オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

フレンズオンアイス2016の高橋大輔さん

2016年09月06日 09時21分41秒 | フレンズ・オン・アイス2016
今年のフレンズオンアイスで、私自身、一番心に残ったのは鈴木明子さんと高橋大輔さんの演技でした。
二人とも既にプロスケーター。現役時代の実績から脱却してプロスケーター、表現者として大きなステップを踏み込んでいるのを、実際に自分の目で確かめることが出来ました。
特に高橋大輔さんはプロスケーターとして見るのは今回が初めてだったので、その演技を見ることは特に楽しみでした。
今回の高橋大輔さんのソロのプログラムはジェフリー・バトル振付の「Lilac Wine」
このプログラムは既にアイスショーのテレビ番組で何度か見ていましたが、今回のフレンズオンアイスでの演技は、次元の違う世界でした。正に高橋大輔さんの、より深く高橋大輔さんの世界を堪能できたと言っていいでしょう。
フレンズオンアイスの約1か月前、「LOVE ON FLOOR」に出演してたいへん好評だったと聞いています。このステージに立ったことで、表現者として一段と磨きがかかったのは間違いないでしょう。さらに演技に深みを増したといえるでしょう。
さて今回のフレンズオンアイスでは私が見た公演ではジャンプのミスや転倒もあったとのことですが、私は気にしていません。
演技での高橋大輔さんの顔の表情、手の動き、ちょっとした仕草など現役時代とは、全く違う世界を見せてくれた喜びの方が、はるかに大きい。
今年の7月2日、CS放送のTBSチャンネル2で「高橋大輔 独占密着inトロント&NY完全版」がありました。録画を残していないのが本当に残念。
その中でジェフリー・バトルのコメントが印象に残っています。

(現在振付中の「Lilac Wine」の)プログラムを演じる上で意識して欲しい所は?の問いに。

今の時点ではまだ難しいね。
まだ振付の細部を詰めている段階だから。
もっと体に馴染ませ感情が湧き出る演技をするのが目標だ、
この曲の主人公になりきって一つの動作をキープすること。
スケートはすぐに次への動きへと移る傾向があるけど、このプログラムではポーズを決めたら、そのまま待って、待って、待つ。
僕たちの使う曲は長い曲で、このやり方が可能なんだよ。
簡単そうに見えるけど実はチャレンジングだ。
ゆっくりとした動きを維持するのは難しい。
決められたポジションにすぐに入るのに比べてね。
ぐーっと伸びて、引っ張っていく感じだ。

今回のフレンズオンアイスでは、もうジェフリー・バトルの振付ということを忘れさせるものがありました。
まぎれもない高橋大輔さんの世界だった。
私は一昨年を除いて2008年からフレンズオンアイスを会場で見ることが出来ました。
鈴木明子さんと高橋大輔さんは、ほぼ毎回出演しているので、その成長、そして大きな存在になっていく過程を自分の目で見てきたので、今回、プロスケーターとして、今までとまた違う世界を目の当りすることが出来、フィギュアスケートファン冥利に尽きると共に、今後のプロスケーターとして活躍を、さらに期待しています。
さて今年のフレンズオンアイスの話題はひとまず今回まで。なおCS放送の日テレプラスで9月25日に放送があるので、この放送を見て改めてコメントするつもりです。

「高橋大輔 独占密着inトロント&NY完全版」



今年のフレンズオンアイスより。シェイリーン・ボーンとのコラボは本当に楽しかった。


トロントでの振付のジェフリー・バトルとの新しいプログラム創りの画像


そして忘れられない2011年のフレンズオンアイスでのコラボ「5人でマンボ」の顔ぶれ。忘れられない思い出。


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