goo blog サービス終了のお知らせ 

オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「氷上の舞~煌めくアイスダンサーたち」

2012年05月01日 22時45分02秒 | 私はアイスダンスが大好き!



今、ボチボチですが、先月発売された「氷上の舞~煌めくアイスダンサーたち」(田村明子著)を読んでいるところ。
我が国では、アイスダンスは男子シングル、女子シングルに比べて今一つ人気がないだけに、この本は貴重である。
アイスダンスの歴史やアイスダンスの選手、そして指導者たちの系譜を、その時々の出来事を交えて丁寧に書かれており、アイスダンスを愛する者にとっては必読かもしれません。
やはり原点はジェーン・トーヴィル&クリストファー・ディーンによる「ボレロ」でしょう。
映像は金メダルを手にした1984年サラエボ冬季オリンピックでの映像。
まさに伝説のプログラム。
ますますアイスダンスの世界に入り込んで行く私である。

メリル・デイビス&チャーリー・ホワイトの「こうもり」

2012年04月29日 22時34分57秒 | 私はアイスダンスが大好き!



ほとんど毎日、仕事から帰ると今年の世界選手権のアイスダンスの録画を見ている。
メリル・デイビス&チャーリー・ホワイトのフリーダンスでの喜歌劇「こうもり」序曲は、もう何度見ただろうか?何度見ても飽きることがない。
メリル・デイビスの髪飾りを見た時、唸ってしまった。
喜歌劇「こうもり」の第2幕で、このオペレッタのヒロインであるロザリンデが顔につけるマスクをデザインした髪飾り。
どれくらいの方が気か付いたであろうか?
これに気がついた自分が憎い。
喜歌劇「こうもり」の雰囲気満載。
今シーズンは鈴木明子さんとメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトがフリーで喜歌劇「こうもり」序曲を競演。
私にとって素晴らしいシーズンでした。

2012年、世界選手権・アイスダンスFD

2012年04月18日 09時26分41秒 | 私はアイスダンスが大好き!
Jスポーツで放送された世界選手権のアイスダンス・フリーダンスの録画を、やっと見る。
アイスダンスは私が女子シングルと並んで、一番楽しみにしていた種目である。地上波やBSでフジテレビがきちんと放送してくれないので、本当に苦労します。
アイスダンスはジャンプなど大技が無いので、一件地味のように思われますが、素晴らしい音楽に乗っての華やかな雰囲気や感情表現豊かな演技にはハマるものがあります。

今年の優勝はカナダのテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイヤ組、そして2位はアメリカのメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト組。
昨年同様、この2組が、やはり群を抜いている。この2組を追い抜くペアはいつ現れるのか思ってしまうほどである。
私は、この2組を追いかけるペアとしてアメリカのマイア・シブタニ&アレックス・シブタニの兄妹コンビに期待しているのですが、今大会では、どうも兄貴の体調が悪いようで、ミスの連発で8位に終わったのが残念でした。フリーダンスでのツイズルでの失敗は痛かった。あのスピードのあるツイズルを見ることが出来なかったのは本当に心残りである。

さてヴァーチュ&モイヤ組のプログラムはミュージカル映画「パリの恋人」の音楽。そしてデイビス&ホワイト組の音楽は喜歌劇「こうもり」序曲。
フレッド・アステアとヨハン・シュトラウス2世の世界!
極上の音楽と最高の演技に酔うのみである。正にアイスダンスを見る最高の醍醐味そして喜びを、この2組が伝えてくれます。

その他では6位のイタリアのアンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ組の演技も個人的には大好きなプログラムです。
毎シーズン楽しいプログラムで私を楽しませてくれますが、今シーズンのプログラムはニーノ・ロータの映画「道」の音楽。
自国の作曲家による自国の映画の音楽。やはり感情の入れ方が違うように感じました。

さて今回の放送の解説は藤森美恵子さん。
今回も核心を鋭く突く解説で、たいへん参考になりました。
7位のロシアのエカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー&ソロビエフ組の演技後の解説は凄かった。

