卒業したあと、東京大大学院新領域創成科学研究科でプラズマ核融合の研究をしていたといいます。その記事に「梅田さんの父は日本経済新聞社の元取締役で東京本社広告局長を勤めた」とありました。

日本経済新聞社で「梅田」という名前で元取締役だったら、大学で同期生の梅田君の息子さん?と思い、ネットで検索しましたが、梅田さんの父の名前や出身大学はわかりませんでした。

それが東京の実家に帰省したとき、高校の同期生6人が集まり、暑気払いの会食をしました。うち1人が高校も大学も同期生のN君でした。

N君は会うなり「新幹線の事件で亡くなったのは梅田君の息子だよ」と言いました。「父親が日経新聞の広告局長だったと聞いて、梅田君の息子さんかと心配していたが、やはりそうでしたか」と私はつぶやきました。それにしても、なんという不幸な出来事が同期の友人を襲うとは。私は言葉を失いました。

 

 

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ソックスエイドをつくってみました

2018-08-28 09:24:42 | 健康・病気

「体が不自由な方の生活のための自助具-靴下を履くのに便利な道具を作ってみませんかー」というテーマで、大阪市立十三市民病院で開かれた健康セミナーに参加しました。

講師は、同病院の作業療法士、松田大作さん。挑戦したのは、靴下を履くのに役立つソックスエイドです。材料はやや硬めの透明なプラスチック板と荷造り用のビニールひも、型紙から書き写すサインペン、それにハサミと孔を空けるパンチ。

ソックスエイドは、脳こうそくなどで手足が不自由になった人の自助具で、丸めたエイドに靴下を入れ、足先をそこに突っ込んで、エイドのひもを引っ張り上げると、靴下が履ける構造になっています。

インターネットで掲示されていた型紙をもとにプラスチック板の上にサインペンでなぞります。孔のところも書き込みます。ハサミで切り抜きます。孔はパンチで開けます。

切ったところがギザギザになっていたり、とがったところがあったりすると、足に傷ができたり、靴下が破けたりするので、ラインがなだらかになるようにハサミで調整しました。「自宅で実際につくるときは、紙やすりでデコボコを取った方がよいです」と松田さん。

自分でつくったソックスエイドで靴下を履いてみました。するっとはいきませんでしたが、なんとか履けました。

松田さんの話では、市販されているソックスエイドは2700円。自分でこしらえたら数十円でできます。ちなみに自助具の足の爪切り道具は2万9800円もするそうです。注文製造になるうえ、需要が多くないからだといいます。

できれば、自助具を使用しないで、人生が終わればよいのですが、それは神のみぞ知ることですから、私としては大病や大けがをしないよう心がけるだけです。

 

 

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入浴しなかったら、腰痛になりました

2018-08-27 09:25:34 | 健康・病気

両親の墓参りなどで東京の実家に戻った5日間、高校時代の友人らとの飲み会があり、入浴しませんでした。血圧がやや高いこともあり、飲酒後の入浴は控え、翌朝、シャワーで体を洗いました。

ところが、3日目あたりから腰に張りと痛みが出てきました。腰痛体操や腰のストレッチをしましたが、なかなか改善しません。居酒屋で飲食しているときは、あぐらをかいて座っていますから、腰に良いわけはありません。それにしても、この張りはどうして、と考えたら、ここ2日間、風呂に入っていないことに気が付きました。

「シャワーですませていたことが原因か」と思い至りました。入浴して5分以上、体を温めると、痛みと疲れが取れるとされます。10分以上の入浴は毛細血管の流れが途絶えてしまったゴースト血管の復活につながるといわれます。

そこで、自宅にいるときは、体を洗ったあと、足先から頸までのマッサージをしながら、10分以上風呂に入っていました。それが、飲み会が続いたこともあり、朝のシャワーですませていたのです。

帰阪した5日目の夜、洗髪し、体を洗ったあと、いつもより長めに、10分はかなり超えた時間、風呂につかりました。

翌朝、腰の張りと痛みがかなり改善していました。お風呂の効用を身を持って実感しました。

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膝痛の予防には膝周りの筋肉を鍛えなくては!

2018-08-20 09:31:37 | 健康・病気

右脚を引きずりながら50代の男性が訪れました。右膝の内側に耐えられないほどの痛みが突然起こったといいます。仕事は長時間、立ちっぱなしで、これまでにも右膝に痛みを感じることはあったが、これほどの激痛はなかったといいます。

触診しますと、右膝の内側の親指の先ほどのところに圧痛がありますが、そこ以外には痛みはありません。腫脹も内出血もありません。膝が痛む原因には、半月板や靭帯の損傷がありますが、半月板や靭帯の損傷をみる徒手検査をしてみても、異状は見られません。

立ち仕事で筋硬結が発症し、神経を圧迫して痛みを起こしている可能性があるのでは、と考えて、患部をホットパックで温めたあと、周辺の筋肉を手技で緩めました。そのうえで低周波治療器をあてました。低周波で痛みを軽減しするとともに、筋肉をリリースする治療器です。

男性は「痛くなくなった」と話し、院内を歩きましたが、「痛みは全然ない」と言いました。どうやら、筋硬結が神経を圧迫していたようです。

立ち仕事が続けば、また発症する恐れがあります。そこで、膝周りの筋肉、とくに大腿四頭筋を鍛える運動を伝えました。痛くない範囲で、スクワットをすることも。

ただ、膝痛には軟骨のすり減りがありるうえ、徒手検査ではわからない半月板や靭帯の損傷がある恐れがあることから、整形外科の受診を勧めました。

両親の墓参りなどで東京の実家に行きます。ブログはしばらく休みます。

 

 

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