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オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

浅田真央さんの「白鳥の湖」その3

2012年12月15日 22時12分50秒 | 浅田真央さん



こんな映像を見つけました。恐縮ですがお借りします。
素晴らしい編集でフィギュアスケートのファン、そしてクラシックバレエのファンとして感謝するのみです。
バレエの映像は「白鳥の湖」第3幕のブラックスワンのオディールが踊るコーダの場面。
いかに浅田真央さんがステップの部分で、いかにバレエを研究して演技に生かしているのかよく分かります。
バレエの本場のロシア、そしてバレエをおそらく知り尽くしている振付のタラソワさんの存在も忘れてはいけません。
バレエの世界を見事に氷上で表現した浅田真央さん。
本当に見事です。
この演技を子供の演技とは私はとても思えません。

GPファイナルの浅田真央さん

2012年12月14日 23時56分37秒 | 2012-2013年シーズン



グランプリファイナルでの浅田真央さんのフリープログラム「白鳥の湖」の演技。

誰が何と言おうと素晴らしい演技。

フィンランド語での実況。

フィンランドでの解説はラウラ・レピストだったらしい。

聴くところによると、レピストの解説は、真央さんに対して、たいへん暖かったらしい。

どんな解説だったのか知りたいものである。

驚愕と怒り

2012年12月13日 20時52分53秒 | 2012-2013年シーズン
今日は気持ちよく酒を飲んで寝るつもりでしたが、とんでもないものを見てしまった。

今、物議をよんでいる報知新聞の記事である。



日本スケート連盟のお偉方が浅田真央さんに対して、このような評価しているとは驚愕であり怒りが込み上げてきた。

あのグランプリ・ファイナルでの浅田真央さんの素晴らしい演技を否定していると言っても過言でもない。

またタラソワさんの振付も否定していることになる。

浅田真央さんのバンクーバーオリンピック後の苦労は何だったの?あまりにも真央さんがかわいそうである。

もっと許せないこと。

「白鳥の湖を子供っぽく演じている」

城田という人は、音楽、そして芸術を全く分かっていない人のようだ。

「白鳥の湖」はクラシックバレエの最高峰の作品。ロシア人の誇りと言うべき作品。

そんな作品をロシア人のタラソワさんが真央さんに託した気持ちを城田という人は踏みにじっているのである。

この最高峰のバレエ音楽に浅田真央さんは挑んでいるのだ!

この記事で城田という人は芸術を冒涜している!

クラシックバレエのファンとしても許せん!

この程度の人間がスケート連盟の強化部のドンとは恐ろしいことである。

強化どころか日本人選手のモチベーションを下げてしまうことを分かっているのだろうか?

城田という人は今まで問題多き人である。そんな人間にコメントを書かせる新聞社もどうかしている。

キム・ヨナの競技会復帰で、私は全くマスコミが信じられなくなった。

ソチ・オリンピックまで、こんな理不尽な気持ちが続くのだろうか?

