オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

アンナ・ネトレプコ in JAPAN 2016

2016年06月03日 10時45分32秒 | オペラ
5月29日の日曜日の深夜、NHK・BSで3月に来日したオペラ歌手・アンナ・ネトレプコのリサイタルの放送。
東京フィルハーモニー交響楽団による伴奏による亭主のテノールのユーシフ・エイヴァゾフとのジョイントリサイタル。
ザルツブルグ音楽祭で歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」を歌っていた頃に比べて、たいへんふっくらしていた。
あの頃は・・・・?
また、いろいろと思うことはありましたが、それでも、現在、世界のオペラ界の頂点のプリマドンナの歌声を、それなりに楽しみました。
最初はチレアの歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」から「私は神の卑しいしもべです」が歌われる。
ネトレプコが、このオペラを歌劇場のステージで歌ったとは、まだ聞いていませんが、ネトレプコが扮するアドリアーナ、さぞかし美しい舞台姿になるでしょう。見てみたいものです。
プッチーニの歌劇「蝶々夫人」からの「ある晴れた日に」
これが最高に良かった。このオペラの持つドラマの激しさを、たった1曲のアリアから聴くことが出来た。さすが!と言うべきである。ぜひ、全曲で聴いてみたいものである。
ただ、今回のプログラムで残念だったのは、本当にこれぞネトレプコ!と言うべき曲目が無かったこと。
ロシアオペラ、そして最近、彼女が力を入れているベルカントオペラが含まれていたら、また違っていたものになったでしょう。
亭主とのジョイントリサイタルだったので、しかたなかったのかな?
プログラムの最後にチャイコフスキーの歌劇「エウゲニー・オネーギン」から「手紙の場」や、ドニゼッティの歌劇「アンナ・ボレーナ」から大詰めの狂乱の場「あなたたちは泣いているの?~私の生まれたお城」あたりが歌われていたら、印象は大きく変わっていたでしょうなあ。ベルリーニの歌劇「清教徒」からの狂乱の場も聴きたかったなあ。
ジョルダーノの歌劇「アンドニア・シェニエ」より、私にとっては、こちらの方が興味あるし血が騒ぐ。
せっかくのオーケストラでの伴奏だっただけに残念だった。
CDやDVDで我慢することにしましょう。
次に機会があれば、亭主抜きのアンナ・ネトレプコのみのリサイタルを、ぜひとも期待したいものです。






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