高知産・初鰹のたたきと春の野菜の炊き合わせ

＜高知産初鰹のたたき・たけのことワラビの炊き合わせ・ブロッコリーの酢味噌和え・海苔巻き＞
　　　　　　　　　

●高知産、初鰹のたたき
先日も鰹のたたきを食べましたが解凍モノ。
こちらは正真正銘・今季の初鰹、しかも高知産です。
デパ地下の鮮魚売り場で「どうしようかなぁ」とのぞき込んでいた時、
売り場のおばちゃんの「今朝ここで焼いたものですよ。」という声に背中を押されてつい～。
　　　　　　　　
新玉ねぎ・千切りの新生姜とニンニク・シソの葉と共に大皿に盛ったら、
自家製ポン酢をかけていただきます♪

ホント、初鰹って柔らかでクセのない美味しさ。
だからこそたっぷり個性の薬味野菜と組み合わせてこそ美味しいのよね。

明日から出張のオット、
「元気で頑張っといで～」の一声の代わりに大好物で見送ります。


●タケノコとワラビの炊き合わせ
自家製厚揚げとタケノコ・わらびの炊き合わせ。
刺身や鰹のたたきのような主役のサイドには、小さな煮物が欲しくなります。
　　　　　　　　


●海苔巻き
今日は珍しく昼食にオットが戻ってきました。
リクエストのラーメン、もやしと豚肉の炒めたのをトッピング。

その一部を取り分けておき、焼肉のタレを絡めてちゃちゃっと炒めて海苔巻きに。
お肉と相性の良いクレソンのおかげで、意外とさっぱりなお味です。
　　　　　　　　


●ブロッコリーの酢味噌和え
白みそが少量だった為、酢味噌っぽく見えませんが・・・。
　　　　　　　　　　
白みそやダシに加えた酢は、先日から米麹を漬けこんだ米酢を利用。
米麹の粒も柔らかくなっているので、酢と共に加えてみました。

「なんかわからんけど、不思議で美味しい。」とオット。
不思議な粒があるとはいえ、さすがオット！よく気付きました～。

米麹を浸した米酢は、なんとも昔懐かしいおばあちゃん的な風味。
米麹はどんな調味料に加えても、まろやかさとほのかな甘みを生んで奥行きを増す効果があるらしい。
醤油に甘みがつくのはオットが苦手なので
わが家では、普段使いの味噌にも米麹を少々加えて混ぜ込んでいます。



広島のおばからお酒をいただきました。
景気よさそうな名前ですが、実はこれは香典返しなのです。
香典返しでは珍しい選択ではありますが
「二人がお好きだから。」という、それぞれを思い浮かべてのおばさんの心遣いです。
ありがとうございます。
　　　　　　　　　　　

広島の西条に住むオット方の親戚。
２月に他界したオットのおじは、大変カメラが好きな人で
祖母を訪ねて松山に来た時、
私達と会食などで一緒になる時には必ずオットとカメラ談義に花を咲かせて居ました。

お酒と一緒に届いたのは、
おじの闘病中にその子供たちが、おじが長年撮って来た写真を一冊にまとめた写真集。

瀬戸内の穏やかな海や夕景・家族で愛でた旅先での風景・地元の町並み・鳥や虫や植物。
広く大きな空気から小さな生き物まで、
世の中のいろいろなものを愛しむ気持ちにあふれた、優しい写真でいっぱいでした。