とにかく浅田真央さんには、迫ってきた全日本選手権で、このモヤモヤを吹き飛ばす演技を見せて欲しい。















バレエ「ドン・キホーテ」

2012年12月13日 13時52分17秒 | バレエ
この前の公休日の午後、市役所で衆議院選挙の期日前投票へ行ったあと、久し振りにわが町の商店街の書店へ行く。
目的の書籍があったのだが、最初、音楽書の売り場へ行ってみると、とんでもないものを見つけてしまった。
新国立劇場のバレエ公演のDVDを収めた「バレエ名作物語NO.3 ドン・キホーテ」
そして、このバレエのヒロインであるキトリ役が誰かと見てみるとボリショイバレエのスヴェトラーナ・ザハロワではないか!
予定変更!慌ててクレジットカードを取り出してレジへ直行。税込3980円也。私としては高額な衝動買いである。
帰宅して財務大臣閣下に報告すると目が怒っていた。
このDVDで見ていて楽しくて、楽しくてしかたがなかった。
何で今まで、このDVDに気が付かなかったのだろうか?
心躍るとは、このことだろう。
ザハロワの天真爛漫で明るく、そして踊る喜びに満ちた演技。何度も画面を戻して見入ってしまう。
第1幕の後半、タンバリンを手にしたキトリとバジルの片手リフトは圧巻。
そして第3幕のグラン・パ・ド・ドゥの華やかさは、このバレエの極め付けであろう。
コーダのザハロワによる32回続く回転技の物凄さ。
しかし、やはり私が一番好きな場面は第1幕のキトリの登場の場面。
躍動感あふれた音楽に乗ってのキトリの登場。キトリが登場しただけでパっと舞台が明るく華やかになり、私にとって一番の見どころです。
バレエ「ドン・キホーテ」はフィギュアスケートでも、お馴染みの作品。昔、中野友加里さんがNHK杯で優勝した時のフリーの音楽も「ドン・キホーテ」だったなあ。
しかし残念ながら第1幕のキトリの登場の音楽での氷上の演技は、まだ見たことがない。以前、今井遥さんがフリーで「ドン・キホーテ」を演じましたが残念ながら違う場面の音楽でした。
私は秘かにアメリカのアグネス・ザワツキーが演じたら面白いのではないかと思っています。彼女のスケールの大きい演技は「ドン・キホーテ」にピッタリと思うのですが・・・。
さてバレエ「ドン・キホーテ」は私の好きなバレエで、既にパリ・オペラ座バレエ団とアメリカン・バレエ・シアターの2種類の映像を持っていますが、今回、購入したDVDで、ますますハマりそうです。

頭の薄くなってきた田舎のオッサンがクラシックバレエにハマって行く。
バレエは女性的なものと思っている方には奇異に映るでしょう。
しかし実際、バレエのステージに接すると、あの美しく華やかで、色彩あふれた舞台に絶対に心が奪われるものがあります。
踊りはもちろんのこと、オーケストラによる演奏、衣装、ライト、そして音楽。
これを知ってしまうと、どうにもならないものがあります。この世で、これ以上美しいものが、あるのか?と思ってしまうくらいである。

昨晩はキム・ヨナを話題にして、気分が落ち込んでしまった。
今日は朝から気分を変えてバレエの映像ばかり見ていた。
「ドン・キホーテ」「眠りの森の美女」そして「コッペリア」
この前の公休日はワーグナーの楽劇「ニーベルンクの指輪」三昧。
どっちが本当の私?




遂に出てきた。その2

2012年12月12日 23時29分31秒 | 2012-2013年シーズン
今日の朝日新聞の朝刊のスポーツ欄を見てビックリ!
大きな活字が躍る。
「女王ヨナ 衰えなし」
「200点越え 今季世界最高」
それよりも驚いたのは浅田真央さんがグランプリ・ファイナルで優勝した時の記事より紙面が広いではないか!
GPシリーズ・中国大会とNHK杯、そしてGPファイナルに出場して全て優勝した浅田真央さんとGPシリーズより格下の競技会に、たった1回だけ出場したキム・ヨナとを一緒にしないで欲しい。このことは強く言いたい!何か、おかしい。
早朝より何か割り切れないものを強く感じてしまった。
記事によると例年10人ほどの取材陣も一気に増えて約60人で、その半数は韓国メディアとのこと。放映権も売れ、韓国では大いに盛り上がったらしい。
高得点の裏側に、何か思惑が見え隠れするのを感じる。
韓国は韓国、日本は日本である。
報道メディアは長い目で選手たちを見つめて欲しい。
そして日本の誇るアスリートの皆さんを大切にして欲しい。
長年の朝日新聞の購読を、もう止めようかと思ったくらい落ち込んだ一日でした。

なおキム・ヨナに関しての話題は今後、余程のことがない限り取り上げないつもりです。
何かフィギュアスケートを楽しむことと逆を歩むコメントをするような気持ちなるからである。
それにしても「揚げひばり」を演じていた頃のキム・ヨナは本当に素晴らしかった。
もう、私はあの時のような気持ちでキム・ヨナの演技を見ることは、出来ないのでしょうか?

