オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

映画「ブラック・スワン」

2012年10月26日 22時22分38秒 | 映画
昨日の公休日。午後、気分転換で、わが町の商店街のK書店へ行く。そしてDVD売り場で映画「ブラック・スワン」のDVDが1000円で投げ売りされていたので、迷いもせず買ってしまった。
この映画はクラシックバレエが題材になっていたので見たかったのだが、映画館で封切られた時は見落としてしまった。また車でレンタル屋へ行くのも、めんどくさかった。
フィギュアスケートの昨シーズン、この映画のサウンドトラックがプログラムによく登場していたのので、たいへん気になっている映画だったのですが、批評を読むと酷評もかなりあり、躊躇していましたが、1000円と言うことで買ってしまいました。
おそらくクラシックバレエの優雅で華麗なる世界を期待していた方にとっては、刺激が強すぎるに違いありません。
まさに美と狂気が一体になったような映画。また裏側の汚い部分も露骨に出てきますが私にとっては面白かった。映画に釘付けでした。
嫉妬、不安、孤独、プレッシャーなどが混然になってバレエ「白鳥の湖」の公演で主役を演じるヒロインにのしかかってくる。その重圧の中で見る心の闇。
性格の違う白鳥と黒鳥の2役を演じることの難しさ。
一番印象に残ったシーン。
バレエシューズを履く時、素足の脚の指の皮がひっついている衝撃。長時間、踊ることの厳しさ、残酷さがストレートに伝わって来る。バレエの世界が華やかだけに、なおさらである。
主役はナタリー・ポートマン。映画「スターウォーズ」のエピソードシリーズでお馴染みの女優さんである。
「スターウォーズ」シリーズのイメージを払拭させる狂気に満ちた演技は圧倒的である。
これからもバレエ「白鳥の湖」の映像を見ることは多いと思います。また違った見方で見るのは間違いないでしょう。