オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

ヴェルディ・ガラ・コンサート

2013年10月17日 11時03分20秒 | オペラ
昨晩、この前の日曜の夜、NHK・Eテレで放送された、この秋来日したミラノ・スカラ座の公演から「ヴェルディ・ガラ・コンサート」の録画を見ました。
ミラノ・スカラ座!
この響き。私はミラノ・スカラ座と聞いただけで高揚した気持ちになります。
イタリアオペラの総本山と言っていいミラノ・スカラ座は、私にとって、やはり特別な存在。
今でこそミラノ・スカラ座の来日は定期的になって有難味も薄れて?いるように感じますが、1981年、ミラノ・スカラ座の初来日は、たいへんな事件でした。
私は1981年の初来日は大阪でプッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」そして8年後の1988年、2回目の来日の時は東京でヴェルディの歌劇「ナブッコ」を見ています。
この時のことは、後日「私のオペラ履歴」で語りたいと思います。
第3回以降の来日公演は、あまりの高額なチケット代に手が出ず行くことが出来ませんでした。
今年は大阪でヴェルディ・ガラ・コンサートと歌劇「アイーダ」の演奏会形式での公演があり、行きたかったのですが、私自身、アイスショーの行き過ぎ?で資金繰りが出来ず、見送りました。
3回目の来日以降、大阪でオペラの上演がなくなりましたが、次回以降の日本公演では、大阪フェスティバルホールもリニューアルしたので、ぜひとも大阪での再びオペラの公演が実現して欲しいと熱望します。

さて「ヴェルディ・ガラ・コンサート」
指揮は今売出し中のグスターボ・ドゥダメル。
ソプラノとテノールの歌手によるアリアや2重唱もありましたが、私にとっては主役は、やはりオーケストラのミラノ・スカラ座管弦楽団。
私の世界のオーケストラの中で大好きなオーケストラ。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、そしてミラノ・スカラ座管弦楽団。
ベルリンフィルやシカゴ交響楽団のようなオーケストラの機能をトコトン追求した演奏も聴き応えがありますが、私はオペラのオーケストラによる劇場の雰囲気が伝わってくる演奏の方が好きですね。
今回のコンサート、やはり私はオーケストラのみによる序曲の演奏の方が楽しめました。
これも、私自身、やはり今回オーケストラを聴こうとしている方が勝っているためでしょう。
歌劇「ルイザ・ミラー」「シチリア島の夕べの祈り」「運命の力」からの序曲。
私のオペラへの血が騒ぐ曲ばかり。
欲を言えば歌劇「レノーニャの戦い」や「ジャンヌ・ダルク」と言った日本であまり馴染のない作品の序曲もスカラ座のオケで聴いてみたかったな。
どうしてもオーケストラの方へ興味が行ってしまったため指揮者のドゥダメルの存在が薄く感じてしまった。
アンコールはマスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より「間奏曲」
8月末のフレンズオンアイスでの荒川静香さんの演技が重なって嬉しかった。
来週は演奏会形式による歌劇「アイーダ」の公演の放送。
演出や舞台装置がないので、劇場オーケストラの持つ魅力が、いっそう引き立つのではないかと思っています。
フィギュアスケートのグランプリシリーズも始まり録画もフル回転です。




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