パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

山陰山陽旅行②

2009-11-03 16:28:38 | ちょっと寄り道=お出掛け日記=
 この日のメインは、
2007年に世界遺産になった「石見銀山」の散策。
        ~
まずは、世界遺産センターへ行き
そこからバスに乗って、大森で下車。

バス停前の景色


実は、大森下車はちょっと失敗。
「大森代官所跡」で降りれば、
南から北へ、スムーズに「石見銀山の街並み」を散策する事が出来ます。
でも、ガイドさんの詰所やその他もろもろは、大森が充実しています。

 まずは、「五百羅漢」の拝観を…。
(このHPの写真、綺麗に撮れてるなぁ…素晴らしい
 銀山の歴史や説明もとても充実していています。是非ご参考に。)

この石窟の中には、500人の羅漢さんがいらっしゃいます。
これがまた、自由なポーズの伸び伸びした羅漢さんでね…。
なんだかとても可愛らしいんだな…
写真撮影禁止…なので、写真は見せられませんが、
私としては、是非見て欲しいスポットです。

これは、石窟外の羅漢さん(?)お地蔵さん(?) …です

 
 
 ところで、昨今、
建物の老朽化や近代化で、“古いもどきの街並み”…というか、
“なんちゃって古い街並み”…というスタンスの観光地も、
いくつかある様に感じられますが、
この石見銀山の街は、本当の意味で“古き時代の様相”が沢山残っていました。
(上で紹介した“五百羅漢のHP”の写真が分かり易いっス)


「中村製パン店」…るるぶにも載っているし、気にはなるが…。
どうもローカルなパン屋というのは、躊躇する私…。(嫌な女です)

でも、買ってみました。
・一番人気の「おはぎパン」
・一番有名な「銀丁パン(磯辺餅入り)」
・ちょっとお菓子仕立ての「もちもちチーズパン(←嘘かも)」
なんかねぇ~。 ムチャムチャ美味しかったです
近所に住んでいたら、通っている事間違いなし
これは、本当に感動でした。


「有馬光栄堂」の「げたのは」…なんていうお菓子も有名です。
試食をしたら、サクサクしていて、凄く美味しかったです。
…が、こちらは購入せず、「銀山あめ」という物を買って来ました。

銀山あめ… 大豆入りの黒飴みたいな感じ… かな?
武士と銀山の人達は、この飴を食しながら作業をしていたんだって
(私、こういうガリガリゴリゴリした食べ物、好きなんだよね

観音寺から見た、街の風景。
(なんとなく竹富島を思い出すわ… 全然違うけど


「鮮魚:中田商店」で、名物の「ごまどうふ」も買いました。


う…ん。 苦いじーまみー豆腐…って感じかな?
身体に良さそうだし、良いのだけれど、とにかく大き過ぎ。
容量的には、普通の豆腐1丁分くらいなんだよね…。(500円)
観光客用に“食べきりサイズ”とか、出せば良いのに…。
要冷蔵だと持って歩け無いしさ…。
(でも、店主は親切で人の良さそうな親父でした)


 本当なら、
この街沿いにある、龍源寺間歩をはじめ、
幾つかの間歩(銀山の坑道)にも行きたかったのですが、
時間が迫って来たので、散策はここまで…。
不本意ながら、買い食い…で終わってしまいました…

 実は、この後、
「大久保間歩 一般公開限定ツアー」に参加するのです
1人:3800円(所要時間2時間半)
結構お高いですが、内2000円は、石見銀山の保全や発掘の資金として、
国?県?市?町?…しかるべき所に徴収されるそうです。

した「世界遺産センター」で受付をし、点呼を取り、
バスに乗って、登山道(?)まで移動する…。


こんな感じで説明を聞きながら、みんなでゾロゾロ登山をする…。
(正直、ガイドさんのすぐ後ろにいないと、声が聞こえないです)


杖を貸してくれるので、大丈夫なのですが、
意外と足元が小石に取られ、ズルッと滑って、危なかったりします。
下りの場合は、石段が滑って危険です。
手荷物は、肩に掛けるか、背負える物で持参した方が安全です。

 さて、メインの「大久保間歩」までやって来ました。

ここで、「長靴・ヘルメット・懐中電灯」をお借りして変身。
そして、石見銀山遺跡の大久保間歩へ突入…。


このトンネルの中…、明りが全く無いの
なのに、懐中電灯の性能も今一つ(電池が切れ気味だったのかも)で、
かなり見難い状態でした。

なんかね、観光地の洞窟みたいに、照明を設置すると、
坑道が乾燥したり崩れたりして、遺産の保護に影響があるんだって。
だからと言って、ここまで真っ暗だと…
可能であれば、性能の良い懐中電灯を持参すると良いかも。
でも、そういうのは禁止かもしれないから、
事前に予約センターへ確認をしてね~

…と、そんな訳で、
壁の色とかも、分かったもんじゃない…。
でも、
手彫りをしていた「江戸時代の掘削跡」は、なめらかで、
機械掘りをしていた「明治時代の掘削跡」は、ゴツゴツ。
…ということは、良くわかったし、
「鉱脈」…についても、理解できたし、
それよりなにより、
こんな暗い中で、サザエの殻にえごま油入れて火を灯し、
その明りだけで掘削していた江戸時代の掘削師…に、
思いを馳せることが出来ました。

