団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

和式のトイレでは、用が足せません

2015-08-31 10:18:02 | 健康・病気

グランフロント大阪北館で30日まで開かれた「トイレ? 行っトイレ! ボクらのうんちと地球のみらい」を見てきました。3歳の孫の男児のトイレトレーニングの参考に、と考えました。夏休みの自由研究で使える「自由研究シート」をもらえることもあり、小学生の男の子、女の子を連れた親子連れでにぎわっていました。

うんこの帽子をかぶって、でっかいトイレのすべり台をすべると、どのように処理されるかが、映像でわかるようになっていました。宇宙ロケットのトイレは、おしっことうんちが分別収集され、再利用される仕組みになっていました。

展示の中で驚いたのは、学校のトイレが「どちらかというと和式の方が多い」が46%、「すべてが和式」は12%もあったことです。過半数の小学校が「和式中心」でした。

現在の小学生の自宅のトイレは100%といってよいほど、洋式だと思います。しゃがんでする和式で育った子供たちはほぼゼロでしょう。学校のトイレは3K(きたない、くさい、くらい)といわれますが、とりわけ低学年の子どもたちは学校のトイレに行くのを我慢してしまう傾向が強いといいます。

柔道整復師の専門学校には、各階の男子用トイレには、洋式が3、和式が1ありました。和式を使う学生はほとんどなく、いつもあいていました。和式で育ったタケちゃんは、しゃがんでいたすことにまったく抵抗がないので、ゆっくり用を足すことができました。

トイレの洋式化には、お金がかかることはわかりますが、子どもたちが毎日、使うところです。子どもに我慢を強いるような和式を改め、洋式に変えるよう、教育委員会は予算を使ってほしい、と強く思いました。

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軽く押圧して腰椎すべり症になるとは!

2015-08-28 10:55:50 | 健康・病気

整骨院の院長仲間と定期的に会い、美味しいお酒と料理を楽しみながら、施療の技術や、心しておかなければならないことなどについて、意見を交換しています。8月下旬のある日、院長仲間ら3人と会食していて、話題になった出来事です。

柔道整復師に加えて鍼灸師の資格を持つ男性のAさんは、整形外科医院でリハビリを担当したことがあり、キャリアは豊富です。40代になったばかりで、施術者としては、最も活躍できる年代です。

ぎっくり腰で施療に訪れた70代の男性を、腰を中心に軽擦したあと、手を重ねて、背骨の上の脊柱起立筋を軽く押圧しました。突然、男性が「先生、下半身が動かんようになった」と伝えました。男性は、何回か、Aさんの整骨院を訪れて、施療を受けてきました。

整形外科医院で勤務したことがあるAさんは、症状から腰椎のすべり症を起こしたのではないか、と考えました。腰椎のすべり症は、腰の椎体間に変位が生じる病気で、上位椎体が下位椎体に対し、前方に転移するケースが多いといいます。馬尾神経の障害を起こし、下半身が動かなくなります。

Aさんは馬尾神経周辺の筋肉を緩め、少し動けるようになったことから、意見書を渡して、整形外科医を受診するように伝えました。後日、男性から、整形外科医から腰椎すべり症との診断を受けた、と聞きました。

「ほんの軽く上から押しただけで、すべり症が発症する患者さんがおられるとは思いませんでした」とAさん。「他山の石」として肝に銘じておきますが、同じ事態に遭遇したら、私も患者さんにすべり症を発症させるのではないか、と危惧しています。

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転倒したとき、手をつくと、大けがをしますよ

2015-08-27 09:47:39 | 健康・病気

30代の知人の男性はバスケットボールの練習試合をしていて、ボールを取ろうとジャンプしたとき、バランスを崩して転倒しました。思わず、左手を床についてしまいました。左肘に激痛が走りました。

左肘関節が後方脱臼し、橈骨頭が骨折したのです。すぐに病院に搬送され、緊急手術を受けました。脱臼は整復され、折れた橈骨頭はボルトで固定されました。十針縫い、4日間、入院し、左肘は2週間、ギプスで固定されました。

ギプスが取れてから、リハビリに励んでいます。手術から2か月以上になりますが、左肘は本来ならば、145度曲がらなければならないところ、110度しか曲がりません。それでも、最初は60度くらいしか曲がらなかったといいますから、リハビリの成果は出ています。

