もう15年近く前の話です。
結婚したのが34歳だった私・・・。
今でこそ、30代での結婚は「普通」ですが、
当時は「やらかしちゃったね」・・・くらいの超晩婚でした。
母を亡くしたのが、32の誕生日前日。
それから半年・・・。
「これではいけない」・・・と、何かに突き動かされるように、
「誰か良い人がいたら、紹介して下さい!」・・・と、触れ歩きました。
そして、有難いことに色々な方から色々な話を頂きました。
そんな昔の話・・・。
すっかり忘れていましたが、ふとしたきっかけで「懐かしい色々」・・・を思い出しました。
母が亡くなる前の話もありますし、時系列は全く覚えていませんが、
思えば本当に、様々な出会いがありました。
1人目は、職場のおじさんの一人息子さん。
可も無く不可も無く・・・。
「良いおじさん」だし、「優しそうな息子さん」だな・・・という印象でした。
でも、だからといって「この人だ!」・・・とは全く思いませんでした。
要するに、そんな短期間には分からないし、判断出来ないのです。
後日、おじさんが言いました。
「菫ちゃん、どうする?
息子は『お父さんが良いって言うなら、付き合っても良いよ』・・・って言ってるんだけど。」
「付き合っても良いよ」・・・って、どれだけ“サービス精神重視”やねん
。
しかも、それは、親に対しても相手に対しても、・・・なワケで・・・。
そこに「自分」は無いのか?
・・・「上から目線」とも捉えられるこの言葉を聞き、この話は一瞬にしてお断りしました。
2人目は、伯母の紹介。
スラッと背の高い、なかなかイイ男だったと思います。
こちらも可も無く不可も無く・・・。
ただ不思議なことに、大好きなはずの「中津川弁」・・・が、
この男性の口から出てくる事に、異常な違和感を持ってしまい、
どうしても距離を縮める事が出来ませんでした。
結婚していたら良くしてくれただろうな・・・という一人でしたが、
「伯母→母」という筒抜け状態も嫌だったのだろうと思います。
3人目は、会社のおじさんの野球友達(と言っても息子世代の友達)。
これが驚いた事に、実は中学の部活の先輩の弟だったのよ
。
しかも、どちらかと言えば好きではなかった先輩だったので、
もうそれだけで「パス」・・・って感じでね・・・。
何よりこの日、私はなんとなく体調が悪くて・・・。
でも、ドタキャンするのは失礼だし・・・。
と、無理に出掛けたのですが、本当に申し訳なかった~

。
ハイ。乗せて頂いた車の中で、見事にゲロりました。
しかも、我慢に我慢を重ねていたせいで、フロントガラスまで届く噴きゲロ・・・。
自分でも、まさかそこまで体調が悪いとは思わなかったのですが・・・やらかしました。
ゴメン、弟。
ゴメン、先輩。
ゴメン、紹介してくれたおじさん。
会えることがあれば、もう一度心から謝って、お詫びをしたいです。
結局、この人については、「先輩の弟」と言う以外、会話をする余裕も無く、
恥ずかしくて申し訳なくて、お詫びの言葉を言うだけで精一杯で終わりました。
4人目は、友人のお母さんからの紹介。
友人の幼なじみで、高級料亭の息子で、板さんでした。
背は低めでしたが、男気があるというか・・・
別の見方をするなら、男尊女卑というか・・・
そんな印象の人でした。
全く心当たりが無いのですが、
この人には相当嫌われていたか、警戒されていたと思います。
・・・というのも、紹介者なり本人なりが連絡先を下さった時は、
後日一言お礼の電話を入れるようにしていたのですが、
この人は、何度電話をしても「無視」でした。
幼なじみのお母さんの頼みで断り切れなかっただけで、
おそらく、「紹介」とか、そんなモノには興味が無かったのでしょう。
そして何より、ちらりと「べっぴんさん好き」と聞いていたので、
まぁ、私がそれに該当しなかったのでしょう。
料亭に出入りするお客さんも、客層が高いようでしたし、
田舎くさい私は、似つかわしくなかったのだろうとも思います。
はぁ~~~しつこいですね。
誰も聞きたくないとは思いますが、後編に続きます。
結婚したのが34歳だった私・・・。
今でこそ、30代での結婚は「普通」ですが、
当時は「やらかしちゃったね」・・・くらいの超晩婚でした。
母を亡くしたのが、32の誕生日前日。
それから半年・・・。
「これではいけない」・・・と、何かに突き動かされるように、
「誰か良い人がいたら、紹介して下さい!」・・・と、触れ歩きました。
そして、有難いことに色々な方から色々な話を頂きました。
そんな昔の話・・・。
すっかり忘れていましたが、ふとしたきっかけで「懐かしい色々」・・・を思い出しました。
母が亡くなる前の話もありますし、時系列は全く覚えていませんが、
思えば本当に、様々な出会いがありました。
1人目は、職場のおじさんの一人息子さん。
可も無く不可も無く・・・。
「良いおじさん」だし、「優しそうな息子さん」だな・・・という印象でした。
でも、だからといって「この人だ!」・・・とは全く思いませんでした。
要するに、そんな短期間には分からないし、判断出来ないのです。
後日、おじさんが言いました。
「菫ちゃん、どうする?
息子は『お父さんが良いって言うなら、付き合っても良いよ』・・・って言ってるんだけど。」
「付き合っても良いよ」・・・って、どれだけ“サービス精神重視”やねん

