オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今日聴いたCD 10月11日

2012年10月11日 15時00分58秒 | 今日、聴いたCD
①ホルスト 「吹奏楽のための組曲」第1番、第2番、「ムーア風組曲」「詩編」「ア・コラール・ファンタジー」その他(EMI盤)
②「ベルガンサ・シングズ・モーツァルト」 テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ) ジョン・プリチャード指揮ロンドン交響楽団(1962年録音 デッカ盤)
③リムスキー・コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」 ワレン・ゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場管弦楽団(2001年録音 PHILPS盤)

6枚組CDの「ホルスト/ザ・コレクターズ・エディション」から3枚目を聴く。
3枚目は吹奏楽が中心。数年前、NHK交響楽団の演奏会の放送で、「吹奏楽のための組曲」第1番を聴き、たいへん興味を持ちCDが欲しいと思っていましたが、まだ購入していなかったので今回のアルバムに含まれているのは、たいへん嬉しい。この作品は吹奏楽のバイブルと言われているらしい。
指揮は作曲者の娘さんのイモジェン・ホルストの指揮。1965年の録音。
イモジェンは父親の作品に、たいへん情熱を傾けたとのこと。私は吹奏楽は全く詳しくないので、よく分かりませんが、派手さはありませんが、本当に落ちついた演奏。誠実な演奏と言うべきか。聴いていて、何か吹奏楽にもかかわらず、イギリスの田園風景を思い浮かべることが出来たのは私の思い過ぎか?

吹奏楽を聴いたあと、モーツァルトを聴きたくなった。今日、聴いたのはスペインの名歌手テレサ・ベルガンサが歌うモーツァルトの作品集。歌劇「フィガロの結婚」「皇帝ティトスの慈悲」「コシ・ファン・トゥッテ」からアリア、そしてコンサートアリア「どうしてあなたを忘れられよう」K505.
テレサ・ベルガンサは私の大好きなオペラ歌手。久し振りにに、このCDを聴いて、自然で美しい声に聴きほれる。
特に歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」からの3曲が素晴らしい。モーツァルトの音楽から官能性すら感じさせる。
ベルガンサの歌う歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」の全曲盤がないのは非常に残念。



昼間、久し振りに安藤美姫さんの演ずる「シェエラザード」の映像を見る。来シーズン限りの引退の意向を知った直後だけに、たいへん寂しさを強く感じてしまいました。
この作品は大好きなので、いろいろとCDを持っていますが、やはりゲルギエフ盤が一番好きです。
濃厚で分厚いサウンド、そして歌うところは、とことん歌う。聴く者をアラビアン・ナイトの物語に引き込んでいきます。
特に第3曲「若い王子と王女」では、安藤美姫さんの演技と重なるものがあって、どうも、いけません。
この作品は多くのスケーターが演じてきましたが、どうしても私は安藤美姫さんのイメージが強い。
昨シーズン、浅田真央さんに期待しましたが、大きく編曲された音源だったのが、私としては残念でした
この安藤美姫さんのイメージを乗り越えさせてくれるスケートは誰なのか、今後の楽しみとしましょう。




安藤美姫さん、来季限りで引退の意向

2012年10月11日 11時55分17秒 | 2012-2013年シーズン
今日、朝起きて、朝日新聞を開くと、安藤美姫さんの来季限りの引退の意向の記事。

朝日新聞のインタビューに応じ「(来季の)その次のシーズンはないでしょう。引退の可能性は高い」

「世界選手権で優勝し、競技者としてのゴールは達成してしまった。アイスショーにも出て、引退後はこんなことが出来るという良さを実感し、試合への意欲があいまいになった」

「来季は自分の最後のシーズンと思って、ブロック大会に勝って全日本選手権に出たい」

「(ソチ冬季オリンピックは)今の時点では難しいと思うが、1試合ずつやった結果、派遣していただけるなら行く」

私自身、遂に、この時が来たかという気持ちと、残念という気持ちが交錯しています。
ただ、来シーズンは出ると決めたからには万全の状態、環境で出場して、悔いを残さないで欲しい。
安藤美姫さんには、まだまだ才能と実力が秘められていると、私は思っています。
その才能と実力を100%引っ張り出せるコーチを、はやく見出して欲しい。
私が初めて安藤美姫さんの演技を生で見たのは、2007年暮の大阪での全日本選手権のフリープログラム。曲目は「カルメン」でした。
正に世界選手権の覇者に相応しい貫禄と実力にあふれた演技は、今も忘れることが出来ません。
もう一度、あの時のような演技を見たい、見せて欲しい。
安藤美姫さんには華があります。リンクに登場に登場しただけで、会場がパッと華やかになる、他のスケーターにはない華があります。
今シーズン、その華のある安藤美姫さんの演技を見ることを出来ないのは、たいへん残念で寂しいですが、来シーズン、元気な姿を見せて欲しいと願うばかりです。