「プログラムの選曲(グノーの歌劇「ファウスト」からのバレエ音楽)はいいがISUアイスダンス技術委員会の意図を理解してプログラムを創作していない。全てボリショイバレエ的。ロシアは今の(アイスダンスの)時代を理解していない。スタイルが古い。ロシアが時代的に取り残されている」
ボリショイバレエ的と言うコメントがクラシックバレエ好きの私にとって何か納得させられるものがありまた。

反対にデイビス&ホワイト組の演技には「ISUの主旨に100%そったプラグラム」
またヴァーチュ&モイヤ組の演技には「(ロシアと比べて)一歩が違う。技術が違う」
以前アイスダンス大国だったロシア、そして今ロシアを抜いて北米勢の活躍。藤森さんの鋭いコメントだけで今の世界のアイスダンス界の縮図を見るようでした。
またアイスダンスはエンタテイメント性があふれるものがありますが、見た目だけではない、あくまでもルールに寄り添った競技であるということも藤森さんのコメントで思い知らされました。
ただヴァーチュ&モイヤ組やデイビス&ホワイト組の演技にはルールや技術というものを何か超越した凄さがあります。技術臭さ、単なる高得点狙いを感じさせないで見る者を引きつける魅力が満載です。それが、この2組の凄いところに違いありません。
「一歩が違う」
この言葉がたいへん印象に残りました。
ステップの踏み方、ターンでの息の合わせ方など。
この藤森さんがおっしゃった「一歩」を感じることができるかが、今のアイスダンスの魅力を感じるか、感じることが出来ないかのポイントだと痛感しました。
見れば見るほど奥の深いアイスダンス。
本当は、もっと多くの方々に見て欲しい。




テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアの「パリの恋人」

2012年04月15日 23時08分56秒 | 私はアイスダンスが大好き!



今年の世界選手権でのアイスダンスの優勝は、テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア組。

フリーダンスの音楽はミュージカル映画「パリの恋人」から。

フレッド・アステアの世界。

流れるようなステップ。

究極のアイスダンスの演技。

本当に見とれてしまいました。

2012年全米選手権、アイスダンス

2012年02月10日 09時41分31秒 | 私はアイスダンスが大好き!
いよいよフィギュアスケートの四大陸選手権が開幕しますが、私自身、まだ全米選手権の余韻が大きく残っていて困った状態である。
まだ、アシュリー・ワーグナーやアリッサ・シズニー、そしてメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト、シブタニ兄妹が、今も頭の中で舞っている。
そして欧州選手権の女子シングルのフリーの録画を、まだ見ていない。早く見なくては。
そして早急に気分を入れ替えて四大陸選手権モードにしなくてはいけません。

それにしてもCSのJ SPORTS様様である。
地上波やBSで放送されない海外のスケーターたちの素晴らしい演技を見ることが出来るのだから!そして美しい映像で!
別料金が発生するオプション番組ですが真のフィギュアスケートファンにとっては、絶対に欠くことの出来ない番組。
地上波の放送のように芸能人が出てきたり、やたらと競技会以外の映像が流れたりしないシンプルな番組構成なので安心して見ることが出来ます。

一昨日、全米選手権のアイスダンスの放送を見る。
それにしてもアイスダンスは見ていて本当に楽しい。
スケーティングの技術の競い合いも大きな見どころですが、やはりワルツ、ラテン、タンゴなど様々な音楽、そして他の競技にはない独特な華やかさに、ハマってしまいます。

さて全米選手権のアイスダンス。
やはりメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトとマイア・シブタニ&アレックス・シブタニの2組が群を抜いている。
昨年の世界選手権での1位と3位のカップルなので当然と言えば当然なのかもしれませんが・・・。
シブタニ兄妹はショートダンスのプログラムを変更していた。昨年のGPファイナルでは、今一つ得点が伸びなかったので、世界選手権を見据えての変更でしょう。演技の流れが良くなったように見えます。
それにしても兄貴のアレックスを見ていてスコット・モイアと雰囲気が似て来たように感じるたのは私の思い過ぎかな?
フリーダンスの「グレン・ミラーメドレー」は、やはりご機嫌である。
昔の良きアメリカの音楽で演技させたらシブタニ兄妹の右にでる者はないですね。

