オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

ヴェデルニコフ指揮NHK交響楽団のチャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」

2016年11月15日 11時05分55秒 | 音楽
一昨日、夜のNHK・Eテレ「クラッシック音楽館」で放送されたアレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮NHK交響楽団の10月の定期演奏会。
プログラムはドヴォルザーク・チェロ協奏曲とチャイコフスキー・交響曲第6番「悲愴」
チェロ独奏はアレクサンドル・クニャーゼフ。私が先月末聴いた兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会と同じ組み合わせ。
クニャーゼフのチェロの響き。心に響くチェロである。アンコールも同じバッハの無伴奏チェロ組曲第2番から「サラバンド」。
何とかしてクニャーゼフのバッハの無伴奏チェロ組曲全曲のCDを手に入れなければ!
そしてチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。
第1楽章、何か歯ぎしりするような冒頭、そのあとのしみじみとした美しい旋律、激しい心の葛藤の高まりの中間部、そして、そのあと詠嘆的な後半。
ヴェデルニコフはドラマのように見事に聴かせてくれる。
そして心に残ったのは第4楽章。
ゆっくりとしたテンポの演奏は何か死を目の前にしたチャイコフスキーの慟哭なのかもしれません。
それにしても先週放送された「春の祭典」、そして今回の「悲愴」と、今まで聴きなれていた作品が、初めて聴いたような強いインパクトを私に与えてくれました。
「春の祭典」の時もコメントしましたが、自分自身にとって最高の演奏を聴かせてくれる現役指揮者は、2001年に亡くなった朝比奈隆で途絶えたと思っていました。
そして今、アレクサンドル・ヴェデルニコフを知った喜びは、本当に大きいものがあります。
次の来日は、いつだろうか?その時もぜひ兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会にも、ぜひ登場して欲しいものと強く願っています。





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トロフィー・ド・フランス2016、女子シングル・フリー

2016年11月15日 10時02分55秒 | 2016-2017年シーズン
昨晩、昼間にBS朝日で放送されたフィギュアスケートのグランプリシリーズ・フランス大会(トロフィー・ド・フランス)から女子シングル・フリーを録画で見る。
本当は、前日、地上波での放送を見たかったが、どうしても見なくてはいけない音楽番組があり、1日遅れとなった。
いろいろな演技を見ていて、私自身、一番いいなあと思ったのは最終滑走のカナダのガブリエル・デールマンでした。
曲はガーシュイン作曲の名曲「ラプソディインブルー」。私の音楽的好みから、そう感じたのでしょう。
しかし今回は最終滑走まで行き着くまで、やはり辛かった。
アリョーナ・レオノワ、グレーシー・ゴールド、そして浅田真央さん。
実力者たちが、本来の力を発揮出来ずに演技を終えてのキス&クライでの表情を見るのは本当に辛い。
今大会では15歳の樋口新葉さんが3位の表彰台。見事だった。次はNHK杯。ぜひとも表彰台に登ってファイナルに進んで欲しい。
しかし、私は、これが新旧交代とは、けっして思っていない。なぜなら、今回の結果が、けっして浅田真央さんの実力ではないと強く思っているからである。左ひざがかなり悪いようである。そのため練習も思うように出来なかったとのこと。今まで練習の積み重ねで結果を出してきた真央さんだけに、心の中で不安が渦巻いて、演技に表れたに違いありません。
次は暮の全日本選手権。心身共にリフレッシュして臨んで欲しいと願うばかりです。今が本当に一番辛い時だと思いますが、とにかく立ち直って欲しい。
今日の朝日新聞のスポーツ欄に「失意と覚悟と」というタイトルで浅田真央さんの記事が掲載されていました。写真は浅田真央さんの方が樋口新葉さんのものより大きかった。
浅田真央さんのコメント。

「練習でもうまくいっていないので、本番でもこうなる感じがあった」
「結果や自分の自信というものが、全て失われたので、また、ここから一からもう一度作り上げていかないといけない。この悔しさを忘れないで、全日本では滑れるありがたさを感じながら滑りたい」





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