ところが、男性は「リハビリをちょっと怠ると、1昨日は110度曲がったのに、1日休んだら、100度しか曲がりません」と言います。関節が硬縮して動きにくくなるのです。「いつまで、リハビリを続ければ、元の左肘の動きに戻るのかが、わからないのがつらいです」とも話していました。

転倒したとき、手をつくと、その衝撃が肘関節を直撃すると、男性のように脱臼骨折を発症します。男性は若いので、腕の骨が丈夫なので、脱臼骨折になったようです。それが、骨が弱くなる高齢者の場合、手首の骨折、上腕の骨折に直結します。転倒したとき、手のひらをつくのではなく、柔道の受け身のように、腕で叩くように倒れると、骨折、脱臼は避けられるのですが‥。

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探しものはなくしたところから探すべきです

2015-08-25 10:07:58 | 健康・病気

朝、整骨院の周りを掃除していると、患者さんの80代の女性が浮かない顔をしています。「先生、昨夜、コンビニで保険証のコピーをして帰宅したところ、保健証がバッグの中にないのです。すぐに、コンビニに電話をしたのですが、店員さんから『見当たらない』と言われました。深夜まで、家のあちこちを探したのですが、見つかりません」と途方に暮れています。

同居する娘さんから「誰かが保険証を元にサラ金でお金を借りたら、大変なことになる。警察に行って、落し物として届けを出し、区役所で保険証を再発行してもらわなくては。私は仕事があるので、一緒に行けないけれど、お母さん、一人で、手続きができる?」と言われたというのです。

「警察に行って、次に区役所に出かけなくては、と考えるだけで、憂うつになります」と女性は打明けます。「もし保険証が盗られたとしても、同じ80代の女性がサラ金に借金に行かなければ、お金を貸してもらえないわけですから、犯行にすぐに使われることはありませんよ」と伝えました。そのうえで「コンビニの防犯カメラは鮮明に映りますから、そこで盗むような人は少ないと聞いています。コンビニのコピー機をもう一度探してはいかがですか」

約10分後、女性がビニールケースに入った保険証を手に持って、整骨院を訪れました。コピー機の奥のすき間に入っていたそうです。女性は、保険証のビニールケースは外してコピーをしたといいますから、女性が取り忘れた保険証をそばにあったビニールケースに入れて、誰かがコピー機に置いてくれたようです。それが、なぜか、奥のすき間に落ち、店員さんが探したときには見つからなかったといいます。

「ともかく、見つかって、良かったですね」と言いますと、女性は「保険証をどこになくしたか、わからなくなり、認知症になったのでは、と心配でした。ほっとしました」と安心した表情。

探しものは、なくしたところから探すと、案外出てくるものです。

 

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「人生が楽しい」を体に覚えてもらう難しさ

2015-08-24 09:49:23 | 健康・病気

教育において第一になすべきことは 道徳をおしえることではなく 人生が楽しいということを 体に覚え込ませてやることなのである 永井 均 「これがニーチェだから」

朝日新聞一面の「折々のことば」にありました。

そして、こう綴られていました。

生きることは楽しいという肯定感が底にないと、自分の人生をしかと肯定できない。 子どもには楽しい経験をまわりが与えつづけること。ルールを教えるのはその後だ。

3歳の孫の男児の世話をしてみて感じたのは、子どもは嫌なことはしないということでした。嫌いな絵柄のパンツを履かない。お風呂に入るのは嫌だ。歯磨きもしたくない。

よーく聞いてみると、それぞれには子どもらしい理由がありました。好きな絵柄のパンツは履きたい。熱いお風呂は嫌だが、ぬるい湯か、シャワーなら入ってもよい。イチゴ味の歯磨きペーストならば、自分で歯を磨く。

そこまで聴き込むのには時間がかかります。母親が退院したので、自宅マンションに送り届けようとしたら、マンション近くで座り込んで動きません。立ち上がらせると、マンションと反対方向のショッピングセンターに向かいます。

孫は子ども用のショッピングカートを押して、マヨネーズとケチャップ、ナスをカートに入れました。レジで購入して、自宅前に戻ったところ、また座り込みです。今度は、お母さんが出てきてくれたので、やっと、自宅に帰りました。

なぜ、座り込んだのか、何が嫌だったのか、はわかりません。人生が楽しいことを体に覚えこませることは、大変な作業です。

街中で、子どもの手を引っ張って連れ歩くお母さんをみて、かつては「無理に引っ張ることはないのに」と思いましたが、今は母親の気持ちがよくわかります。

 

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