そして優勝のメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト。
やはりフリーダンスのヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」序曲での演技が圧巻。本当に凄い!人間は氷の上で、ここまで演技が出来るのか!
GPシリーズでも素晴らしい演技を見せてくれましたが、さらに磨きがかかりました。
3月の世界選手権では、どこまで高い境地になるのか、恐ろしくなるくらいである。
カナダのテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアとのたいへんなレベルでの競い合いが、たいへん楽しみです。
解説の藤森美恵子さんも、とにかく最高の演技を、じっくりと見て下さいとばかり「こうもり」の演技中、一切解説なし。
見ている私も演技とヨハン・シュトラウスの音楽に酔うばかりである。
GPファイナルの放送では、解説のK氏が、演技中、やたらとゴチャゴチャ言っていて、聞き苦しかった事と正反対でした。
それにしても、この「こうもり」のプログラム。
今シーズンのフィギュアスケートの全種目の中で私のベストワンのプログラムかもしれません。




2011、GPファイナル アイスダンス

2011年12月23日 16時31分50秒 | 私はアイスダンスが大好き!
今日は午後よりCSのテレ朝チャンネルで、この前のグランプリ・ファイナルでのペアとアイスダンスがショートとフリー、全て一気に放送されました。
そして、その中で、やはりアイスダンスのフリーダンスが一番、見応えがありました。
これだけのものを地上波やBSで見ることが出来ないのは、残念を通り越して不幸である。
現在のアイスダンスはメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトとテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイヤの2強が飛びぬけている。デイビス&ホワイトの「こうもり」、ヴァーチュ&モイヤの「パリの恋人」を続けて見ることの出来る幸せ。いつまでも続いて欲しいと思うばかりであった。
とにかく一度でも良いから地上波かBSで紹介して欲しいと思うばかりである。

3位はナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザ。このカップルは昨シーズン、フリーでの「チャップリンメドレー」で私を大いに酔わしてくれましたが、今シーズンのプログラムは少々凝り過ぎて楽しくない。やっぱりアイスダンスは楽しくなくては・・・。

4位はケイトン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ。同じカナダのヴァーチュ&モイヤの陰に隠れて何かと損な立場ですが、たいへんな実力者です。私は3位のペシャラ&ブルザの演技より、こちらの演技の方が優雅で美しく好きです。またショートダンスでのウィーバーのトラ模様の衣装には悩殺されました。

5位はマイア・シブタニ&アレックス・シブタニの兄妹コンビ。結果は5位でしたが悪くはなかった。グラン・ミラーの音楽。昔の良きアメリカを彷彿させるものがありました。

最後に解説のあり方。
今回の放送で残念だったのは演技中の解説が邪魔だった。しゃべりすぎ!
音楽の一番いいところで何度かさえぎられて興ざめすることもあった。また、その解説も荒川静香さんのようにポイントを押さえた適格なコメントだったら良いのですが、時には演技のアラ捜しをしているように聞こえ、私には邪魔な解説でした。
思い出すのは、今年の春の世界選手権のJ SPORTSでの藤森美恵子さんの解説である。
藤森さんはデイビス&ホワイトとヴァーチュ&モイヤの演技中は一切、解説をしなかった。
このくらいの見識を持ってほしいものである。

来年の世界選手権ではデイビス&ホワイトとヴァーチュ&モイヤがどこまで究極の演技を見せてくれるのか。また、この2強に続くのは誰か!
楽しみです。

GPシリーズ・ロシア大会、そして今日、聴いたCD

2011年12月14日 17時36分39秒 | 私はアイスダンスが大好き!
昨日の深夜、CSのテレ朝チャンネルでGPシリーズ・ロシア大会のペア、そして本日の日中、ロシア大会のアイスダンスの放送があり、一気に見ました。CSでないとペアとアイスダンスを見ることが出来ないのは本当に残念。
ペアは川口悠子&スミルノフ、サフチェンコ&ゾルコウィーの演技が、やはり圧巻だった。ただ前半登場した若手たちの演技も、何か次の世代の登場を予感させるものがあり、今後のお楽しみである。