今日聴いたCD,12月11日

2012年12月11日 13時43分54秒 | 今日、聴いたCD
①ワーグナー 楽劇「神々の黄昏」より「夜明けとジークフリートのラインの旅」「ジークフリートの葬送行進曲」 ハンス・クナパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1956年録音 GRAND SLAM盤)
②ワーグナー 楽劇「ジークフリート」「神々の黄昏」全曲盤より マレク・ヤノフスキ指揮シュターツカペレ・ドレスデン(1980~83年ドレスデン・ルカ教会での録音 RCA盤)

 
昨晩は。この前の日曜の早朝にNHK・BSで放送されたNHK交響楽団の定期演奏会の録画を見る。
ロリン・マゼール指揮でプログラムはワーグナー(マゼール編)言葉のない「指環」~ニーベルングの指環 管弦楽曲集である。
長大なワーグナーの楽劇「ニーベルンクの指輪」の四部作の聴き所を声楽抜きでオーケストラだけで一気に聴かせてくれるプログラムである。
やはり面白かった。と言ううよりも、やはり私ににとって一番、血が騒ぐ音楽と言うべきか。
やっぱりワーグナーは最高!やはり私の世界。
プログラムでは「神々の黄昏」の音楽が重点に置かれていた。やはりマゼールの共感が一番高いからだろうか?
「神々の黄昏」から「夜明けとジークフリートのラインの旅」のN響の演奏は特に素晴らしかった。

と、言うことで一夜明けて、まだ余韻が残っていて、朝から「指輪」三昧。
大昔、私の高校生時代、ワーグナーのオペラに興味を持った頃、長大な楽劇「ニーベルンクの指輪」の全曲を自宅で聴ける時が来ようとは思いもよらなかった。
初めてリングの全曲レコードを手にしたのは大学を卒業して社会人になってからである。社会人になって初めての冬のボーナスでショルティ指揮ウィーンフィルによるデッカでの録音を購入。価格は3万円だった。レコード店を出る時、店にいる従業員さんが全員で見送ってくれた記憶があります。その地元のレコード店も時代の流れで今はない。
とにかく重たかった。この重さが、この作品の重さであると実感するものがありました。現在CDの時代になって低価格で、本当にお手軽になってしまった。何か複雑な思いである。
初めて、自分のスピーカーから初めて聴く「ラインの黄金」の冒頭の音楽が流れて来た時は震えるほど感動したことを記憶しています。

今日、最初に聴いたのはクナパーツブッシュ指揮はウィーンフィルを指揮したワーグナー管弦楽集。原盤はデッカですが私は上質なLPレコードから復刻したGRAND SLAM盤を好んで聴いています。
所々、LPレコード特有のチリチリノイズが聴こえますが、私はレコード時代を生きてきた人間、気になりません。
その後、ヤノフスキ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる全曲盤からお気に入りの場面を聴いていく。
リングの全曲盤と言うとショルティ指揮ウィーンフィルの録音が現在も決定盤の誉れが高いですが、私は今はヤノフスキ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる録音の方が好きだな。ドレスデンのオケによる響きは本当に素晴らしい。また歌手もルネ・コロ、テオ・アダムなど録音当時のワーグナー歌手が勢ぞろいである。
どうもショルティ盤は現在ではショルティの指揮によるオケの響きが軽く聴こえるのは私だけか?
名門シュターツカペレ・ドレスデンの代表的な録音で、この「ニーベルンクの指輪」の全曲盤を挙げる方が、あまりいないのは残念です。指揮者がスター指揮者でないのが損しているのでしょうか?
一番好きなところは「ジークフリート」第3幕の後半、ジークフリートとブリュンヒルデの2重唱。「神々の黄昏」の大詰めの音楽「ブリュンヒルデの自己犠牲」の場面は、やはりオーケストラだけの演奏ではなく、声楽入りで聴きたいな。

