私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
先程、日本経済新聞社の基幹ネットの【NIKKEI NET】をみていたのであるが、
たまたま『生活トピックス』のひとつの記事を読み、
年金生活の我が身の私は思わず微笑んだのである。
私と同じような多くの方にとっては、何よりの朗報と思い、
あえて転載させて頂く。
《 定年退職すると健康状態が改善し、若返る 》
と題された記事である。
《・・
定年退職すると、自己申告による健康状態が著しく改善し、
多くの人は8歳ほど若返ったように感じることがヨーロッパの研究で示された。
もともと「理想的な」条件下で働いていたごく少数の人(2%)を除き、
この結果はほとんどの人に当てまるものであったという。
この知見は、英医学誌「Lancet」オンライン版に11月9日掲載された。
筆頭著者であるスウェーデン、ストックホルム大学ストレス研究所のHugo Westerlung氏は
「この結果から、高齢者にとって仕事が余分な負担となっていること、
その影響の大部分が退職によって緩和されること、
悪条件で働く人ほど負担とその緩和が大きいことの3点が示される」
と述べている。
同じ研究グループにより、労働者は退職すると以前よりもよく眠れるようになることも報告されており、
仕事と健康問題との間に睡眠が関与している可能性もあると同氏はいう。
今回の研究では、フランスの労働者1万5,000人(大部分が男性)を対象に、
退職前後の最長7年間の健康状態について申告を求めた。
その結果、退職年齢が近づくほど健康状態は低下し、退職後1年で再度向上がみられた。
健康状態がよくないと回答した人は、
退職1年前の19.2%から、退職1年後には8年前に匹敵する14.3%まで減少。
この変化は職業に関わらず男女ともにみられ、退職後7年間継続して認められた。
退職前の健康状態や労働条件が悪かった人ほど、
退職後すぐに大幅な向上がみられたという。
米モンテフィオーリMontefioreメディカルセンター(ニューヨーク)のGary Kennedy博士は
「健康状態の悪さを訴えるのは仕事の満足度が低い人である。
職権のある立場の人、高学歴の人、仕事内容を自分でコントロールしている感覚があり、
要求の少ない人は、健康悪化を訴えることが少ない」
と述べている。
英国の公務員を対象とした過去の研究では、
責任は大きいが職場に対してコントロールができないと感じる人は
心疾患を発症しやすいことが示されている。
別の専門家によると、今回の研究ではうつ病の人で退職後に劇的な変化がみられ、
医療だけでなく精神的ケアのサービスも必要であるが、
システム面だけでなく、労働者の健康維持には個人の責任も関与するという。
また、「米国では退職による金銭面のストレス増大によって効果が打ち消される可能性があるほか、
退職後によりストレスの多い別の職に就く人も多く、健康効果は期待できない」
とWesterlung氏は指摘している。
・・》
注)記事の原文にあえて改行をした。
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20091119hj001hj
☆『定年退職すると健康状態が改善し、若返る』☆
私は東京オリンピックが開催された時に大学を中退し、
映画・文学青年の真似事をし、先行きの見えないような彷徨(ほうこう)した5年を過ごした後、
ある民間の大手企業に何とか中途入社した後、まもなくレコード会社に転籍させられた。
私は現場を学べ、と入社直後に辞令を受けて、商品管理の現場の業務をした後、
本社のコンピュータの専任者となった。
幸いに資本関係の兄弟会社のシステムを利用して開発・運用に従事したが、
この当時は私は会社として専任者でたった一人であったので、
プレッシャーとストレスを感じて、胸の鼓動がひどく、心臓の検査をしたことがあった。
医師は私の心電図などの検査表を見ながら、
心臓が少し小さめ目・・自動車で云ったら2000CCの車が普通の人としたら、
