オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

バレエ「海賊」

2014年12月19日 10時47分36秒 | 本郷理華さん
ID:ibf6uq



フィギュアスケートは、グランプリファイナルが終わり、これからは世界選手権に向けて大いに私自身は盛り上がって行くと思はれますが、今シーズンに入って、一番の喜びは本郷理華さんの大きな成長を見ることが出来たこと。
特にショートプログラムのバレエ音楽「海賊」による演技は、もう何度、録画を見たか分かりません。バレエの雰囲気満点で、本当に見飽きません。

バレエ「海賊」は「ジゼル」の作曲者であるアドルフ・アダンによって作曲されました。そしてのちにプーニ、ドリーブ、ドリゴ、ミンクスらによる楽曲が追加されいる。
ギリシア独立戦争に参加した、イギリスの詩人ジョージ・ゴードン・バイロンによる長編物語詩「海賊」をもとに作られた。
1856年、パリ・オペラ座で初演されている。

第1幕第1場

舞台は、ギリシャに面した地中海のイオニア海。首領コンラッドや手下のアリ、ビルバントの海賊たちを乗せた船が嵐で難破し、海辺に打ち上げられる。
そこへギリシャの娘メドーラが通りかかり、友人のグリナーラと一緒に海賊たちを救い出す。メドゥーラは、海賊の首領コンラッドと一瞬にして恋に落ちる。
そこへ突然トルコ軍が乱入。メドーラ達は捕えられ、奴隷商人ランケデムに引き渡されてしまう。
三人の海賊は、少女たちの奪還を誓う。

第1幕第2場

華やかな町の広場で奴隷市が開かれている。メドーラ達も奴隷市場に連れていかれるが、そこへ海賊の首領コンラッドたちが乱入。ランケデムを捕え、メドーラ達を助け出す。
しかしグリナーラは既にハーレムに連れ去られたあとだった。

第2幕

海賊の洞窟では宴会が開かれ、コンラッド、メドーラ、アリによる華麗な踊りが披露される。
しかしコンラッドの仲間ビルバントが奴隷商人ランケデムを味方に味方に引き入れ、反乱を起こす。
騒ぎを聞きつけたコンラッドの手下アリがかけつけるが、すでにメドーラ達がビルバント達に連れ去られた後だった。

第3幕

ランケデムから奴隷としてメドゥーラ達を買ったトルコ総督のハーレムの花園では、美女たちが華麗に舞っていた。
そこに巡礼の一行が夕べの祈りにやってくる。拾例に変装したコンラッドやアリなど海賊たちだった。すきを見つけて護衛たちを次々と打倒し、再びメドーラとグリナーラを助け出す。
海賊コンラッド達はメドーラとグリナーラと喜びに満ちながら海へ乗り出していく。

全編、ロマンチックな音楽にあふれていて、一度見たらハマってしまうバレエである。
本郷理華さんがショートプログラムで演じているのは第2幕のコンラッド、メドーラ、アリによる踊りの音楽。
実際のバレエの映像も見つけました。
それも、この前、ボリショイバレエの公演で見てきた私の大好きなスヴェトラーナ・ザハロワによるメドーラの踊り。
もう最高である。

さて私が持っている「海賊」のDVDは1枚のみ。
1989年ロシアのキーロフ劇場でのキーロフ・バレエ団による公演の映像。
可憐で気品あふれるメドーラ役のアルティナイ・アシルムラートワ、そしてアリ役のファルーフ・ルジマートフのダイナミックな踊りは凄い。
映像自体は古さを感じますが、私にとっては見出したら止まらない魅力あふれるDVDです。








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