ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

玉川の山吹は見頃です

2014-04-19 21:06:12 | 

4月19日(土曜日)
隣村の井出町は、桜の名所:玉川堤が有ります。桜の花が散れば今度は「山吹」の出番です。玉川の両岸の堤には1.5キロに渡り、ヤマブキ が約1万2、000株も有ります。
桜が満開のとき、一部山吹が咲いていましたが、散らない限り脇役です。
今日は天気も良く、穏やかな日なので、山吹の花を見に行って来ました。

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桜と違い、山吹の花を見に行く来る人は、ほとんどいません。
玉川の両側の堤防は、「黄金色」に染まっていました。

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花は一重と八重の二種類が咲いています。

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濃い黄金色は「八重」で、やや薄い黄金色は一重です。
どちらが好きかと聞かれれば、私は八重が好き。

ここ玉川のヤマブキには歴史があります。奈良時代に橘諸兄(たちばな の もろえ)が、この地にヤマブキを植えたのが始まりと言われ、数多くの歌に詠まれています。
・小野小町の歌で「色も香も 懐かしきかな 蛙(かわず)鳴く 井手のわたりの 山吹の花」があり、井出の里が、蛙と山吹で有名だったことを伺わせる。 
・新古今和歌集 159 藤原俊成 「駒とめて なほ水飼はむ山吹の 花の露添ふ井出の玉川」
 乗って来た馬を止めて、もっと水を飲ませてやろう。山吹の花の露がこぼれ加わる井出の玉川。

【参    考】
1.八重には実はならないが、一重は結実する。

コメント
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