私のは1600CCぐらいであるので、同じ労働環境だったら、疲れを早く感じるはずだ、
と明言されたのである。
私は原因さえ解かれば心身了解できたので、その後も私なりに気力と若さで孤軍奮闘した。
40代の少し前、コンピュータの委託処理から、システムを全面的に改定し、自社処理の開発の時、
重責だったせいか、鼻の横に1㎝ぐらい腫瘍のような突起物ができて、
悪性の腫瘍物かガンか私の住む周辺の医師は不明であったので、
この当時、癌の診断として名高い都心の築地にある癌センターの医師の診察を受けたが、
明解な回答が得られず、やむえず切除の手術を依頼したのである。
結果として、悪性の腫瘍物だったのであるが原因は不明で、
今の私は0.5センチぐらいの傷跡がうっすらと残っている。
その後は、ぎっくり腰で1泊2日、そして3泊4日の入院を体験し、
入院直後の診断は、一週間ぐらい入院と、医師から云われたが、
会社の業務に支障ができる、と私は医師に懇願して、退院をした。
その後の二年後、以前よりぎっくり腰が酷く、観念し28泊29日の長い入院生活を過ごしたりした。
この間の私の40代はシステムに伴う開発・運用で、少なくとも百回ぐらいは徹夜業務となったりし、
私たちの情報メンバーはそれなりに奮闘していたのである。
その後、経理の責任者のひとりが突然に辞任し、
私は経理畑に廻り、20年間の情報畑に別れのである。
経理畑、その後は営業畑と廻ったが、数多くのサラリーマンと同様に、
ときおり多忙な時を過ごしたりしてた。
そして、レコード業界は売上げピークは1998(平成10)年となり、
この前後に於いて、各社が社内業務の見直し、組織の大幅な改定、グループ会社内の統廃合、
そして資本による合併などが行われたりした。
これに伴ない、正社員のリストラが行われ、人事配置転換による他部門の異動、出向、
早期退職優遇制度により退職が行われた。
私は出向となり、取引会社のひとつに勤めはじめた。
出向身分は、会社に直接に貢献できる訳もなく、まぎれなく戦力外として感じたので、
屈辱と無念さが入り混じ、失墜感があったのである。
そして出向先の勤務地、業務にまつわる時間も多く、
朝の4時45分に起床して、帰宅は早くても夜の9時過ぎであった。
ときおり、夜が遅くなった業務もあり、出向先のタクシー負担で深夜に帰宅したこと幾度もあり、
これじゃ自宅に着くのは一時半かょ、2時間しか眠むれない、と車内で呟(つぶや)いたりしたのである。
私は五年ばかり出向を体験して、定年退職を迎えたのである。
この間、勤めていたレコード会社、知り合った他のレコード会社の知人たちも数多くの方が退社し、
同じ時代に苦楽を共にした長年に及ぶ先輩、同僚が去ったりした上、
そして何よりも定年退職後はせめて自身の好きなことで過ごそうと思い、
退職後は直(ただ)ちに年金生活としたのである。
年金生活を過ごしはじめた頃は、このように自由に日中の時間が過ごせるのか、
と戸惑いを覚えたりした。
この後の5年間の日常生活は、このサイトに余すところなく綴っているので、
省略する。
私は日常の買物の担当をしているので、土曜、日曜日にご近所の奥様とスーパーで逢うことがあり、
たまたま立ち話をした。
『主人は55歳なんですが・・あなた様の方がお若く見えますわ・・』
と奥様は私に云われた。
私はお世辞半分であったとしても、嬉しかったのである。
近くの住宅街の奥様方と平日、立ち話をすることが多く、
最初の定年直後にお逢いし話していた頃、60歳ですょ、と私は云ったら、
ご冗談を、と云われたりした。
定年生活をすれば、業務で感じたようなプレッシャー、或いはストレスも感じる必要もなく、
睡眠不足で眠たいと思えば、昼寝もできる身分となっている。
昨今の私は、自身の齢をひとまわり若い53歳が理想であるが、
せめて7歳ぐらい若い58歳ぐらいを目標としている。
そして、顔立ちの生き生きとした目も重要であるが、若い感覚、感性だけは失いたくない、
と思っているからである。