以上、全くの私の自己満足の世界でした。

遂に出てきた。

2012年12月10日 23時33分40秒 | 2012-2013年シーズン



遂に出てきた、この人。
転倒があったのに、浅田真央さんを抜いて今シーズン最高得点。
よく分からん。
ただ、世界の強豪が勢ぞろいしているグランプリシリーズではないからね。
グランプリシリーズの審判が採点していたら、どうなっていただろうか?
どう、ひいき目抜きで見ても私には浅田真央さんの方が上。
私は浅田真央さんの「白鳥の湖」のように心に響く演技を見たい。
それにしても、浅田真央さんは、どうしてもキム・ヨナと競わなくてはいけない宿命なのだろうか?
キム・ヨナにはIOC委員になるためとかなど、野心や野望を捨てて純粋に競技を見つめて欲しい。
そんな野心などのために他の競技者を巻き込まないで欲しい。
出来ることならば「揚げひばり」を演じていた頃のキム・ヨナに戻って欲しい。
ヴォーン・ウィリアムズの繊細な音楽を見事に氷上で表現していたキム・ヨナ。
あの頃は音楽と演技に、ひたむきな殉ずるキム・ヨナがいた。
何か気分が重くなってきた。
気分を変えて、エキシビションの浅田真央さん演じる「メリー・ポピンズ」を見て寝ましょう。

祝!浅田真央さん、GPファイナル優勝!

2012年12月08日 23時05分04秒 | 2012-2013年シーズン
本日は夜10時過ぎに帰宅。駆け足で女子シングルのフリーの録画を見る。
浅田真央さんの優勝、本当に良かった!それも196・80点の高得点というのも意義があると思います。
聴くところによると腰の状態は、あまり良くなかったらしい。
そんな状態での優勝。やはり今までの経験と練習の積み重ねの成果と言えるでしょう。
やはり後半のステップは素晴らしい。絶品である。
バレエ「白鳥の湖」の黒鳥オディールに踊られる第3幕の大詰め音楽。
このバレエを生んだロシアの地での見事な演技。
感慨深いものがあります。

鈴木明子さんとアシュリー・ワーグナーの2度の転倒には驚かされた。信じられなかった。
ワーグナーの2度目の転倒にはヒヤリとした。ケガが心配。
カナダ大会とNHK杯では見事なフリーの演技を披露した鈴木明子さんが、まさか、まさかであった。
今回はSPが良い滑り出しだったのだが・・・。上手い事いかないものである。
しかし、それでも3位で2年連続の表彰台。
これは素晴らしいことである。
素直に喜びたい。
次は全日本選手権。ぜひ今回をバネにして最高の演技を見せて欲しい。

最後に6位に終わったクリスティーナ・ガオ。
いい経験になったと思う。
フリーでは転倒が一度ありましたが丁寧な演技。
これから世界で、もっと上に喰いこんでいくには、やはり演技のスピードを増すことが大切でしょう。
強豪揃いのアメリカの女子フィギュア界。
今回の経験が1月の全米選手権で、どのように生きていくか注目したい。

今日は、かなり駆け足で録画を見ました。
次の公休日に、腰を据えて録画を見るつもり。
荒川静香さんの解説も、じっくりと聞きたい。

お知らせ
明日は忘年会のため、更新はありません。
飲み過ぎに注意しましょう。




2012年、GPファイナル 女子シングル・SP

2012年12月07日 22時14分10秒 | 2012-2013年シーズン
いよいよグランプリ・ファイナルが始まりました。
GPシリーズでの上位6人しか出場出来ない大会。
今、女子シングルのショートプログラムの録画を見終えたところ。
番組が始まって約50分、今までのおさらいに閉口する。競技が始まるまでの録画は全て消去してしまった。
それにしても見応えがありました。
トップバッターの繰り上げ出場のクリスティーナ・ガオ。
やはり急遽の出場決定で調整不足だったようである。
GPシリーズでは演技中に笑顔も見せていましたが、今回は昨シーズンのような固い表情。
フランス大会ではSPで出遅れましたがフリーでの演技は見事でした。
明日のフリーでは、結果を恐れず、持てるものを全て出し尽くして欲しい。
アシュリー・ワーグナーとキーラ・コルピは安定した演技。
やはり強豪である。
それにしてもキーラ・コルピは本当にきれいな方で、見ていてウットリしました。
コルピの美しさにドビュッシーの音楽がピッタリでした。
鈴木明子さんは3位の好発進。
スピンは残念でしたがジャンプが素晴らしかった。
カナダ大会とNHK杯ではSP5位だったので良かった。
どうも今シーズンのSPは相性が悪いのかな?と思ったりしていましたが、その思いを払拭させるものがありました。
フリーでは、NHK杯以上の深化した演技を見せて欲しい。
そしてSP1位の浅田真央さん。
何か余裕のある演技。
ステップでの表情が素晴らしい。
何かガーシュインの音楽を楽しんでいるように感じました。
NHK杯のフリーでは彼女自身も納得していない演技だったので、たいへんな思いでフリーを演ずるはず。
NHK杯では後半のステップが凄かった。
何か凄い演技になりそうな予感がします。
明日の放送も今日と同様、おさらいだらけかな?
本当はNHK杯のように競技会の雰囲気を、きちんと伝えて欲しいのですが、テレビ朝日の地上波では、やはり無理かな?
後日、CSでの放送を期待しましょう。





