団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

コチョウランが2回目の花をつけました

2012-06-30 09:32:10 | 日記・エッセイ・コラム

2010年11月の開院祝いにいただいたコチョウランが2回目の花を四つもつけました。専門学校で知り合った鍼灸師の女性が贈ってくれた鉢植えの花です。4本の茎から多数の花を咲かせていましたが、一輪、一輪と花が落ちていきました。それでも、この春まで1年数カ月にわたって花をつけていました。

窓辺のガラスケースに置いて、表面の水苔が乾いたら水をやっている程度で、取り立てての手入れはしていません。肥料もあげていません。ネットで2回目のコチョウランを咲かせる方法を調べたら、花茎は下から2、3節を残して切るように書かれていましたので、花のすべてが落ちてしまった3本の花茎を下から2節を残して切りました。

残る1本は4月まで花を一輪つけており、その後、花が落ちました。コチョウランは1年間に蓄えた力を目いっぱい使って開花するので、もう一度開花させるのは残った力を使い果たすことになるといいます。下から2節残して切ると、そこから花茎が伸びてくるとあります。

ところが、残る1本の花茎の一つ下から茎が伸びてきました。20センチほど伸びたところで、つぼみを四つつけました。つぼみは少しずつ膨らみ、6月中旬に一つが開花したのに続いて下旬までに四輪が花を咲かせました。花の大きさが少し小ぶりになりましたが、あでやかさは変わりません。30日朝、もう一つの花芽が出てきました。ところで、2節残して切った花茎は何の変化もありません。

でも、コチョウランの花を1年8カ月も見ることができるとは喜びです。

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銀行によって振込手数料は違うんだ!

2012-06-29 09:41:17 | 社会・経済

キネシオテープなどの代金9120円を、三菱東京UFJ銀行塚本支店の自分の口座から、取引先の同銀行高槻支店に振り込んだ利用明細を見ると、振込手数料は無料でした。ATMコーナーの男性係員に尋ねると「当行では、本支店間のキャッシュカードによる振り込みはだいぶ前から無料です」とのこと。銀行の本支店間のATMによる振り込みは有料とばかり思っていただけに、三菱東京UFJ銀行の無料サービスはうれしい驚きでした。

ネットで調べると、キャッシュカードによる本支店間の振り込みが無料なのは三菱東京UFJ銀行だけのようです。同銀行では2006年5月から無料化したとのことです。整骨院を開院する際、近くの三井住友銀行に口座を開設した際、キャッシュカードによる本支店間の振り込みは手数料105円とありました。銀行は「護送船団方式」が長年続いてきましたので、どの銀行でも同一手数料と思い込んでいました。

それで、家賃・共益費の大家さんへの振込先の口座が三菱東京UFJ銀行塚本支店でしたので、整骨院の口座もそこに開設しました。1回105円の振込手数料がもったいないと考えたからです。

ネットで、各銀行の振込手数料を見ていたら、三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行は他の銀行のキャッシュカードで振り込みができることがわかりました。しかも、他の銀行からそれぞれの銀行に振り込むときの手数料よりも安いことも発見しました。

マンションの給湯器が故障し、新品と取り換えたため、業者に13万6920円を支払う必要が出てきました。私のマンション関係の取引口座は池田泉州銀行です。業者の口座は三井住友銀行です。池田泉州銀行から三井住友銀行に振り込むと、振込手数料525円にATM利用手数料105円の計630円かかります。ところが、三井住友銀行のATMで、池田泉州銀行のキャッシュカードで振り込むと、振込手数料210円にATM利用手数料105円の計315円です。差し引き315円の得です。当然、このやり方で振り込んできました。

銀行の振込手数料は各行によって違うんだ! タケちゃんはまた、ほんの少し賢くなりました。

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10分たっても息切れが止まらない

2012-06-28 09:36:39 | 健康・病気

30代から不定期とはいえ、体育館通いを続けてきたタケちゃんは体力にはそこそこの自信がありました。60歳になって、柔道整復師の専門学校に入学しました。柔道の90分授業が週2回ありましたが、なんとかこなせるだろうと考えていました。中学1年の時、柔道場に1年ほど通って以来の柔道です。もちろん白帯ですから、3年間で黒帯を取ろうという目標を立てました。

試合形式の柔道の乱取りの相手は18歳から20代前半の若者ばかりです。3分の乱取りをして、1分休み、続けて3分の乱取りといった周期で、5、6本の乱取りをして、10分ほど休憩します。5本もぶっ通しで乱取りをすることはありませんが、それでも3本程度は若い人を相手に汗を流します。1年の時は、乱取りの直後こそ息が弾みますが、すぐに収まり、2本続けて乱取りをすることがよくありました。

運よく、その年11月の昇段試合で初段を取ることができました。1年の時は白帯同士で組むケースが多かったのですが、黒帯を取ったあとの2年になると、黒帯同士の乱取りが増えました。加齢が進んだのと、乱取りの相手が強くなったためでしょうか、乱取り後の息切れがなかなか収まりません。1本取ったら、続いての1本を休むようにしましたが、乱取り終了後の10分の休みでも息切れが止まりません。大きく肩をついて呼吸を整えようとしますが、いっこうに収まりません。

呼吸器機能の老化は60代から急速に進むようです。こうした息切れ現象も受容せざるを得ないのだと自分に言い聞かせ、老人力の自覚メモに加えました。

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ジョギングで息が上がるとは!