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先程、日本経済新聞社の基幹ネットの【NIKKEI NET】をみていたのであるが、
たまたま『生活トピックス』のひとつの記事を読み、
年金生活の我が身の私は思わず微笑んだのである。
私と同じような多くの方にとっては、何よりの朗報と思い、
あえて転載させて頂く。
《 定年退職すると健康状態が改善し、若返る 》
と題された記事である。
《・・
定年退職すると、自己申告による健康状態が著しく改善し、
多くの人は8歳ほど若返ったように感じることがヨーロッパの研究で示された。
もともと「理想的な」条件下で働いていたごく少数の人(2%)を除き、
この結果はほとんどの人に当てまるものであったという。
この知見は、英医学誌「Lancet」オンライン版に11月9日掲載された。
筆頭著者であるスウェーデン、ストックホルム大学ストレス研究所のHugo Westerlung氏は
「この結果から、高齢者にとって仕事が余分な負担となっていること、
その影響の大部分が退職によって緩和されること、
悪条件で働く人ほど負担とその緩和が大きいことの3点が示される」
と述べている。
同じ研究グループにより、労働者は退職すると以前よりもよく眠れるようになることも報告されており、
仕事と健康問題との間に睡眠が関与している可能性もあると同氏はいう。
今回の研究では、フランスの労働者1万5,000人(大部分が男性)を対象に、
退職前後の最長7年間の健康状態について申告を求めた。
その結果、退職年齢が近づくほど健康状態は低下し、退職後1年で再度向上がみられた。
健康状態がよくないと回答した人は、
退職1年前の19.2%から、退職1年後には8年前に匹敵する14.3%まで減少。
この変化は職業に関わらず男女ともにみられ、退職後7年間継続して認められた。
退職前の健康状態や労働条件が悪かった人ほど、
退職後すぐに大幅な向上がみられたという。
米モンテフィオーリMontefioreメディカルセンター(ニューヨーク)のGary Kennedy博士は
「健康状態の悪さを訴えるのは仕事の満足度が低い人である。
職権のある立場の人、高学歴の人、仕事内容を自分でコントロールしている感覚があり、
要求の少ない人は、健康悪化を訴えることが少ない」
と述べている。
英国の公務員を対象とした過去の研究では、
責任は大きいが職場に対してコントロールができないと感じる人は
心疾患を発症しやすいことが示されている。
別の専門家によると、今回の研究ではうつ病の人で退職後に劇的な変化がみられ、
医療だけでなく精神的ケアのサービスも必要であるが、
システム面だけでなく、労働者の健康維持には個人の責任も関与するという。
また、「米国では退職による金銭面のストレス増大によって効果が打ち消される可能性があるほか、
退職後によりストレスの多い別の職に就く人も多く、健康効果は期待できない」
とWesterlung氏は指摘している。
・・》
注)記事の原文にあえて改行をした。
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20091119hj001hj
☆『定年退職すると健康状態が改善し、若返る』☆
私は東京オリンピックが開催された時に大学を中退し、
映画・文学青年の真似事をし、先行きの見えないような彷徨(ほうこう)した5年を過ごした後、
ある民間の大手企業に何とか中途入社した後、まもなくレコード会社に転籍させられた。
私は現場を学べ、と入社直後に辞令を受けて、商品管理の現場の業務をした後、
本社のコンピュータの専任者となった。
幸いに資本関係の兄弟会社のシステムを利用して開発・運用に従事したが、
この当時は私は会社として専任者でたった一人であったので、
プレッシャーとストレスを感じて、胸の鼓動がひどく、心臓の検査をしたことがあった。
医師は私の心電図などの検査表を見ながら、
心臓が少し小さめ目・・自動車で云ったら2000CCの車が普通の人としたら、
