夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

恥ずかしながら、天下り先の『独立行政法人』と『公益法人』の違いを学び・・。

2009-10-10 18:25:21 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の65歳の身であるが、
先程、たまたま読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていたが、
昨今の問題とされている官公庁の天下りに於いて、
『独立行政法人』と『公益法人』の違いを恥ずかしながら初めて知ったのである。

《 農水OB、民主政権初日に公益法人に天下り 》

と見出しされた記事であり、無断であるが転載させて頂く。

《・・
民主党政権発足当日の先月16日、農林水産省OBが同省所管の公益法人に再就職していたことが10日、わかった。

同省ではこの情報を政権発足前に把握しながら、赤松農相には報告していなかった。

国家公務員の天下りを巡っては、新政権は今月1日付の独立行政法人の役員人事を「凍結」すると発表したが、
天下り数が独法よりはるかに多い公益法人は対象外で、
識者からは「天下りの抜け道になる」「根絶にはほど遠い」などの声も出ている。


天下りが判明したのは、元農水省官房協同組合検査部長(59)。
鳩山政権が誕生し、赤松農相が着任した9月16日付で、
財団法人「日本豆類基金協会」(東京都港区)の常勤の常務理事に就任した。
報酬は、年額で1341万円。

元部長は04年末に同省を退職後、
同省から麦の保管料名目で毎年25億円が拠出されている任意団体「日本麦類研究会」の常勤会長に就任。
団体の解散に伴い、今年6月に会長を退任した。

同省と関係の深い団体への天下りは2回目で、複数の天下り先を渡り歩く「渡り」をした形。

同協会は、「ほかの公益法人に元部長を紹介してもらった。農水省に相談したわけではない」などと釈明。
元部長は「8月上旬には話が来ており、正式な就任がたまたま政権発足日になった」と話している。

一方、同協会を所管する農水省の担当部署は9月上旬に元部長が常務理事に就任することを把握していたが、
「任命権限の及ぶ人事ではない」として農相には報告していなかった。

国家公務員の天下りを巡っては、
政府は1日付で独立行政法人と特殊法人の役員などに就任する予定だった計26法人42人の人事発令を凍結、
役員を公募する方針を表明している。

しかし、2万4000以上ある公益法人への天下りについては、
具体的な対応方針を打ち出していない。

農水省所管の独法は13法人。
このうち1日付で農水OB計5人の役員就任を予定していた3法人で人事が凍結された。
しかし、同省所管の公益法人は、事故米問題で引責辞任した白須敏朗・前次官が駆け込み天下りをしたとして批判された
社団法人「大日本水産会」など416法人ある。

赤松農相は先月17日の就任記者会見では「今後、天下りを進めていくのは許されない」と述べ、
在任中の天下りは一切認めない考えを示していたが、
今回については「情報がない」として、所管の公益法人で役員人事があったかどうかについても明らかにしていない。

(2009年10月10日14時54分 読売新聞)
・・》

注)記事の原文をあえて改行を多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091010-OYT1T00596.htm?from=main1


私は中小業の民間会社を35年間ばかり勤め定年退職を五年前にした身であり、
『社団法人』という団体は、
私の勤めた業界にもあり知っていたが、恥ずかしながら官公庁の世界は無知である。

昨今、官公庁の天下りのニュースを読んだりすると、
心に節度のない人、と思ったりしていた・・。

過日、民主党の政権公約のひとつとして、『天下りの撤廃』を高らかに公言していたので、
自民党が長年に及び問題視としてきたが放置してきたので、
新風の民主党に私は期待していたのである。

しかし、上記のニュースを読み、『独立行政法人』と『公益法人』があり、
私はこの記事の下段に掲載されている用語解説を三回ばかり読み、
何とか解かりかけたのである。

私のような少しボケた身としては、
民主党が『天下りの撤廃』と公言した時、官公庁の天下りが全て禁止される、
と解釈してしまったのである。

しかし、官公庁の世界はご自分の所属する省益の確保、拡大に一致団結してするのかしら、
と民間会社しか知らない私は、心に節度、と呟(つぶや)きながら苦笑しているのである。



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昨今の若き女性の一部は、羞恥心は死語かしら・・!?

