オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

十八代目・中村勘三郎さん死去。

2012年12月06日 11時00分03秒 | テレビ
昨日、衝撃的なニュース。
十八代目・中村勘三郎さん死去。享年57歳。
若過ぎる!私と同年代、同世代の死は、本当に辛い。
十八代目の襲名披露の公演をテレビで見たのが、まだ最近のように思える。
歌舞伎俳優として、これから正に円熟の域に達する年齢だけに、その早すぎる死は残念でたまらない。私たちが失ったものは大きすぎる。

十八代目は我が郷土とも縁の深い人だった。
毎年春の恒例となっている、琴平町の金丸座で開催される、こんぴら歌舞伎大芝居に過去5回出演している。
余談ながら私は一度もこんぴら歌舞伎へ行ったことがない。地元の人間でもチケットの確保が出来ないのである。一度、行ってみたいのだが・・・。
今日の新聞の朝刊の香川版にも十八代目の追悼の記事。
最後になった2009年の公演の時、地元のスタッフに十八代目が語った言葉。
平成中村座について、こう語ったそうだ。
「(平成中村座を)なんでやっているかわかる?金丸座に勝ちたいのよ。でもね、勝てないんだよ。この小屋は最高やで」
「永遠にこの小屋を守ってほしい」
私たちは今まで日本人が培ってきた文化や芸能を絶対に守り伝えていかなければいけない。
その先頭の旗頭になるべき人を亡くした今、なおいっそう、その思いを強くしました。
2年前の8月、私はフレンズ・オン・アイスを見るために東京へ行った折、当時、取り崩されている歌舞伎座の工事現場の前を歩きました。
さぞかし、今、新築中の新しい歌舞伎座の舞台に立ちたかったであろう.
旧の歌舞伎座が閉館したあと、私たちは十八代目の義父にあたる中村芝翫を失った。
そして今・・・。

ご冥福をお祈りします。






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