アイスダンスは、やはりメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトの演技が、ため息が出るくらい本当に素晴らしかった。
やっと、このコンビの「こうもり」を見る事が出来た!アメリカ大会での放送はNHK杯の生中継と重なったので、見ることが出来なかった。
素晴らしかった!こんな素晴らしい演技を地上波やBSで紹介されないとは!怒りすら覚えます。
音楽は鈴木明子さんのフリーと同じ、ヨハン・シュトラウス二世の喜歌劇「こうもり」序曲。
リンクに登場したデイビスの髪飾りは、このオペラの第2幕で、このオペラのヒロイン・ロザリンデが付ける仮面を連想させるもので、このオペラが大好きな私は、それを見つけただけで、嬉しくてたまらなかった。オペラ好きには、たまらないプログラムである。
ホワイトも燕尾服姿。まるでウィーンの舞踏会と思うくらい。見ていて、アイスダンスという事、競技会であるという事すら忘れさせる美しく、優雅な演技。
難度の高い技も盛り沢山であるが、それを感じさせないのは凄い。演技中のデイビスの絶える事のない笑顔も見事。
今の時点で、今シーズン、私のベストワンの演技である。
GPファイナルでも見事、優勝だったので、もっと凄かったに違いない。早く映像を見たい!


今日、聴いたCD
①ブラームス 「ドイツ・レクイエム」 カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1987年ウィーンでのライブ録音、ドイツ・グラモフォン盤)
②ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調 朝比奈隆指揮NHK交響楽団 (1995年NHKホールでのライブ録音 fontec盤)

今日は、お気に入りのCDばかり聴く。
またまた、今日も「ドイツ・レクイエム」を聴いてしまった。かなりのハマり様である。今日はジュリーニ盤を聴く。この前、聴いたアーノンクール盤と同じオケ、同じ会場での録音であるが、あまりの演奏の違いに改めて驚く。私はやはりジュリーニ盤が一番だな。
また、今日、シフ様お薦めのケンぺ指揮ベルリンフィルのCDを予約しました。年内には届くでしょう。こちらもお楽しみである。なお、フェレンチク盤は、まだ捜索中である。

ベートーヴェンの交響曲第7番の録音は、朝比奈隆がN響を指揮したベートーヴェンの演奏のアルバムに含まれているものですが、どう聴いても私にとって最高のベートーヴェンの演奏である。
改めて朝比奈隆を知った歓び、朝比奈隆の演奏を聴いて感動できる自分自身が、本当に幸せだと心の底から思いました。


今シーズンのヴァーチュ&モイヤのフリーダンス。その2

2011年11月17日 22時22分36秒 | 私はアイスダンスが大好き!
昨日、CSのテレ朝チャンネルで、やっとGPシリーズのカナダ大会のアイスダンスを見る事が出来ました。
お目当ては、やはりテッサ・ヴァーチュ&・スコット・モイヤのフリーダンスです。
この春の世界選手権のフリーダンスは「ラテン・メドレー」でした。
これは本当に見事だった。特にゴールド色の衣装に身を包んだテッサの体全体から溢れ出てくる雰囲気、そして肌の色は正にラテンそのものでした。演技の前からラテンの雰囲気ムンムンでした。
そして今シーズンのフリープログラムは映画「パリの恋人」の音楽。
主演はフレッド・アステアとオードリー・ヘップパーン。音楽はジョージ・ガーシュイン。
そしてヴァーチュとモイヤの演技は昔の良き時代のアメリカのミュージカル映画が、氷上で再現されているようでした。
競技会と言うことを忘れて、ヴァーチュとモイヤの演技に酔うのみであった。
多くのフィギュアスケートを愛する方々に見て欲しい。
今日は久し振りに映画「ザッツ・エンターテイメント」のDVDでも見て、ミュージカルの世界にドップリと浸かろうか?

今シーズンのヴァーチュ&・モイヤのフリーダンス

2011年11月06日 21時22分12秒 | 私はアイスダンスが大好き!
Tessa VIRTUE Scott MOIR CAN Skate Canada 2011 FD


この前、アイスダンスのメリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイトの今シーズンのフリーダンスを話題にしましたが、やはりテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイヤを忘れてはいけません。
GPシリーズ・カナダ大会のフリーダンスの映像。
やはり今シーズンのアイスダンスも、テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイヤとメリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイトの2組が、ずば抜けているようです。
また、今シーズンのシブタニ兄妹の演技の映像を捜しているが、見つからん。
それにしても、我が国でのフィギュアスケートの話題と言えば女子シングルと男子シングルが中心。
アイスダンスが気になっているのは、この世で私だけ?
それにしても寂しい。
今日も朝が早かったので、もう寝よう。
中国大会の女子シングルの録画は、後日、ゆっくり見る事にしましょう。

もう一つの「こうもり」

2011年11月03日 22時14分45秒 | 私はアイスダンスが大好き!



