オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

ウィーンフィルのニューイヤーコンサート・2010

2010年01月02日 20時25分03秒 | 音楽
今年の元旦は出勤中、車の中から源平の古戦場で有名な屋島の方角から初日の出を見ることが出来ました。
今年は何か良い一年になりそうな気がしてきました。

さて元旦と言えばウィーンフィルのニューイヤーコンサートである。
昨年はダニエル・バレンボイムの指揮でしたが本当に面白くなかった。放送の途中で録画を止めた記憶があります。後日、ライブ盤のCDが発売され音楽評論家たちは誉めちぎっていましたが、私は???でした。
今年はフランスの指揮者、ジョルジュ・プレートルである。
一昨年の登場以来、2年ぶりのニューイヤーコンサートへの登場である。
この数年、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートは世界の著名指揮者の持ち回りの感がある中で2年の間隔しか空いていないプレートルの登場は、いかに、この指揮者に対してウィーンフィルの信頼が厚いか良くわかります。
最近、プレートルの録音がやっと注目されるようになりました。
私はプレートルが1967年ローマで録音した歌劇「椿姫」の全曲録音が大好きです。(ヴィオレッタ役はモンセラ・カバリエ RCA盤)本当にオペラの雰囲気が伝わってくるような演奏でもっと高い評価をされてもおかしくない素晴らしい録音だと確信しています。
さて今年のニューイヤーコンサートの最初の曲目は喜歌劇「こうもり」序曲である。ニューイヤーコンサートの冒頭はやはりこの曲でなければ!
その他「酒・歌・女」「ウィーンのボンボン」「朝刊」またニコライの歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲など私の好きな作品が多くご機嫌で正月の酒が本当に美味しかったです。
プログラムもシャンペンにオッフェンバックをからませた大変憎いプログラムである。初めて聴く喜歌劇「ラインの妖精」序曲では、どのような曲だろうかと思っていたらホフマンの舟歌のメロディが流れてきてびっくりでした。
プレートルの演奏は大変自然である。他の指揮者によく見られる意識的な誇張は全くない。ポルカでもただ早いだけの演奏が多いなかでプレートルの流れるような演奏を聴くと何か安心します。
来年のニューイヤーコンサートの指揮者は誰でしょうか?単の著名指揮者を順送りで招くよりプレートルが元気なうちは、この指揮者を毎年招いて欲しいと思っているのは私だけでしょうか?

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2 コメント

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遅くなりましたが (eyes_1975)
2010-01-04 18:33:00
あけましておめでとうございます。
ニューイヤーコンサートの指揮者であるプレートルはエンターテイナーがましたね。
ボスコフスキーを筆頭にカラヤン、アーノンクール。来年はウェザー・メストだそう。やはり、オーストリア出身なのかバージンなウィンナ・サウンドになりそうです。しかし、プレートルは彼らにないシャレたサウンドでカラッとしています。常連であるマゼールはアメリカ人なのか荒々しい振り方。プレートルは彼らよりも高齢ではあるが、ニューイヤーコンサート指揮者として定着して欲しい。(どうでしょうか)
今年もよろしくお願いします。
謹賀新年 (オペラファン)
2010-01-04 21:17:17
eyes_1975様へ

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしく御願い申し上げます。

来年にニューイヤーコンサートの指揮者はウェザー・メストですか。
小澤征爾氏の後任としてウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任するので、音楽の都ウィーンの期待を一心に受けての登場となるでしょう。
プレートルは高齢ですが指揮振りを見ると表情豊かでまだまだ活躍が期待できます。

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