いよいよグランプリファイナル

2012年12月06日 21時10分58秒 | 2012-2013年シーズン
いよいよグランプリファイナルが開幕します。
さて女子シングルでは、ロシアのユリア・リプニツカヤがケガのため欠場。
そのリプニツカヤに代わってアメリカのクリスティーナ・ガオが繰り上げ出場します。当然ファイナル初出場である。
ジュニアの時代から彼女に注目していたので、今回のチャンスを生かして、どこまで浅田真央さんや鈴木明子さんに追いついて行けるか注目したい。そして今回の出場は彼女にとって、たいへんいい経験になるでしょう。
クリスティーナ・ガオの繰り上げ出場は、全く話題になっていないようだ。好きなスケーターとして、名前を挙げて注目しているのは私くらいか?
とにかく結果は別として応援したい。
浅田真央さんや鈴木明子さんと同じリンクに立つ。これだけでも私は嬉しい。
それだけ浅田真央さんと鈴木明子さんは私にとって大きな存在であると言えるでしょう。
自分が秘かに注目しているスケーターが大きな舞台に立つのを見るのも、フィギュアスケートを見る醍醐味でしょう。
これからもジュニアを含めて地道にフィギュアスケートの放送を見続けて行きたい。
また新しい才能を知ることが出来るかもしれない。
以前、大阪で全日本選手権を会場で第1グループから見ました。
館内は、まだまだ空席が多く目立つガランとした状態。
日本のフィギュアスケート界のトップに立つスケーターが登場する最終グループは、まだまだ先。
しかし、そんな中で懸命に演技するスケーターたちの姿に熱い拍手を送りました。
そして、いよいよ世界のフィギュアスケート界のトップに立つ選手が登場するグランプリ・ファイナル。
この大きな舞台に立つスケーター達の全力を尽くした演技に熱い思いで拍手を送って行きたい。
全日本選手権を第1グループから見た時の気持ちを忘れずに。


















十八代目・中村勘三郎さん死去。

2012年12月06日 11時00分03秒 | テレビ
昨日、衝撃的なニュース。
十八代目・中村勘三郎さん死去。享年57歳。
若過ぎる!私と同年代、同世代の死は、本当に辛い。
十八代目の襲名披露の公演をテレビで見たのが、まだ最近のように思える。
歌舞伎俳優として、これから正に円熟の域に達する年齢だけに、その早すぎる死は残念でたまらない。私たちが失ったものは大きすぎる。

