ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

島唄ライブを楽しんだ

2011-05-13 23:58:11 | 音楽

5月12日(木曜日)
”この日、この時ここは沖縄になる。八重山古典音楽安室流保存会/琉球民謡協会師範 仲宗根充 沖縄島唄ライブ ”の案内メールが祇園新右衛門のママさんから来た。

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愛妻に、「今夜仲宗根充さんのライブが京都であるけどに行かない?」と聞けばもちろん”行く”。普通の家庭では、こんな時は何日か前に決めることだろう。
我が家が行くと決めたのは、その日の午後ときたもんだ。
電車の中でママさんにメールをした。「6時半頃にお店に行きます。席はカウンターの右端に二人お願いします」。

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南座の大きな提灯を見て東へ歩き、一筋目を右に曲がる。

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「世界一辛い唐辛子」のノボリが見えたら、10メートルほど先を左に入れば沖縄料理の店「新右衛門」だ。
予定時間の6時半に到着した。扉を開けるとママさんが目の前に現れた。「ゆみちゃんが二人と言うから誰と来るかと・・。ああ奥さんで良かった!」
それもそのはず。カウンター席には、「ゆみちゃんご夫妻予約席」の紙が置いてあった。

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スタートまでには1時間あるのでゆっくり食事が出来る。まずは愛妻は「タコライス」、私は「沖縄ソバ」を頼んだ。今夜から新人の若い安藤美姫似のお姉さんがカウンターの中で働いている。

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愛称は”あっちゃん”で姪っ子と同じなので忘れることはない。キープの泡盛ボトルを出してもらう。

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不思議といつ店に行っても、ゆみちゃんのボトルは満杯だ。
減らない魔法のボトルと名前を付けている。沖縄ソバを食べ、揚げ出し豆腐を食べ、グルクンの唐揚げを食べているとスタートの時間になった。

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7時半からライブは始まった。仲宗根充さんのライブは、愛妻は2回目で私は4回目になる。

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仲宗根師範は、いきなり唄い始めた。古典の八重山民謡なので、どれもこれも知らない唄だった。2~3曲終えた所で、皆さんにご挨拶だ。
”安里屋ユンタ”は、会場の皆さんで”サアーユイユイ”と囃子を入れるよう歌唱指導が入る。 ”オジー自慢のオリオンビール” になればお店の売り上げに協力をと”アリ乾杯!”。前半は1時間唄って30分休憩。後半も1時間、沖縄民謡を楽しんだ。会場の皆さん(師範の生徒さん)も参加して、楽しむ。

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倍賞千恵子似のお嬢さんも三線を弾き唄う。

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師範が19の春を弾くので、私にもステージに上がってとお誘いだ。女性とデュエットしたが、最初は女性が唄う出だしを私が唄い、やり直し。

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師匠の三線で唄う幸せ。最高!
カチャーシの曲が流れればライブは終わりになる。「さあさあ皆さん立ち上がって」と曲を弾けば、どなたも頭上に手をかざして踊る。

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楽しいライブも10時で終わった。

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今夜も記憶が薄れるほど飲んでしまった。保護者がいれば安心してしまう。朝8時までぐっすり寝た。寝たと言うより酔いつぶれた結果かも。テーブルに泡盛ボトルが置いてある。「この泡盛はどうしたの?」 「ママさんが私に渡してくれたの」

有難う!ママさん。今夜のライブ費用、飲み代、タクシー代は、麻雀友達の”K君”が4月の麻雀のご指導代として出してくれた。年金生活者にとっては涙がチョチョ切れる。有難うK君。今月もヨロシク!。

【仲宗根充 プロフィール】
1.石垣島白保出身(昭和30年4月生まれ)で昭和47年に島唄の稽古を始める。父仲宗根長一郎師に師事(父長一郎氏は「うりずんの詩」の作詞・作曲者)
琉球民謡協会の最高賞受賞・トゥバラーマ大会優勝。各施設での慰問活動や、CDの発表など精力的に活動中。
歌手の平井堅の三線指導、コンサートにも出演。平成18年には沖縄の新唄大賞出演、歌唱賞受賞。
平成20年第四回仲宗根長一郎・充父子リサイタル成功。

2.島唄タクシー(沖縄県個人タクシー 個人番号19)
  仲宗根 充(みつる)

  八重山古典音楽安室流保存会 琉球民謡協会 師範
  〒902-0078 沖縄県那覇市識名4-8-24
  TEL/FAX 098-834-0491 携帯 090-3077-2095

【参  考:仲宗根長一郎】
2008年、仲宗根 長一郎師範は「第24回八重山毎日文化賞」の特別賞に選ばれている。

八重山研究や芸術文化の振興に顕著な業績を挙げた人々をたたえる八重山毎日新聞社主催の「第24回八重山毎日文化賞」の選考委員会(崎山直委員長)がこのほど開かれ、今年は特別賞に八重山古典音楽安室流師範の仲宗根 長一氏(83歳)が選ばれた。
 仲宗根氏は1925年白保生まれ。39年に八重山古典音楽安室流川平亀師匠に師事、66年に教師免許、70年に師範を取得、安室流工工四を発刊している。
93年から息子の充氏と5回の父子リサイタルを開催。99年に県無形文化財八重山古典民謡保持者、琉球民謡協会師範で同会顧問などを歴任している。73年には「うりずんの詩」を作詞。大衆に八重山民謡を広めた。
 仲宗根氏は「八重山民謡すべてに情があり、歌の内容をよく知らないと情は出てこない。自分の歌に満足するようでは本当の唄者ではなく、大衆を満足させてこそ本物だと思う。生ある限り学び、郷土の芸能発展に少しでも役立てるよう歌い続けたい」と述べた。

コメント
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