しかも、それは、親に対しても相手に対しても、・・・なワケで・・・。
そこに「自分」は無いのか?
・・・「上から目線」とも捉えられるこの言葉を聞き、この話は一瞬にしてお断りしました。
2人目は、伯母の紹介。
スラッと背の高い、なかなかイイ男だったと思います。
こちらも可も無く不可も無く・・・。
ただ不思議なことに、大好きなはずの「中津川弁」・・・が、
この男性の口から出てくる事に、異常な違和感を持ってしまい、
どうしても距離を縮める事が出来ませんでした。
結婚していたら良くしてくれただろうな・・・という一人でしたが、
「伯母→母」という筒抜け状態も嫌だったのだろうと思います。
3人目は、会社のおじさんの野球友達(と言っても息子世代の友達)。
これが驚いた事に、実は中学の部活の先輩の弟だったのよ

しかも、どちらかと言えば好きではなかった先輩だったので、
もうそれだけで「パス」・・・って感じでね・・・。
何よりこの日、私はなんとなく体調が悪くて・・・。
でも、ドタキャンするのは失礼だし・・・。
と、無理に出掛けたのですが、本当に申し訳なかった~



ハイ。乗せて頂いた車の中で、見事にゲロりました。
しかも、我慢に我慢を重ねていたせいで、フロントガラスまで届く噴きゲロ・・・。
自分でも、まさかそこまで体調が悪いとは思わなかったのですが・・・やらかしました。
ゴメン、弟。
ゴメン、先輩。
ゴメン、紹介してくれたおじさん。
会えることがあれば、もう一度心から謝って、お詫びをしたいです。
結局、この人については、「先輩の弟」と言う以外、会話をする余裕も無く、
恥ずかしくて申し訳なくて、お詫びの言葉を言うだけで精一杯で終わりました。
4人目は、友人のお母さんからの紹介。
友人の幼なじみで、高級料亭の息子で、板さんでした。
背は低めでしたが、男気があるというか・・・
別の見方をするなら、男尊女卑というか・・・
そんな印象の人でした。
全く心当たりが無いのですが、
この人には相当嫌われていたか、警戒されていたと思います。
・・・というのも、紹介者なり本人なりが連絡先を下さった時は、
後日一言お礼の電話を入れるようにしていたのですが、
この人は、何度電話をしても「無視」でした。
幼なじみのお母さんの頼みで断り切れなかっただけで、
おそらく、「紹介」とか、そんなモノには興味が無かったのでしょう。
そして何より、ちらりと「べっぴんさん好き」と聞いていたので、
まぁ、私がそれに該当しなかったのでしょう。
料亭に出入りするお客さんも、客層が高いようでしたし、
田舎くさい私は、似つかわしくなかったのだろうとも思います。
はぁ~~~しつこいですね。
誰も聞きたくないとは思いますが、後編に続きます。