５月３日（火曜日） （祝日：憲法記念日）
このところ、携帯に”ウザイ”メールが一日１００通ほど入ってくる。放置していれば、肝心なメールが来ても探すのに手間がかかる。そうならないように、これを毎日せっせと消去している。３年ほど前に沖縄に行ったとき、”ウザイ”メールの拒否設定を那覇のスナックのホステスさんにやってもらった。パソコンから送信されたメールは、すべて拒否の設定だった。これで楽にはなったが、「ゆみちゃんにメールしても拒否される」との苦情もあり、また毎度メールがあるかどうか問い合わせをせねばならず、やむなく元通りにした。
”ウザイ”メールがこれだけ来るには、心当たりが無いわけでもない。新聞広告で、「競馬の無料情報を提供するから空メールを送信して」に、これは面白いとホイホイと乗ってしまった。これが１社であればまだしも、３社くらい送信した記憶がある。
ウザイと思えばメールアドレスを変えれば済むことだが、知り合いに連絡するために一斉送信をどうやればいいのか知らない。
このお陰で、携帯の充電を二日に１回せねばならない。このことを三男に言ったら、「僕が拒否設定をしてやるから携帯貸して」と言って取り上げた。
外で仕事をして帰ってきて携帯を見るも、新しいメールが入っていない。「拒否設定やってくれたのか？」「やったよ」。
ようやく”ウザイ”メールから開放された。
「入金１００万円します」「銀行の前で待っています」「お礼５０万円でどうでしょうか」「資産家の未亡人です。1億円あります」「俺を無視するのか」「逆援助・・・」「助けて下さい」「家出少女です」。
こんなアホ臭いメールでも、入ってこなければ一抹の寂しさがある。今度は肝心なメールが入ってくるかどうか心配になってきた。誰かお暇があればメール頂戴！。
５月２日（月曜日）
三日前に三室戸寺へ孫娘と二人でシャクナゲを見に行ったが、車を降りてカメラを持っていないことに気がついた。カメラを取りに引き返すには遠すぎる。写真を撮るのは諦めて孫と花を見て回った。やっぱり美しいシャクナゲを皆さんに見てもらわねば気が済まない。
黄砂で空は霞んでいるが、天気は快晴。一人で三室戸寺へ再度行った。
拝観料５００円を払い入場すると、左手の山の斜面に鮮紅色をした花が咲いている。
昨年初めて行ったとき、何と言う花か気になり調べてみたが分からなかった。受付の女性に「あの花は何と言う花ですか？」と尋ねた。「常盤満作（ときわまんさく）です」の返事が返ってきた。
調べてみると、正式には「ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)」という花だった。４枚の花弁は細長く、光沢のある鮮紅色をした、リボンに似た細紐のような花だ。
山門までの７０メートルは、この紅色に癒される。また右には背の低いアジサイが咲いている。
これは本来のアジサイが咲までの代理の花だ。（最近花の咲いたやつを植えつけたと思われる）
本堂の前には石像の牛と兎がいて、どちらも口の中に丸い石がある。これに触ると牛の場合勝運を授かり、兎の場合は足腰が丈夫になるそうだ。ウソか真かどちらにも触った。
三重塔のそばの斜面には”シャガ”が沢山咲いている。
本堂の裏手には白いシャクナゲが満開だ。
シャクナゲ谷へ行けば、色々なシャクナゲが咲き美しい。
どれが好きかと聞かれても困ってしまう。
すでに散っているシャクナゲもかなりあった。ツツジはこれからが本番だ。
後１０日もすれば、それはそれは見事に咲き誇っていることだろう。
アベックで行けば楽しさは倍増すること間違いなし。
シャクナゲ約１０００本（見頃４～５月）。ツツジ２００００株（見頃５月）。アジサイ１００００株（見頃６月）。
我が家から三室戸寺へは、城陽市→宇治田原町→天ケ瀬ダム→志津川→三室戸寺のルートで３０分で行くことが出来る。しかも信号機は宇治田原町の４００メートル区間の３箇所しかない。新緑の中を走れば気分は爽快だ。「そうかいそうかい」「そうだよ」