十八代目は我が郷土とも縁の深い人だった。
毎年春の恒例となっている、琴平町の金丸座で開催される、こんぴら歌舞伎大芝居に過去5回出演している。
余談ながら私は一度もこんぴら歌舞伎へ行ったことがない。地元の人間でもチケットの確保が出来ないのである。一度、行ってみたいのだが・・・。
今日の新聞の朝刊の香川版にも十八代目の追悼の記事。
最後になった2009年の公演の時、地元のスタッフに十八代目が語った言葉。
平成中村座について、こう語ったそうだ。
「(平成中村座を)なんでやっているかわかる?金丸座に勝ちたいのよ。でもね、勝てないんだよ。この小屋は最高やで」
「永遠にこの小屋を守ってほしい」
私たちは今まで日本人が培ってきた文化や芸能を絶対に守り伝えていかなければいけない。
その先頭の旗頭になるべき人を亡くした今、なおいっそう、その思いを強くしました。
2年前の8月、私はフレンズ・オン・アイスを見るために東京へ行った折、当時、取り崩されている歌舞伎座の工事現場の前を歩きました。
さぞかし、今、新築中の新しい歌舞伎座の舞台に立ちたかったであろう.
旧の歌舞伎座が閉館したあと、私たちは十八代目の義父にあたる中村芝翫を失った。
そして今・・・。

ご冥福をお祈りします。





ウィーヴァー&ポジェの「サウンド・オブ・ミュージック」

2012年12月05日 23時37分48秒 | 私はアイスダンスが大好き!



このところCSで放送された今年のGPシリーズのアイスダンスの映像ばかり見ています。
今年3月の世界選手権でのアイスダンス4位のカナダのケイトリン・ウィーヴァー&アンドリュー・ポジェのショートダンスはミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の音楽。
「エーデルワイス」「さようなら、ごきげんよう」「一人ぼっちの羊飼い」など、このミュージカルの素敵な音楽に乗っての演技。
このミュージカルが大好きな私にとって、ご機嫌なプログラムです。
おそらく地上波では紹介されていないでしょう。この素敵なプログラムを多くの方々に知って欲しい。
今年の8月のフレンズ・オン・アイスで披露してほしかったなあ・・・。


今日聴いたCD 12月4日

2012年12月04日 14時06分46秒 | 今日、聴いたCD
①ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」 ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団(1958年録音 SONY CLASSICAL盤)
②チャイコフスキー 弦楽セレナード 作品36 朝比奈隆指揮大阪フィルハーモニー交響楽団(1981年ライブ録音 TOBU RECORDINGS盤)
③チャイコフスキー バレエ音楽「眠りの森の美女」全曲盤より アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団(1974年録音 EMI盤)
④プロコフィエフ  バレエ音楽「シンデレラ」全曲盤より アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団(1983年録音 EMI盤)

最近、ブルックナーの交響曲を聴いていないので直前まで聴くつもりでしたが、気が変わってしまいました。どうもお疲れが激しいようでブルックナーの重たい作品より、私なりに、もっと気楽にきける作品を行き当たりばったりで聴いてしまった。
最初に選んだのはワルター指揮の「田園」交響曲。
LPレコード時代は何か薄っぺらく聴こえていたのですが、CDに買い換えてLPレコードでは感じなかったスケールの大きさを強く感じるようになった。特に第5楽章の盛り上がりはグッとくるものがある。
やっぱりワルター。聴いていてワルターが目の前で演奏しているような錯覚を憶える。この作品の魅力をワルターが語ってくれているように感じる。
これがワルターの魅力。
今年はワルター没後50年の節目の年だったことを、すっかり忘れていた。レコード雑誌も、音楽関係のいろいろなサイトでもワルター没後50年は、あまり話題になっていない。大指揮者のブルーノ・ワルターも忘れられていく存在なのであろうか?

ワルターの「田園」のあと、チャイコフスキーの作品。まさに行き当たりばったり。寒くなると何故かチャイコフスキーを聴きたくなる。
表現の濃厚な演奏が聴きたくなり朝比奈隆の指揮する「弦楽セレナード」のCDを選ぶ。
武骨な演奏の中から、何か男の感情、そしてロシアへの憧れを感じることができ、私の好きな演奏。
ただ、おそらく熱烈な朝比奈ファンのための録音であろう。そうでないない方が聴いたら野暮ったくて面白くないであろう。
しかし、それでいいのである。知る人ぞ知る演奏で、いいのである。演奏の良し悪しは、決して多数決で決めるものではない。
私は名盤選びが大嫌いである。自分自身がいいと思ったものを素直に聴けばいいのである。
若い頃は音楽雑誌の推薦盤が気になっていましたが、現在は全く無頓着になってしまった。この齢になったら我が道を行くのみである。