2012-06-26 09:22:22 | 健康・病気

淀川の堤防を、久しぶりに走りました。話しながら走るペースのジョギングです。ところが、すぐに息が上がる感じがして、脚が前に大きく出ません。40代のころまでは、20分も走るとランナーズハイ状態になり、何とも言えない高揚とした気分を感じました。だが、最近では牛歩のようなジョギングになったためか、ランナーズハイには到底達しません。

内勤勤務になり、午後3時出勤、午前3時ごろ、宅送りで帰宅するという毎日になったことがあります。1986年秋のことです。帰宅して風呂に入って床に就くのが午前4時過ぎです。なかなか寝つかれず、午前6時ごろまでうとうとして、その後眠りにつく生活が続きました。体を疲れさせれば眠りにつくのが早いのではないか、と始めたのがランニングでした。

ホノルルマラソンに参加するグループに誘われ、その年12月のホノルルマラソンを走ることに決めました。「42.195キロを走る」ガイド本を購入して、その通りの日程で毎日走りました。なにせ、午後3時に出勤すればいので、ランニングする時間は十分あります。

ホノルルマラソンのツアーに参加して走りました。全世界から集まった約1万3000人のランナーのうち、4分の1が日本人でした。途中で少し歩いたものの、4時間27分で完走しました。初マラソンとしては「自分を自分でほめてやりたい」記録でした。

その私が日ごろ、走っていないとはいえ、ジョギングで息が上がってしまうとは。身体機能の老化には、循環器の老化があり、「ちょっとした運動ですぐに息切れをしたり、動悸を感じやすくなります。加齢に伴い、循環器の予備力が衰えるためです」とあります。さらに、呼吸器機能も「肺は硬くなり、呼吸する面積が減り、呼吸するための筋肉も衰えます」とのことです。ああ、やっぱり、ここでも老人力がまた一歩ついてしまったようです。

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四時の序 功を成す者は去る

2012-06-25 09:32:28 | 健康・病気

季節が次の季節に移るように、功名を成し遂げたら後進のために道を譲るべきであるという漢語に「四時の序 功を成す者は去る」があります。ところが、功名を成し遂げた人たちが、その地位を譲るのは、いかに難しいことか、を実感しました。

一流企業の役員ともなると、秘書がつきます。スケジュール管理から航空機、新幹線の切符の手配まで、一手に引き受けます。「次の予定は何だっけ」という役員に、その日のスケジュールをてきぱきと答え、車の用意もします。経営に専念してもらい、雑用は秘書がすべてを受け持ちます。私も2年間ですが、秘書を体験しました。秘書つきの役員を長年勤めれば、自立した生活はできなくなる、と感じました。

ところが、役員を退任すると、こうした雑事は自分でやらなければなりません。電車の切符も販売機の前に並んで、自分で買わなければなりません。もたもたしたら、後ろに並ぶ人から「ジジイ、何してるんや」と怒声が飛びかねません。プライドが高い、かつての役員には耐えられることではないでしょう。

後任の役員を選んだのは自分ですから、後任に頼んで、名誉〇〇や最高顧問などの肩書をつけてもらいます(大抵は会社の慣例になっていますから、自動的になります)。そうすれば、専用の部屋(合同部屋でも)が用意され、秘書もつけてもらいます。かつての大手都銀では、80代の名誉会長や最高顧問がいたのですから、それこそ死ぬまで、厚遇でもてなされていたのです。

一度得た功成す地位を手放すのは実に難しいことです。そんな地位を自ら下げることを申し出た人に、ブギウギの女王と呼ばれ、東京ブギウギなどの数多くのヒットを飛ばした歌手笠置シヅ子さん(1985年、70歳で死去)がいます。テレビ、興行各社を回って、「笠置シヅ子のギャラ」では使ってもらえなくなるとして、出演料のランクダウンを申し出たといいます。

芸能界のヒーロー、ヒロインでも、いつまでも主役を張ることは困難で、いずれ脇役に回らなければなりません。その意味で、松坂慶子さんと竹下景子さんは上手に脇役に回りました。タケちゃんは功を成し遂げた者ではありませんから、「四時の序 功を成らず者も去る」の精神で、つまらないプライドは捨てて、街の片隅でしっかり生きようと考えています。

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