団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

シニア起業家の55%が赤字経営

2020-02-28 09:32:38 | 健康・病気

シニア起業家が増えています。日経ビジネスの「長生きという憂鬱~人生100年時代の正しい老後設計」のシニア企業家を読んでいたら、世界の経営学者が実施している「グローバル・アントプレナーシップ(起業家精神)・モニター調査結果」が載っていました。

それによると、日本のシニア起業家(55歳~64歳)は2015年時点で約63万人で、10年前の約37万人から1.7倍に増えていました。シニア人口に占めるシニア起業家の割合も4%と10年前から倍増していました。

シニア企業の厳しさにも触れていました。日本政策金融公庫総合研究所の2019年版の新規開業白書によると、全国の起業家1600人が回答した現在の採算状況は60歳以上は55.6%が赤字基調でした。半分以上が赤字経営と答えていました。

40代の中堅の40.8%、39歳以下の若手の27.0%に比べて成功率が低いことがわかりました。

63歳で整骨院を始めた私も赤字経営です。家賃などの経費をまかなうのがやっとで、自分の給料は全く出ません。年金生活者なので、運営を続けられますが、「現役組」ならば、閉院が確実です。

シニア起業家の半数以上が赤字経営か、と思うと少しほっとする一方、「お金を稼ぐ」能力を身に着ける難しさを感じています。

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シニアの仕事選びには、新たに三つの視点を!

2020-02-27 09:31:31 | 健康・病気

「長生きという憂鬱~人生100年時代の正しい老後設計」(日経ビジネス)では、シニアの仕事選びの基準に、長年培ったスキルや知識、好き嫌い、得意不得意だけでなく、次の視点を加えるよう提案しています。

①なるべく個人で完結できる仕事を選ぶ(若い人に指図される抵抗感などを防止)

②なるべく技術革新の遅い仕事を選ぶ(周囲に迷惑をかけているという自責の念の防止)

③なるべく人の考えを読み解く作業が仕事を選ぶ(脳の劣化防止)

こうした三つの視点を考えて、私は定年後、整骨院を開業したわけではありません。だが、人を雇っていない一人院長ですから、受付から施療、施療費の受け取り、清掃から後片付けまで自分でしています。まさしく個人で完結しています。

手技の幅を広げるため、セミナーに参加していますが、技術革新が日進月歩で進む業界ではありません。患者さんに教えられることは多く、患者さんとの会話のやり取りは脳の活性化につながっていると日々感じています。

結果的にですが、私の仕事選びはそんなに間違っていなかったようです。

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シニアが仕事で幸せになれない五つの理由

2020-02-25 09:30:36 | 健康・病気

日経ビジネスの「長生きという憂鬱~人生100年時代の正しい老後設計」には、シニアが仕事で幸せになれない五つの理由が取り上げられています。

まず第一が、事故に巻き込まれる(起こしてしまう)ことです。高所から転落したり、機械の誤操作で負傷したりする死傷事故は、建設業や製造業などで「20分に一度」の割合で起こっているといわれます。

二番目が、自分より年下の若い人からの指図に抵抗感を覚えることです。

三番目は、自分が仕事の足を引っ張っているという自責の念に駆られることです。

四番目が、技術革新が進んでおり、仕事を覚えられないことです。

五番目は、単純で刺激の少ない業務が退屈になることです。

こうした五つの理由をみると、交通誘導員の仕事は、危険性はあるものの、「20分に一度」の死傷事故が起こる可能性はずっと低いことでしょう。そのほかのことも、比較的抵抗が少ないように感じます。

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「交通誘導員ヨレヨレ日記」が70代に共感

2020-02-24 09:35:35 | 健康・病気

柏耕一さん(73)が書いた「交通誘導員ヨレヨレ日記」(三五館シンシャ)が70代を中心に売れています。柏さんは週5日前後、東京都や千葉県などで現場に出ています。夏は暑く、冬は寒く、しかも立ちっぱなしの現場で感じた現場監督や作業員、同僚、通行人らとの触れ合いを描いています。

柏さんは雑誌記者や編集者を経て、35歳のとき、編集プロダクションを設立。300冊以上の出版に携わり、10万部以上のヒット作も多数出しました。だが、2000年代に入り、出版不況が本格化し、事業収入が落ち込む中、生来のギャンブル好きもたたり、約2500万円の税金を滞納し、プロダクションの精算に追い込まれました。

そのあげく選んだのが交通誘導員でした。人手不足なので、健康で日本語が話せれば、面接で落とされることはないといいます。柏さんの日当は9000円前後、家族とともに何とか暮らしていけるそうです。

私も定年後、雇用保険の受給条件なので、月1回、職業安定所で職探しをしましたが、60代以上になると、交通誘導員か清掃員の仕事しかありませんでした。

本は5万5000部以上も売れ、出版社は「著者の生活と地続きな現場を描いたことが同世代の共感を広げたのでは」と話しています。

シニアの仕事として交通誘導員は向いているとの指摘もあります。そのことは次回に。

 

 

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1年1ヶ月の介護支援活動で4300円が振り込まれました

2020-02-21 09:36:31 | 健康・病気

一昨年12月から去年12月まで1年1ヶ月、保育園で幼児の昼寝見守り補助をしていた介護予防ポイント事業の交付金4300円が21日、大阪市から私の口座に振り込まれました。2歳児がうつぶせ寝による事故が起こらないよう10分間に1回、見守ることを保育士の先生と一緒に行っています。

毎週月曜日、近くの保育園で、整骨院が休憩時間の午後2時ごろから1時間、見守り作業をしています。保育園は春・夏・冬休みがあり、月曜日は連休になることもあり、13か月で43日通ったことになります。

30分以上2時間まで1ポイントがつき、100円が支払われます。上限は80ポイント8000円です。

ところで、私は介護予防ポイント事業はボランティア活動と思っていました。あいた時間を利用して保育園で奉仕活動をすると受け止めていました。

ところが、去年12月、介護予防ポイント事業の活動登録者交流会に参加して、この事業が私たち高齢者が要介護になるのを防ぐための事業であることがわかりました。ボランティア活動ではなかったのです。

高齢者が社会活動に参加することで健康寿命を少しでも延ばそうというものでした。「自分のための活動だったのだ」と考え直しました。

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