なんかね、
掘削師の事を、江戸時代は「やま師」って言ってたんだって。
銀が出るか、出ないか…。
今で言う“ギャンブラー”の語源になったのかも…って。

でもね、
鉱山の中での掘削作業じゃんね?
暗いし、寒いし、雨は溜まるし、当然「粉塵」が出るし…で、
この「やま師」達は、
大金を稼ぐ花形職(今で言うなら県知事クラスくらい稼いでいたとか)
ではあったけれど、早死にしていたんだって。
なんでも、30歳まで生きられたら、お祝いしたんだとか。

で、一家の大黒柱が30までに死んじゃうもんだから、
多い人で、一生の内4回くらい、夫が変わる女性も居たんだって。
で、銀山で亡くなった人を供養するために「五百羅漢」が掘られたんだって。

恐ろしい歴史があるもんだね…。
当時はそれが普通で、夢に命を掛けていたんだろうけれどさ…。

…と、まぁ、
そんな歴史を辿ることの出来た、貴重なツアーでした。

 でも、この遺跡、
もっと調査したら、色々出て来そうな感じがします。
だって、ついこの間まで木々に覆われて、山と化していて、
最近やっと発掘とか調査を始めたばかり…みたいだから、
埋もれている物とか、もっと沢山あるハズ。
マチュピチュじゃないけれど、山の上に街があって、
かなり栄えていた…って話だしさ。


   はぁ~~~。 
  しかし長いブログだ…


 えっと。
石見銀山の後は、岩国の「錦帯橋」へ向かいました。
…なんとか、日が沈む前に到着出来て良かったです

日本三名橋の木造五連の橋。

凄いよね…石の土台に木製の橋だよ…。
なんだか、時代劇の格好をした人とかが、
すぐそこを通っている様な気さえしました。


 さて、そろそろホテルへ向かいます…。
今日は、ホテル法華クラブ広島で宿泊。

広島って、大都会なのね~
基本的に、大阪から西は、のどかな観光地以外知らないのよ…私。
だから、もっとのんびりした所だと思っていたのだけれど、全く違いました

旦那サンは、
「都会に決まってるじゃん! 馬鹿にしてるの?」 …って言うけれど、
馬鹿にしているんじゃなくて、単に私が「馬鹿」なんです…


 夕食は、ホテルの外で摂りました。
写真が無いんだけれど、るるぶに載っていた「笑福」へ。

…店先のメニューを見ていたら、呼び込みをされ、
考える間もなく、入ってしまったのですが…
「ご観光ですか?」と聞かれ、
正直に「ハイ」と返事をしたのがまずかったのか、
かなり高く付きました…

飲み屋なんてこんなモノなのかもしれませんが、
メニューに値段が書かれてなく、
「幾らですか?」と聞いても、
「こちらは1500円くらいになっております」…って超アバウト。

おあいそをお願いしたら、
「ご主人、まだまだ飲めますでしょ~?」…って。
商売上手もいい加減にして欲しいよ…
(確かに幾らでも飲める我が夫…)

結局、あまり食べていないハズが、9000円を超えていました。

ボラレタのかなぁ? 
ボラれたんでしょうね…。 観光途中の“スポット客”だしぃ。
(今、クチコミを調べたら、やっぱりみんな“ぼったくり”呼ばわりしてた

でも、ボリ過ぎたと思ったのか、帰る直前に、
他の客が受けていないサービス(お茶+デザート)を出してくれました。
…それでも高いぞ

 本当は、こんな所じゃなくて、
事前にクチコミで調べてあった「Oed」に行くはずだったんだ…。
なのに…定休日でもないのに…お店が閉まっていて…号泣。
…ついてないよ…全くっ…。 

 で、飲み直し&食べ直しをする為に、
賑わっていた、その辺の広島焼きのお店へ、適当に飛び込みました。

う…ん。
本場の広島焼き…でしたが、期待に添うほど感動はありませんでした。
私は、普通のお好み焼きの方が好きかも…。

旦那サンは、「マヨネーズはないのかな?」と言っていました。
名古屋(特に旦那サン)は、なんでもかんでもマヨを掛けますので…。
マヨが無いか…、ちょっと厨房を見渡してみましたが、
当然の様に、何処にも見当たりませんでした。
…食文化って、面白いですね…

(大きな)広島焼きを食べたら、やっとお腹が満腹になり、
イライラが落ち着きました。

 そうそう。
イライラ…といえば、
ウチの車、ホテルの駐車場に入れて貰えなくて、
ちょっと遠くのパーキングに入れに行ったんだ…。
で、そのパーキングっていうのが、変な駐車場でさ、
天井の壁というか、背後の壁というか…が、
輪留めより前に出ていて、ハッチバックの上の方をぶつけたんだよね…。

気が付かなかった私が悪い…が、
注意力の足りなかった私が悪い…が、
普通、車を止めるとき、上なんか見ないじゃんね?
もー感情が抑えられなくて、
ぶつけた自分にも、パーキングの造りにも、イライラ爆発でした
そんな訳で、広島の夜は、結構大変だったんです…
まぁ、色々ありますよね?

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