私はどちらかというと経済的な問題もありますが、CDの収集に主力を置いているので、DVDは、あまり持っていません。オペラの場合でも、同じ作品の重複は極力、避けています。
しかし、なぜか、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」だけは何故か3種類のDVDを持っています。それだけ、この作品が大好きで、こだわりがあるということでしょう。
だからこそ、今シーズン、鈴木明子さんがフリーの曲が喜歌劇「こうもり」序曲ということに狂喜しているのかもしれません。
さて、放送の関係で鈴木明子さんの「こうもり」ばかりがクローズアップされていますが、なんと今シーズン、たいへんな大物も「こうもり」を演じています。
アイスダンスのメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトがフリーダンスで「こうもり」を演じています。
GPシリーズ・アメリカ大会の映像です。
アイスダンスで演じると、まるで舞踏会のようです。

2011年、世界選手権、アイスダンス・FD

2011年05月13日 09時45分00秒 | 私はアイスダンスが大好き!
世界選手権・アイスダンスのフリーダンスのCSの放送を見ました。ショートダンスと同様、見ていて楽しくて、楽しくてしかたがなかった。フィギュアスケートの競技の中で私が一番好きなのは、やはり女子シングル。これは当然でしょう。その次は、今ではアイスダンスである。
アイスダンスの魅力はやはり音楽である。音楽をしっかりと聴くこと。音楽を聴かないで技ばかりに気を取られると、ただのアクロバットに感じてしまう。その音楽に対して、どのような表現を見せるか、また選手たちがリンクに登場してからの仕草や表情も絶対に見逃せない。

今回はイギリスのカー姉弟のコンビが出場しなかったので一抹の寂しさも憶えましたが、それを忘れさせるくらい多くの素晴らしい演技に接することができて幸せでした。
フランスのケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ組は1月の欧州選手権と違うプログラム。今回は「ガーシュイン・メドレー」である。冒頭の「ラプソディ・イン・ブルー」での、あのクラリネットの独特なメロディが流れた時の、2人の素晴らしい表情。やはりアイスダンスは音楽ありきということを実感する。
アメリカのマディソン・チョーク&グレッグ・ズーレイン組はミュージカル「キャバレー」の音楽。全米選手権の時よりも一段と良かった。このコンビも表情が素晴らしい。
そして私が期待しているロシアのエレーナ・イリニフ&二キータ・カツァラポフ組はバレエ「ドン・キホーテ」のから終幕の音楽。カツァラポフの調子が今一つだったのが残念でしたがやはりロシアはクラシックバレエの国であることを実感する。
今回は終幕の音楽でしたが第1幕のキトリの登場場面の躍動感あふれる音楽でのイリニフの演技も、ぜひ見てみたいと思ったりしました。

さて今回の世界選手権で私が一番嬉しかったのはマイアとアレックスのシブタニ兄妹の銅メダルでした。
ショートダンスでは第3位が今年の欧州選手権優勝のナタリー・ぺジャラ&ファビアン・ブルザ組。シブタニ兄妹組は第4位。何が起きたのだろうか?
ぺジャラ&ブルザ組のFDのプログラムは「チャップリン・メドレー」である。アイスダンスを見る喜びにあふれた本当に素晴らしいプログラム!
「街の灯」「黄金狂時代」そして「モダン・タイムズ」の音楽が中心。映画ファンには、たまらないプログラムでしょう。「黄金狂時代」でのチャップリンの正に至芸と言うべきロールパンの踊りのシーン。そして、この音楽に乗っての素晴らしいツイズル。まさに私にとって至福の時でした。
何もかも忘れてこのコンビの演技に見とれていましたが、後半、まさかの転倒。やはり世界選手権は何が起こるかわからない。本当に残念だった。
そしてアメリカのシブタニ兄妹の演技。こちらも前半の音楽は映画「モダン・タイムズ」から「スマイル」でチャップリンの音楽。昨シーズンまでジュニアで、今回世界選手権初出場とは思えない落ち着いたしっかりとした演技。昨年の世界ジュニア選手権では4位でだった。
最近のアイスダンスでは技術面をアピールするためリフトなどではアクロバット的な演技も見ることがありますが、シブタニ兄妹組の演技には、そんなものは無い。昔のアメリカのミュージカル映画のダンスシーンを彷彿させる優雅さとスケーティングの美しさ!そして、それをこの若さで見せつけるとは!そして世界選手権初出場で、いきなり表彰台。解説の藤森美恵子さんが言っていましたが、これはアイスダンスでは前例がないそうです。
アイスダンスの持つ本来の美しさ、楽しさを甦えさせるようなシブタニ兄妹がシニアの世界の檜舞台に初めて登場して、そして表彰台。こういう演技が、きちんと評価されて本当に嬉しい。これからのアイスダンスの流れが、また何かが変わっていくかもしれない。