私にとってチャイコフスキーと言えばバレエ音楽。
この前のフィギュアスケートのNHK杯での中国のリ・シクンちゃんの「眠りの森の美女」に魅了されたためか、このバレエ音楽のCDを聴く。
第1幕のオーロラ姫の登場から4人の求婚者との踊り、そして第3幕の後半を聴く。
このあたりから完全にフィギュアスケートモードである。
この前のNHK杯の開催前にNHK杯名場面集が放送され久し振りに中野友加里さんのプロコフィエフのバレエ音楽「シンデレラ」による演技を見て熱くなってしまった。その為か、このバレエ音楽のCDを手にしてしまった。我ながら呆れるばかりの単純さである。
第2幕を聴く。聴いていて、どうしても淡いピンクの衣装に身を包んだ中野友加里さんの演技を思い出してしまい、どうもいけません。
ブルックナーの交響曲を聴くつもりが最終的にはバレエ音楽。
本能のままである。

さてさて今晩はBSジャパンで「カーニバルオンアイス」の放送があります。
本当はワーグナーのオペラを腰を据えて聴きたいのですが、難しいようである。





N響のグラズノフ、スクリャービン

2012年12月03日 22時24分52秒 | NHK交響楽団
毎週日曜のお楽しみの番組はNHK・BSで早朝に放送されるNHK交響楽団の定期演奏会。
昨日は10月の定期演奏会。指揮はN響初登場のロリン・マゼール。
N響の指揮台にマゼールが遂に立ったのか!
プレヴィン、マゼール、デュトワ、ノリントンとN響は凄い指揮者の布陣で、海外の名門オーケストラも顔負けである。
ただ年齢的が高い指揮者が目につきますが、パーヴォ・ヤルヴィが主席指揮者に就任予定なので、どのようにN響が変化していくのか、地方在住のため、放送でしか聴けませんが楽しみです。
さてロリン・マゼールによる定期演奏会。
オール・ロシアプログラムである。
ただロシア物と言ってもチャイコフスキーやラフマニノフの聴きなれた交響曲や協奏曲のオンパレードではない。
プログラムはチャイコフスキーの組曲第3番、グラズノフのヴァイオリン協奏曲、そしてスクリャービンの「法悦の詩」という、なかなか凝ったプログラム、通好みのプログラムである。グラズノフの作品がプログラムに組まれているのが嬉しい。なおヴァイオリン独奏はウィーンフィルのコンサートマスターのライナー・キュッヒルである。
今まで海外のいろいろなオーケストラと来日していたマゼールですが、全て日本では初めて指揮する作品かもしれない。
本当はマゼール自身、こういうプログラムを組んでみたかったのかもしれません。
演奏は世界のトップクラスの指揮者による演奏だけに、聴き応えがあり、さすがと思わすものがありました。
特にスクリャービンは面白かった。
ただ演奏から感じたのはロシアのムンムンしたロマンは後退して、作品の色彩感が強調されているように感じました。
それでもチャイコフスキーの組曲第3番の第1曲のエレジーは心にしみました。
ヴァイオリン独奏のキュッヒルは確かに巧いですが、ちょっとスッキリした演奏で、もっと強い感情移入が欲しかったな。そうでないとグラズノフの協奏曲は面白くない。
マゼールによる定期演奏会の放送では早くワーグナーのリングを、きちんと聴きたいな。
そしてマゼールのN響への客演は今回だけで終わらず、今後も続いて欲しいな。
次回はぜひマーラーとR・シュトラウスを聴いてみたいものである。









NHK杯のリ・シクンちゃん

2012年12月02日 22時35分52秒 | 2012-2013年シーズン



今年のNHK杯・女子シングル4位の李子君(リ・シクン)ちゃんの演技。
キュートで可愛い演技でファンが増えたのではないでしょうか?
その可愛さに、おじさんもニッコリでした。
同世代のロシアのリプニツカヤのような凄味はありませんが、私はリ・シクンちゃんの方に魅かれてしまいます。
エキシビションの合間の「豊の部屋」では長洲未来さんと並んでいたのも印象に残りました。