団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

報道写真で活躍する後輩のカメラマンたち

2012-08-10 10:20:40 | ニュース

大阪・梅田のハービスホールで16日まで開かれている「世界報道写真展2012」を見てきました。東日本大震災、アラブの春、ノルウェー郊外のウトヤ島の無差別大量殺人など2011年に世界各地で起こった事件、事故、政治運動、災害のほか、自然、スポーツに入賞した62点が展示されています。うち、11点が東日本大震災を撮った写真でした。

東日本大震災の写真の中では「ニュースの中の人々の部」で組み写真1位に選ばれた千葉康由さん(AFP通信社)、「一般ニュースの部」で単写真3位に決まった恒成利幸さん(朝日新聞社写真部員)の写真を、とりわけ感慨深く見つめてきました。千葉さんの写真は、宮城県東松島市で、がれきの中から見つけ出した娘の中学校の卒業証書を掲げて見せる若い母親を写したものでした。半ば泥に埋まった自分たちの家屋の中で、父母、娘二人が思い出の品を探していました。母はタンスを見つけて、中にあった娘の卒業証書を両手に持って「あんたの卒業証書があったよ」と叫んでいました。

恒成さんの写真は、宮城県名取市で、がれきの山の中で道路に座り込んで涙を流している若い女性を撮った作品でした。恒成さんは「申し訳ない」という気持ちでシャッターを切ったといいます。だが、取材中、多くの人たちから「私たちのことを伝えて」と頼まれました。今回の写真展を通じて世界の人たちに被災者の声を伝えることができたのではないか、と思っているそうです。

千葉さんは元朝日新聞社写真部員で、退社後、フリーカメラマンを経てAFP通信社のカメラマンとして世界を飛び回っています。恒成さんはラグビー愛好家で、受賞作品のように被写体になる人の気持ちに配慮したうえで、最前線でカメラを向けるタイプです。二人と一緒に仕事をしたことがある私にとって、後輩のカメラマンの活躍を見る機会はうれしいものです。若い人たちはどんどん伸びていきます。まさに「後生恐るべし」です。

91歳の父の世話をするため、11日から15日まで、東京の実家に帰ります。掃除、洗たく、料理、マッサージをしてきます。ブログはしばらく休みとさせてもらいます。

コメント