そして最後の2組のメリル・デイビス&チャリー・ホワイト、テッサ・バーチュ&スコット・モイヤの2組の演技。何も言う事が無い。やはり他と比べて飛びぬけている。氷の上で人間はここまで表現出来るのか!という感歎の気持ちで一杯である。
特にバーチュ&モイヤ組の初めて見た「ラテンメドレー」は本当に凄かった!昨シーズンはマーラーの交響曲第5番の第4楽章「アダージェット」で私を驚嘆させたが、今シーズンも同様である。凄いリズム感。躍動感。そして迫力。バーチュのたいへんなケガでの手術のあとの演技であることが信じられない。
それにしても黄金の衣装を身にまとったバーチュの美しさ!肌の色もラテン音楽にぴったりの輝き。クラクラしました。
放送では、この最後の2組の演技の時は実況も解説も無し!
演技前の藤森さんのコメント。
「この2組の演技は、とにかくじっくりと見てください」
これが全てを言い表わしているでしょう。
最高のものを見る喜びを味あうことが出来ました。


最後に本日聴いたCD
ベートーヴェン 交響曲第2番、第4番 ザンデルリング指揮フィルハーモニア管弦楽団
ワーグナー   歌劇「さまよえるオランダ人」序曲、「ジークフリート牧歌」 クナパーツブッシュ指揮ミュンヘンフィル
ハイドン    交響曲第94番「驚愕」、交響曲101番「時計」 モントゥー指揮ウィーンフィル
ブラームス   「ハイドンの主題による変奏曲」 モントゥー指揮ロンドン響

2011年、世界選手権、アイスダンスSD

2011年05月11日 10時02分50秒 | 私はアイスダンスが大好き!
今週はCSのJ SPORTSで、やっとフィギュアスケートの世界選手権でのペアとアイスダンスが放送されていて、大忙しである。
フジ系列で地上波やBSでは、きちんと放送されたのでしょうか?たいへん魅力があり、美しい競技、ぜひ、きちんと伝えて欲しいものです。
さてペアはフリーは見ましたが、まだSPの録画を見ていないにで、コメントは後日。
昨晩はアイスダンスのショートダンスの録画を見ました。見ていて胸がワクワク、楽しくて楽しくてたまらなかった。
クラシック音楽、タンゴ、シャンソン、フラメンコ、映画音楽など、いろいろな音楽を聴いているだけでも気持ちが高ぶるものを強く感じてしまいました。
そして順位や得点を気にせず、演技そのものを楽しむことが出来るのが、アイスダンスの大きな魅力でしょう。
それにしても会場の熱気も素晴らしい。本当にアイスダンスを真に楽しんでいる素晴らしい雰囲気。さすがフィギュア大国・ロシアである。我が国はまだまだである。

イタリアのカッペリーニ&ラノッテ組の「ケ・セラ・セラ」。ドリス・デイの歌声が流れてきたとたん胸が一杯である。
また今年の欧州選手権の覇者であるフランスのぺシャラ&ブルザ組は映画「ドクトル・ジバコ」の音楽。私の大好きな映画、映画音楽である。この音楽を聴くだけで、これまた胸一杯。映画でジュリー・クリスティが扮したララの姿が目に浮かびます。

