小太郎のまんぷく日記

今日も元気だ!ごはんがうまいっ。

父からもらった時計と50年前の写真。

2020年10月16日 | ・その他
先週末10月10日、父の葬儀以来はじめて帰省をした妹夫婦とともに
父の納骨をしました。
落ち着くべきところに家族揃っておさめてあげることが出来て一安心です。

        

これは3年くらい前かな?父とおしゃべり中にひょっこりもらった腕時計。
この角ばった文字盤は紳士物としたらちょっと小さめ、婦人ものとしては大きめというサイズ。
元々普段使いしてたお手ごろなものだったようですが
高齢になってベルトが面倒で使わなくなってた腕時計でした。

写真は父と小太郎。
小太郎は何歳なんだろう・・・50年くらい前に実家の玄関先で撮ったものだと思います。

もらった時には茶色のベルト、ウォルサムの金色の角ばった文字盤の腕時計はおじさん!な印象も強く
使ってみようかな?と、すぐには思いつけませんでした。

父が亡くなって少ししてから、電池が切れているのに気付き
父が時計の電池交換に行ってた時計店を訪れた時に、この青いベルトを見つけました。
写真では伝わりにくいですが、落ち着いたキレイな青色です。
特別扱いせずに、普段からわりと使ってます。
特に、ちょっとどこかに出かけよう!なんて時には、時計をつけていく・・・というよりも
時計を連れて行くって感じです。

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心配していた台風は来なかったけれど、その影響でとても蒸し暑い1日でした。
納骨の日、
昼食を済ませたあと、父と時々訪れていた海辺の釣り公園をみんなで訪れ、
義弟とオットと小太郎はしばし海を眺めながらおしゃべりを。
妹は手押し車を頼りに歩行の練習をする母といっしょにぐるりと敷地を一周半。

母の足の大変さはさらに進んだ感じですが、
父を見送るところまでは怪我もせずよく動いてくれました。
気持ちの強さに引っ張られ、頑張れたのだと思います。

時候のよいタイミングで納骨のためにみんなが集まることができて良かった。



実家の一室を義弟の仕事部屋に使えたら・・・
オンラインで可能な仕事をしているので、
ネット環境が整い、部屋をひとつ提供できれば今後の妹夫婦の帰省期間を長く出来るという。

さて、次回はいつ帰れるのか?わからないけれど
オットの手も借りてさっそく準備に動きました~。

昨夏以降、父の体の動きがどんどん悪くなっていたので
安全な動線を作る為に物をのけたり、移動させたりして父母が過ごす空間をスッキリさせましたが
その一方で物置化してしまった一部屋もあったり。

その部屋の不要なものを粗大ゴミに出して処分して整理、
結局は父が使っていた机を生かして使うことにしました。
生前、父が使っていた様子そのままで置いておきたい気持ちはもちろんありましたが
義弟がここで仕事をしやすいよう整えることで
妹夫婦が実家に長く居てくれる、母のそばに居てくれる・・・その方が父もきっと天国で喜ぶだろう。
そう納得しての部屋の整理でした。

父の机の引き出しにはたくさん大事なものが詰まっているので、机の中身はそのままに。
固定でみんなが利用していた文具のコーナーもそのままで。

父が国家公務員として社会に出て働き始めてから定年退職、そしてそれからしばらく働いた軌跡。
全ての昇進や転勤異動の辞令や給与計算などがとじられたファイル。
そんなものも引き出しの奥から出てきました。

両親が結婚したとき、小太郎が生まれたとき、妹が生まれたとき、
お給料をいくらもらって生計を立てていたとか、
転勤でどこに居たとか手にとるように分かるファイル。

さっとは目を通したけれど
これは時間をかけてゆっくりと見てみたいと思います。
父のことはまだまだ消化できないところも多いけれど、これもまたゆっくりと時間をかけて。
コメント (9)
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