2009-10-10 12:38:33 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の65歳であり、
子供に恵まれず、もとより孫もいない家内と2人だけの家庭である。

先程、霧雨の降る中、傘を差して近くのコンビニに向かい、
本日発売の月刊総合雑誌『文藝春秋』を買い求めに出かけたのである。
歩道を歩き、信号待ちをしていると、
対向に雨合羽を召して、自転車の乗っている若き女性を見かけたのである。
そして女性は自転車を停止させた後、コンビニで購入したような『おにぎり』をほうばりながら、食べていた・・。

私は思わず見てしまったのであるが、見ている私の方が恥ずかしくなり、
困ったのである。
まもなく信号が青に変わり、この女性は食べながら、歩道を去っていった。

私はここ数年、路線バスの車内、或いは電車の中で、パンをかじられたり、
おにぎりを食べられる女性を見かける時がある。
私は観光バスで共に旅行をされる車内であったならば、少なくとも理解はできるが、
見知らぬ老若男女の人の前の路線バス、電車の車内で食べられるのは、
たとえ幼児であっても、おかしな風潮と思ったりしている。

そして若き女性の一部で、見知らぬ老若男女の人の前の路線バス、電車の車内で、
化粧をし出したのは、
いつごろからだったかしら、苦笑しながら思ったりしていた。

私は女性の魅力のひとつとして、何よりも羞恥心を秘めたしぐさ、言葉であり、
その上に謙虚さがあれば、
女性として充二分に魅力を発揮していると確信している。

昨今の若き女性の一部に於いては、見知らぬ老若男女を安易に他人と判断され、
ご自身の恋人の前、或いは若き主人の前でしか、節度ある言動をしないのかしら、と思ったりしている。

私はたとえ老女であっても羞恥心を失くしたら女性と終わりだ、
と確信しているひとりであるので、
若き女性の一部の方たち・・ご自分を粗末にしないほうが、ご自身のためです、
と余計なことを思ったりしている。




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『悲願の「外環道」建設遅れ、民主都議も落胆』、私は思わず微苦笑して・・。

2009-10-10 07:39:22 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の65歳の身であるが、
先程、たまたま読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていたが、
やはりね、と思いながら微苦笑したのである。

《 悲願の「外環道」建設遅れ、民主都議も落胆 》

と見出しされた記事であり、無断であるが転載させて頂く。

《・・
「渋滞解消の切り札なのに。建設が遅れてしまう」――。
東京外郭環状道路(外環道、練馬―世田谷間)の建設事業で、計71億円の補正予算のうち9割以上の執行停止が9日、
国土交通省の馬淵澄夫副大臣らから発表された。

停止を免れたのは測量・設計費5億円のみ。
東京都の担当幹部からは
「地元自治体の意見を一切聞かれなかった。これでは“非民主党”だ」
と皮肉交じりの嘆息が聞こえ、
政権交代に一役買った民主党都議からも「残念の一言」と疑問の声が出た。

「国交省の出先事務所に聞いても
『わからない。本省に聞いてくれ』
の一点張りで、現場に情報がない。政治主導にもほどがある」。

外環道事業を担当する都建設局には、
発表にあたり国交省から連絡は一切なく、情報収集に追われた担当幹部は怒りに語気を強めた。


都にとって、外環道建設は「悲願」だ。
16キロに及ぶ練馬―世田谷間は1966年に都市計画決定されたが、地元の反対運動で凍結。

99年に就任した石原慎太郎知事が、「渋滞は東京の致命的な欠点」などと凍結解除を訴え、計画が動き出した。

今回、事業費が国の補正予算にやっと盛り込まれ、
「渋滞解消は鳩山政権が掲げる温室効果ガス削減にも寄与する。大事な事業なので、執行停止はないだろう」
との見方が強かった。

