パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

二つ森山とお兄さん 

2009-11-19 21:11:20 | ちょっと寄り道=お出掛け日記=
 昨日は、朝の7時頃に家を出て、
友人と「二つ森山」に行って来た。

本当に、久々の登山。
でもまぁ、登山…という程でもなく、ハイキングに近いんだろうけれど、
基本的に、なんちゃって登山も「登山」と言い切る私。

しかし、最初の昇り30分は、辛かったな~
いつもこんなに辛かったっけ?
でも、それを超えたら少し楽になって来た。
だけど、会話をしながら登る余裕は、全く無かったわ。
(友人は、余裕だった)


ボチボチ登り、とりあえず山頂に到着。


霧なのか雲なのか…で、視界は良くなかったけれど、
晴れた日は、素晴らしい景色だろう…パノラマ展望台もあった。

↑こんな景色が、180度見えるんだよ
山の向こうの“遠くの山々”まで見えて、かなり爽快。


 頂上でおにぎりを食べ、しばし休息していた時、
ジャージ姿の男性が別のルートから、山に登って来た。
…学校の先生か? 遠足の下見っぽく見えた。

軽く挨拶を交わし、私達は頂上を後にした。
…が…、途中の休憩で、再会。

「すみません。
 僕、部外者なんですけど、この場所ってココですか?」と、
結構精密(?)な地図と、結構ちゃんとした方位磁針を並べて聞いて来る。

「…?…。私達も部外者ですけど…、
 私の持ている地図で説明すると…、ココです。」
と、友人は説明をしていた。

「有難うございます。僕、今、測量をしていて…。
 いや~今日の山は楽だ♪」

「…測量?(国交省?地図屋?)」

「うん。僕は詩人なの。
 測量は、山で出会った人が『誰もやってくれる人が居ない…』
 と嘆いていて、『じゃぁ僕がやるよ!』と引き受けてやってるんだ。」

「…詩人?」

「うん。僕は“付き合って楽しくなる保険屋さん”を目指してるんだ。」

「…?…」

「僕と付き合うと楽しい事がいっぱいあるんだから
 携帯ある? メルマガやってるから読んでよ。 あっはっは~。」


…何を言っているのか、さっぱり分からなかったけれど、
本業は、保険屋さんで…、
本来は、詩人で…、
山登りは、趣味と交流の一つで…、
その内、映画を撮る…らしくて…、
夢一杯の、アグレッシブなお兄さん…って事が、徐々に分かって来た

「仕事? 無断でさぼっちゃった。 これで3回目。 あっはっは~。
 所長に話すと煩いからさ、事務の女の子に事づけだけして来た。」
「俺、毎日楽しくてさ。 あっはっは~。」
「人間、笑っていれば良いんだよ。
  金のある奴は、金使ってろ。
  金の無い奴は、笑ってろ。
  笑えない奴は、汗かいてろ。 
 …つーの。 あっはっは~。」
「俺、いつも大変な事があると、
  『ついてる・ついてる・つきっぱなし
 …って、言うんだ。
 そうするとさ、自分はツイテいるんだ!…って、
 身体が勘違いするんだよね。
 不思議と元気が出て来るんだよ。 あっはっは~。」


…とにかく、
この世のモノとは思えないくらい、ハイテンションのメンズで、
ずっと喋りっぱなしのまま、一緒に下山した。

「カメラ貸して。二人の写真撮ってあげるから。
 僕の写真も撮っておいた方が良いよ!
 なんたって、将来、映画監督なんだからさ。」

…本当に、面白いお兄さんだった。

 その後、お兄さんとさよならして、横谷峡の「四つの滝」を見に行った。
滝の仕組みを理解するには丁度良い規模の、なかなか立派な滝だった。

そして、
その後は「湯ったり館」の温泉に入って帰って来た。
ツルツルの良い温泉で、とっても良い気分だった。


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