創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

作品仕上げ

2014年11月15日 | 日記

大きな展覧会、日本伝統工芸金沢展も終了し、
先日から仕上げに取り掛かった作品を更に仕上げた。

Photo

  祈りこめ


いまのところ6作品を作ってあるが、
もう少し大きい作品を作りたい。

大きな作品を作るとなると粘土の量が半端でない。
再び調合して手で揉まなくてはならない。

気合を入れて粘土をもみ、ロクロに向かわなくてはならない。
でも急な用事、それがあればロクロに向かうことは不可能。
作品の仕上げを行いつつ、頭の中は次の事で一杯になっている。

Photo_4

   トラちゃん


数日前から冬型気圧配置になり、天気が荒れてきた。
気温もほとんど上がらず、朝から灯油ストーブをつけている。

Photo_3

   甘えて


ロクロに向かって座っていると、トラが一緒にと声をかけてきた。
さて、本当に私の横に来たいのかな?と座布団を横に置いた。

こっちにおいで、と声をかけるとピョンと上がってきて、
横の座布団に座った。こんなことは初めて。

Photo_2

   寝てしまった


作業している私のズボンに手をかけたり、体を寄せたり。
知らん顔して仕事を続けていると、そのうちに静かになった。
そっと横を見ると、私にくっついて寝ている。

もうとっくに20歳を超えているトラちゃん。
人間に例えれば何歳ぐらいだろうか。
この冬も元気で乗り越えて、と
静かに仕事を続けた。

Photo_5

   名残のハス


初冬の北陸の天候は目まぐるしく変化する。
晴れているからと油断すると雷が鳴り、アラレが降り出す。

ず~っと向こう、西の空を確かめ、歩きの運動に出かけた。
空を見上げながらの運動、気ぜわしいが仕方ない。
途中にある蓮田。 名残のハスの姿は侘しい。
せっかくだからとカメラに収めた。

Photo_6

   飛行機雲


雲の流れが速く、雨雲が迫ってきた。
夕日は見られないだろうと思っていたが、
運よく雲に切れ間ができ夕日が顔を出した。

小松空港はるか上空を飛行機が通過していた。
目測ではあるが、1万メートル上空を飛行している。
これからヨーロッパに向かうのだろうか。

嵐が来る前に早足で自宅に戻った。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (皇帝ダリヤ)
2014-11-15 22:22:32
トラちゃんこの冬はひざの上に乗って来そうな気がします。
温かいですよ、でも仕事ができなくなりますね。
返信する
Unknown (by 堂前)
2014-11-16 12:00:45
皇帝ダリヤ  様

皇帝ダリヤ って、お花のダリヤのことでしょうか?
若い頃、大きな花をつけるダリヤを育てたことがあります。
特に黄色のダリヤが好きでした。丁度メロンパンみたいでした。

作品仕上げの時はトラが横にいても大丈夫ですが、
粘土を揉んだりロクロをひくときは別の所に
トラ専用の場所を作ってやります。

とはいうものの、やはりネコは気まぐれ、ですね。
でも可愛い。何んといっても大切な家族なんです。
返信する
Unknown (島田)
2014-11-20 18:06:23
トラちゃん、ど、どーしたんですか?あんなに怖がっていたのに…。でもよかったですね。長く続くといいですね。
そして作品作りの作業については、すごく労力のいる作業なので、冬になると尚更大変でしょうがいい作品を生み出して下さい。
返信する
Unknown (by 堂前)
2014-11-20 19:45:11
島田 様

本当にどうしたんでしょうね。
作品仕上げをしている私の真横に上がってきて、この状態。

昨日は暖かい日差しも入ってきて、また横にきました。
でも猫は気まぐれ、この先どうなるかな?
返信する

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