現在のアイスダンスで私が一番期待、注目しているは、アメリカのマイアとアレックスのシブタニ兄妹である。昔のアメリカのミュージカル映画のダンスシーンを思い出せる優雅さ、品の良さに魅了されます。SDは4位でしたが、フリーでは逆転の3位。どのような逆転劇を演じたのだろうか?放送が楽しみです。
驚かされたのはロシアのエレーナ・イリニフ&二キータ・カツァラポフ組。昨年の世界ジュニアの優勝者である。
独創的なダンスの凄さ!そして真っ黒の衣装のエレーナ・イリニフの美しさ!
また、私にとって、もう一組注目のコンビが増えてしまった。
これからのアイスダンスはシブタニ兄妹とイリニフ&カツァラポフ組の成長如何で、ますます楽しくなるでしょう。ソチ冬季オリンピックでは表彰台に立っている予感すら感じさせます。

今シーズンはバーチュのケガで不本意なシーズンでしたが、久し振りにバンクーバー冬季オリンピックの金メダル、テッサ・バーチュ&スコット・モイヤ組の健在振りを見て本当に嬉しかった

そしてメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト組!
今シーズンのSDは歌劇「ラ・ボエーム」と「椿姫」の音楽。オペラの大好きな私にとって何度見ても、拍手喝采です。
特に「ラ・ボエーム」で私の大好きな「ムゼッタのワルツ」に乗ってのステップの美しさは何度見てもため息が出ます。

さて今日の夕方は、いよいよ楽しみにしているフリーダンスの放送があります。
ちょうど、その放送時間の頃は運よく?家に家族は誰もいないので、私は、まわりを気にせず、自分の世界に浸れそうです。


最後に本日聴いたCD
ワーグナー 「ジークフリート牧歌」 クナパーツブッシュ指揮ミュンヘンフィル
ワーグナー 楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」より第3幕 ベーム指揮による1068年バイロイト音楽祭でのライブ録音 
エルガー  「エレジー」
ヴォーン・ウイリアムズ 「タリスの主題による幻想曲」「揚げひばり」

2011年、全米選手権・アイスダンス

2011年02月17日 23時34分02秒 | 私はアイスダンスが大好き!
昨晩、今年の全米選手権のペアとアイスダンスの放送がありましたが、仕事の疲れの為か、ペアを見ている時、物凄い睡魔の襲われ、アイスダンスを見ずに寝てしまった。
そして今日、仕事から帰宅後、アイスダンスを録画で見ました。
アイスダンスは私にとって、理屈抜きに楽しい。音楽もクラシック音楽からキャバレーソングまで多彩で楽しく見る事が出来ました。
理屈抜きで楽しく見ている中で一番、楽しみにしていたのがマイア・シブタニ&アレックス・シブタニの兄妹コンビでした。今シーズン、シニアデビューのカップルですが、昨年のNHK杯の時と比べて、数段、良くなってきたのがよくわかります。シニアデビューにも関わらず「これぞアイスダンス」と思わせるのが凄い。流れが良くなった。そしてスピードが全く違う。また、この兄妹コンビはの演技は本当にいい雰囲気で、アイスダンスを見る歓びを満喫させてくれるカップルで、今回は2位でしたが、今後、さらに、私を魅了させてくれるでしょう。ソチ・オリンピックの有力なメダル候補と言い切ってもよいでしょう。
優勝は予想通りメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト。群を抜いた実力者振りである。フリーダンスのタンゴも良かったが、やはりショートダンスのプッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」から「ムゼッタのワルツ」とヴェルディの歌劇「椿姫」から「乾杯の歌」での演技はオペラ大好き人間の私にとって本当に嬉しくてたまらないプログラムである。3月の世界選手権の優勝候補であるのは間違いありません。
そして表彰式のゲストにはタニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴストが登場!ミニスカート姿のベルビンは本当に素敵!彼らがアメリカでいかに愛されているのか、よく分かり本当に嬉しい。

いよいよ四大陸選手権。浅田真央さん、安藤美姫さんの演技も楽しみですが、鈴木明子さんの演技が今シーズンの見納めになるので、フリーの「屋根の上のヴァイオリン弾き」の最高の演技を期待しています。
また四大陸選手権のアイスダンスではケガで欠場が続いていたテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアが復帰するらしい。本当ならば、これは本当に楽しみです。