団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

存命の喜び 日々に楽しまざらんや

2021-05-31 11:30:01 | 健康・病気

初任地の高松支局で一緒に働いた友人の男性から電話があり、当時の同人のみなさんの近況が話題になりました。私が赴任した1970年には支局長以下15人が勤務していましたが、その半数以上の8人がすでに亡くなっていました。あれから51年がたつのですから、不思議ではないのかもしれませんが、その多さに改めて驚きました。

後日、友人からメールが届きました。「訃報を聞いて、昔話をしようと思うても、叶わぬなあと嘆息しました。徒然草にある『存命の喜び、日々に楽しまざらんや』に尽きるなあ」

この言葉を私は知らなかったので、ネットで調べました。徒然草の93段にあり、「人、死を憎まば、生を愛すべし」に続く文章でした。「人は死を憎むものですが、それならば生を愛すべきです。いま、ここに生きている喜びを楽しまなければならない」の訳がついていました。

先達が到達した考えは変わらないな、と感じました。別の友人の男性からは、大伴旅人の短歌「生ける者 ついには死ぬるものにあれば この世なる間(ま)は 楽しくをあらな」を教えてもらいました。

新藤兼人監督は色紙にサインを求められると「生きている限り 生き抜きたい」と添えました。私も「楽しく生き抜きたい」を心がけます。

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運動は第二のインスリン

2021-05-28 11:27:21 | 健康・病気

運動は糖尿病の予防・改善にも効果があります。筋肉から分泌されるホルモンを研究している首都大学東京大学院人間科学研究所の藤井宣晴教授によると、筋肉細胞にあるAMP(アデノシン1リン酸)キナーゼという酵素が糖を取り込んでいることがわかったといいます。

体の中のATP(アデノシン3リン酸)がADP(アデノシン2リン酸)に変わる時にエネルギーを出します。このエネルギーが筋肉を動かします。ADPもエネルギーを放出してAMPに変わります。AMPが増えると、AMPキナーゼが活性化し、血液中の糖を取り込み、低下したATPのエネルギーを補充します。

AMPキナーゼが第二のインスリンと呼ばれるゆえんです。

米国では「Exercise is medicine」といわれています。文字通り「運動は薬」なのです。

藤井教授は筋肉から分泌されるマイオカインの研究に取り組んでいます。マイオカインは分泌されるホルモンの総称で、現在のところ20種類以上あるとされています。藤井教授のグループは10種類以上を発見しています。

運動ががんの抑制、アルツハイマー病の予防、うつや不安の抑制、免疫機能の向上などの効果があることがわかっています。藤井教授のグループの研究が進めば、そのメカニズムが解明されるのではと期待されています。

 

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運動は天然の鎮痛薬です

2021-05-27 11:22:49 | 健康・病気

慢性痛の専門医である愛知医科大の牛田享宏教授が「運動は天然の鎮痛薬です。1日5分は筋肉を動かしましょう」と呼びかけています。

NHKラジオの健康ライフ「なんとかしたい! 4000万人の慢性痛」の中で話していました。運動をすると筋肉の柔軟性が増すうえ、脳からエンドルフィン、カンノビノイドという鎮痛効果があるホルモンが分泌されます。

さらに、筋肉から筋肉作動物質のマイオカインが分泌され、鎮痛薬となるといいます。牛田教授は1日20分のウォーキングなどの有酸素運動、それに週2~3回の筋トレを勧めています

牛田教授は「運動には副作用がありません。安静にしていると、1日に筋肉は0.5~1%減るといわれます。運動すれば、筋肉がつき、関節も動かしやすくなります」と話しています。

私は自転車通勤という有酸素運動を毎日40分、2.5キロのダンベルを両手に持ってのスクワット30回、腹筋50回、バランスボールを使った腹・背筋、レッグエクステンションで大腿四頭筋などの運動に取り組んでいます。

今のところ、肩腰などの慢性痛はありません。

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私もCOPDの可能性が高いと出ました!

2021-05-25 10:32:51 | 健康・病気

喫煙が原因で酸素と二酸化炭素を交換する肺胞が溶けてしまうCOPD(慢性閉そく症肺疾患)。NHKテレビのガッテン(5月19日放送)でCOPDをチェックリストが提示されましたので、やってみました。

①現在の年齢は 40~49歳0点 50~59歳1点 60~69歳2点 70歳~3点(私は3点)

②かぜを引いていないのに、たんがからんでせきをすることがある 

 いつも・ほとんどいつも・ときどき1点 まれに・ほとんどない0点(私は0点)

③走ったり、重い荷物を運んだとき、同世代の人と比べて息切れしやすい

 はい1点 いいえ0点(私は0点)

④この1年間で走ったり、重い荷物を運んだとlき、ゼイゼイやヒューヒューを感じることがある?

 いつも2点 ほとんどいつも1点 ときどき・まれに・ほとんどない0点(私は0点)

⑤これまでたばこをどれくらい吸った(1日の平均本数×喫煙年数。私は1日20本を20歳から33歳までの14年間吸ったので280本)

 吸わない0点 1~399本1点 400~999本2点 1000本以上3点(私は1点)

4点以上はCOPDの可能性が高いので呼吸機能検査を受けるよう勧めています。私は毎年3月、人間ドックで呼吸機能検査を受けています。

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「繁華街の居酒屋は若い人たちでいっぱい」

2021-05-24 09:16:46 | 健康・病気

東京の友人の男性から電話があり、「上野、新宿などの繁華街の居酒屋は若い人たちでいっぱい。マスクを外して、飲んだり食べたり、大声で話したりしています。コロナ禍は収まりそうにありません」。

そのうえで「人間には二つのタイプがあると思う。緊急事態宣言で居酒屋には休業要請が出ているというのに、新型コロナウイルスを怖がらずに飲み食いする人たちと、私のように宣言を守って居酒屋には足を向けないタイプと」。

私は「大阪でもキタやミナミの居酒屋も若い人たちでにぎわっているそうです。若い人たちはコロナにかかっても軽く済むと考えているのでしょうか」と返しました。

人のレッテル張りをするのは私は嫌いなのですが、現状を見ると、世の中にはコロナ対策を守らない人たちと守る人たちがいることを否定できません。守らない人たちが感染を拡大しているということも。

大関朝乃山関が相撲協会のガイドラインを守らずにキャバクラに出かけたように繁華街の魅力は強いようです。朝乃山関は「クビになるかも」ともらしています。

古稀を過ぎた私はコロナに感染したら、重症化するのは避けられませんから、当然「守る組」です。

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