それだけに、用地買収費など66億円の停止に落胆が広がったが、
別の都幹部は測量・設計費が残ったことに望みをつなぎ、
「着工は遅れても、事業自体は続ける考えだと受け取った。
用地買収はできなくても住民向けの説明会など必要な措置を早く始め、
早期着工を目指すべきだ」と注文した。

今月7日には、民主党を含む超党派の都議が、前原国交相に執行継続を要望したばかりだった。
民主都議団の大沢昇幹事長は
「補正見直しという党本部の大きな波にのみ込まれてしまった。今後も必要性を訴えたい」
と無念そうに話した。

一方、建設に慎重な立場の住民団体「外環道検討委員会」の運営委員、大塚康高さん(67)は
「少なくても予算が付くと言うことは、事業が進むということ」と不満を語った。

(2009年10月10日03時08分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文をあえて改行を多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091010-OYT1T00025.htm?from=y10

この後、《ダムは建設されるのか、されないのか。9日に突然発表された48ダム事業の一時凍結方針に於いて、
「事前説明ない」と地元の怒りの声などので波紋を広げている》
という記事が掲載されているが、省略する。


『東京外郭環状道路』の概要経過は、読売新聞の2002年5月29日当時の解説記事を借りれば、
《・・
首都圏の1都3県を半径約15キロで結ぶ総延長約85キロの環状路線。
埼玉県部分はすでに供用を開始、千葉県部分も用地買収が進行中。
東京・練馬―世田谷間約16キロは、1966年に都市計画決定されたが、
ルートが住宅密集地を通ることなどから反対運動が起こり、
70年、当時の建設相が「地元と話し得る条件が整うまで凍結せざるを得ない」と国会で答弁、棚上げされてきた。
しかし、99年秋の石原知事の現地視察後、行政と住民の話し合いが始まり、
昨年5月、扇国土交通相が「行政の手続きが一方的だった」
と国会で遺憾の意を表明、打開の道を探る動きが続いている。
・・》
このような経過となっている。


私はこの『東京外郭環状道路』の予定腺が通る数百メートル近く住民のひとりである。
私の実家は、この近くにあり、私は1944(昭和19)年に生を受け、
結婚前後の5年を除き、調布市に60年ばかり住んでいるので、
多少は『東京外郭環状道路』の経過は知っているひとりでもある。

私の住む周辺は、初期の立案時は高速道路に多い地上とされたが、
住宅密集地を通ることなどから反対運動が起こり、
ここ数年は地下深道の方法で、環境問題の騒音、汚染などの住民説明がされて折、
実現化となっているのが現状である。

そして私は自動車を保有しない信条であるが、周辺の道路の渋滞を配慮して、
現世に於いては『東京外郭環状道路』は必要悪であり、やむえないという心情である。

こうした立場であるので、実施時の工事はいつごろになるかしら、
とここ数年は思ったりしていたのである。

過日、衆議選に於いて民主党が圧勝して、念願の政権与党となったが、
この衆議選の以前の8月18日に於いて、
【『小沢氏 どこに導くのか 日本を』・・。】と題して、私はこのサイトに投稿している。

私は鳩山政権と表面上は理解しているが、実質は小沢政権と確信しているので、
今回の『東京外郭環状道路』の予算の大幅な削減、八ッ場(やんば)ダムをはじめとするダムの中止、凍結などは、
補正予算見直しという大義名分は小沢政治手法のひとつあると確信を深めている。

もとより私が好感している前原国交相は、無念ながら小沢政治の窓口責任者のひとりで、
実質に於いては数多くの政策、そして今回の問題を解決するには、小沢一郎氏に打診した上で、
結果が左右されることである。

たとえが悪いが、リーマン・ショックならぬ小沢ショックであると、
私は政治に疎(うと)い身でありながら、8月中旬から確信している。


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