私のは1600CCぐらいであるので、同じ労働環境だったら、疲れを早く感じるはずだ、
と明言されたのである。
私は原因さえ解かれば心身了解できたので、その後も私なりに気力と若さで孤軍奮闘した。
40代の少し前、コンピュータの委託処理から、システムを全面的に改定し、自社処理の開発の時、
重責だったせいか、鼻の横に1㎝ぐらい腫瘍のような突起物ができて、
悪性の腫瘍物かガンか私の住む周辺の医師は不明であったので、
この当時、癌の診断として名高い都心の築地にある癌センターの医師の診察を受けたが、
明解な回答が得られず、やむえず切除の手術を依頼したのである。
結果として、悪性の腫瘍物だったのであるが原因は不明で、
今の私は0.5センチぐらいの傷跡がうっすらと残っている。
その後は、ぎっくり腰で1泊2日、そして3泊4日の入院を体験し、
入院直後の診断は、一週間ぐらい入院と、医師から云われたが、
会社の業務に支障ができる、と私は医師に懇願して、退院をした。
その後の二年後、以前よりぎっくり腰が酷く、観念し28泊29日の長い入院生活を過ごしたりした。
この間の私の40代はシステムに伴う開発・運用で、少なくとも百回ぐらいは徹夜業務となったりし、
私たちの情報メンバーはそれなりに奮闘していたのである。
その後、経理の責任者のひとりが突然に辞任し、
私は経理畑に廻り、20年間の情報畑に別れのである。
経理畑、その後は営業畑と廻ったが、数多くのサラリーマンと同様に、
ときおり多忙な時を過ごしたりしてた。
そして、レコード業界は売上げピークは1998(平成10)年となり、
この前後に於いて、各社が社内業務の見直し、組織の大幅な改定、グループ会社内の統廃合、
そして資本による合併などが行われたりした。
これに伴ない、正社員のリストラが行われ、人事配置転換による他部門の異動、出向、
早期退職優遇制度により退職が行われた。
私は出向となり、取引会社のひとつに勤めはじめた。
出向身分は、会社に直接に貢献できる訳もなく、まぎれなく戦力外として感じたので、
屈辱と無念さが入り混じ、失墜感があったのである。
そして出向先の勤務地、業務にまつわる時間も多く、
朝の4時45分に起床して、帰宅は早くても夜の9時過ぎであった。
ときおり、夜が遅くなった業務もあり、出向先のタクシー負担で深夜に帰宅したこと幾度もあり、
これじゃ自宅に着くのは一時半かょ、2時間しか眠むれない、と車内で呟(つぶや)いたりしたのである。
私は五年ばかり出向を体験して、定年退職を迎えたのである。
この間、勤めていたレコード会社、知り合った他のレコード会社の知人たちも数多くの方が退社し、
同じ時代に苦楽を共にした長年に及ぶ先輩、同僚が去ったりした上、
そして何よりも定年退職後はせめて自身の好きなことで過ごそうと思い、
退職後は直(ただ)ちに年金生活としたのである。
年金生活を過ごしはじめた頃は、このように自由に日中の時間が過ごせるのか、
と戸惑いを覚えたりした。
この後の5年間の日常生活は、このサイトに余すところなく綴っているので、
省略する。
私は日常の買物の担当をしているので、土曜、日曜日にご近所の奥様とスーパーで逢うことがあり、
たまたま立ち話をした。
『主人は55歳なんですが・・あなた様の方がお若く見えますわ・・』
と奥様は私に云われた。
私はお世辞半分であったとしても、嬉しかったのである。
近くの住宅街の奥様方と平日、立ち話をすることが多く、
最初の定年直後にお逢いし話していた頃、60歳ですょ、と私は云ったら、
ご冗談を、と云われたりした。
定年生活をすれば、業務で感じたようなプレッシャー、或いはストレスも感じる必要もなく、
睡眠不足で眠たいと思えば、昼寝もできる身分となっている。
昨今の私は、自身の齢をひとまわり若い53歳が理想であるが、
せめて7歳ぐらい若い58歳ぐらいを目標としている。
そして、顔立ちの生き生きとした目も重要であるが、若い感覚、感性だけは失いたくない、
と思っているからである。
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