急激に気温が上がったり下がったり、
それでも何となく初夏を感じさせる天候が続いている。
あす朝、932年ぶりに金環日食が見られると、毎日報道されている。
932年ぶりと簡単に言っているが、932年前はどうだったのだろうか?
化学の発達していない時代、空が一気に暗くなり、不吉な前兆として
人々は恐れおののいたのだろうか・・・しかし数分で元の明るさに戻ってしまって。
今日の北陸の天気予報は晴れ。 けれど空一面に薄い雲が広がっていた。
明日は晴れ時々曇り。 さて金環日食は見られるだろうか。
子供の頃の理科の時間に、ガラス板にロウソクの炎をあて、
ススで黒くしたもので太陽を見たことがあった。
あの時は日食?それとも月食?
兎にも角にも932年ぶりの天体ショー、
天気に恵まれれば日本の広い範囲で観測可能と言う。
素晴らしい金環日食が見られるよう、願いたいものだ。
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タニウツギ |
山が近いので、このごろ時間があれば出かけている。
車で5分もあれば山。 今が盛りと様々な花が咲き誇っている。
その中で、枝の流れが美しい、「 タニウツギ 」を採取してきた。
水上がりの不安を覚えたが、すぐに水切りをし、新聞紙にくるんで一晩置いた。
あさバケツの中のウツギをみると、しっかりと水が上がり花も咲いていた。
早速壷を用意し、枝振りのいいものを選び動きが出るように生けてみた。
特に葉を整理する必要もなく、そのまま生けてみた。
近くの山には時季が移り行くごとに、様々な花が咲き出す。
今回はウツギの近くに芽を出し始めた、「 クルマツクバネ 」の若芽も採取してきた。
緑鮮やかなツクバネの若葉、程よい大きさで、すんなりと収まってくれた。
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根じめに クルマツクバネ |
幸せなことに山が近いこと、それもなだらかな小山。 しいて言えば里山がぴっったり。
キンポーゲ、山藤も見事に咲いていて、眺めているだけで楽しく幸せな気分になってくる。
もうしばらくすると、この木立の中では「 ササユリ 」も咲き出す。
自然が一杯、緑豊かな国土、いついつまでも大切にしなければ。
自然を壊すのはいとも簡単。 けれど再復活させようとすると並大抵では出来ない。
私が出かけている山には自然が残っているが、
そこから少し離れた山では、何々開発会社が山を切り崩して開発中。
新しい街、「 何とかタウン 」と銘打って開発している最中である。
これ以上人口が増えないのに、何故に自然を破壊してまで家を建てるのか???
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白磁線文壷 径=14、8cm 高=33、3cm |
私の作る白磁は真っ白ではなく、心もち青味がかっている。
少し青味があるほうが自然の白に近いと感じている。
自然の息吹きと成長著しい竹を題材にして作った、「 白磁線文壷 」。
様々な困難な時代ではあるが、竹のように日々大きく成長するよう、
願いを込めて作った、「 白磁線文壷 」です。
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