夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

まさに正鵠な『羽田「ハブ空港に」、国際線24時間化へ…国交相』発言・・。

2009-10-13 17:50:18 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の65歳の身であるが、
昨日、関西空港の問題を含め、前原国土交通相は大阪府の橋下徹知事との会談のニュースをNHKニュースで知っていたので、
この後は日本の航空行政に私は注視していた。

今朝は読売新聞の朝刊が休刊なので、先程、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていたが、

《 羽田「ハブ空港に」、国際線24時間化へ…国交相 》

と見出しされた記事であり、私は興味深く読んだりしたのである。
この記事の内容について、無断であるが転載させて頂く。

《・・
前原国土交通相は12日、大阪府の橋下徹知事と大阪府泉佐野市内で会談し、
2010年10月に再拡張される羽田空港について、
「24時間空港化を目指したい」
と述べ、国際的な拠点空港となるハブ空港として優先整備する考えを示した。

国内線は羽田空港、国際線は成田空港とする「内際分離」の原則も廃止し、
両空港の役割分担も見直す。
大阪府や千葉県など、国際空港の活用を通じて地方振興を目指している自治体から反発の声があがっている。

前原国交相は12日の橋下知事との会談後、
記者団に「内際分離の原則を取り払い、24時間国際空港化を徐々に目指したい」と述べた。
さらに「日本にはハブ空港が存在しない状態だ」として、
アジアで存在感を増している韓国・仁川空港に対抗する考えを強調した。


13日の閣議後の記者会見では、
「ハブになりうるのは、まず羽田。ただ首都圏空港の一体的運用は続けていきたい」と述べた。

羽田は地方都市を結ぶ路線が多く、成田に比べて都心からの利便性も高い。
再拡張で発着枠は年間30万回から41万回に増え、
このうち3万回分は国際線に割り振られる予定だったが、国際線発着枠を将来的に上積みする考えと見られる。

前原国交相は12日、成田空港について、
「航空需要の増大を見据えて有効活用する」との考えを示した。
ただ、羽田空港のハブ化は、成田空港、関西国際空港、中部国際空港の地盤沈下を招く可能性が高く、
地元の反発は必至だ。

橋下知事は会談後、「関空がハブ化しないのに(府が関空に)お金を使うのはおかしい」と述べ、
関空への予算支出を打ち切る可能性を示唆した。

 ◆成田のハブ化、アジアの主要空港に後れ◆

前原国交相が羽田空港の「ハブ空港」化に言及した背景には、
韓国・仁川やシンガポール・チャンギなどアジア主要空港と比較して、
成田空港がハブ空港として後れを取っているという実情がある。

航空業界や観光業界などにも、このままではアジアを訪れる外国人が日本を素通りしかねないとの危機感が強い。

アジア各国は、国家主導でハブ空港化を進めている。
24時間運用や安い空港使用料などによって利便性が高く、
仁川や香港は国際線の就航都市数や貨物取扱量で成田を大きく上回っている。
成田空港は騒音問題などで、発着枠の制約や夜間離着陸制限などもある。

羽田の国際化は森内閣時代に扇千景国交相が打ち出したが、
今のところ就航便はソウルや上海など近距離路線にとどまる。
国際空港としての地盤沈下をおそれる成田の地元への配慮も一因だ。

今後、同じくハブ化を目指している関西国際空港や中部国際空港などとの調整が難航する可能性もある。
(経済部 山下福太郎)

 ◆「ハブ空港」とは◆

各方面から国際線が集まり、近隣国や国内他空港に乗り継ぎできる拠点空港で、
車輪の中心軸(ハブ)に例えている。
アジア各国は着陸料の引き下げなど戦略的に整備を進めている。
香港やシンガポール・チャンギ、韓国・仁川は24時間運用できる便利さもあって、
国際線旅客数を伸ばしている。

(2009年10月13日11時51分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091012-OYT1T00515.htm?from=top


私はサラリーマンの現役時代には、国際線を二度ばかり利用した。
最初は羽田空港より台湾の台北を往復し、その後は成田空港からハワイのホノルルの往復であり、
海外旅行が苦手な私は、たった2回ばかりである。

そして国内線に関しては、国内旅行が家内との共通趣味であるので、
程々に羽田空港から地方空港の航空便を利用している。

今回のニユースを読んで、最初に感じ思ったことは成田空港の完成までの混迷期、現状、
そして東アジアの有力国の威信と政策により、巨大な空港を設置し、着実に実績を上げていることである。
或いは日本の各地域に百近い地方空港が設置され、狭い日本で果たして必要なことかしら、
と日頃から感じたりしてきたのである。

日本の航空行政は、もとより自民党の旧運輪族議員、所轄の官庁、そして自治体の利権、そして甘い思惑などで、
完成し、その後の空港の運用上の利益などは、殆どの地方空港は多大に赤字となり、巨額な借金が残っている。
航空が公共的な交通機関のひとつとしてなった今日を配慮しても、余りにも酷過ぎるのが現状である。

今後の日本経済の見通しは、楽観的でも堅実成長する程度と予測される方が多いので、
現状に於いては、大胆に航空行政の見直しが必要である。
この中の一環として、やむえず地方空港の廃止、縮小も避けて通れない。

しかし、国の根幹と経済の牽引力の一面として、ハブ空港の設定と整備、そして拡大は、
東アジアの主要国として、必要なことである。

このようなことを思索すれば、現状の実績、今後の見通しを配慮すれば、
やはり羽田空港の拡大している今、ハブ空港として最適であると、
素人の私さえ認識できるのである。

これまで航空行政は、自民党の旧運輪族議員、所轄の官庁、そして自治体などで、
翻弄されてきた時代であったので、
遅ればせながら新風・民主党の旗の下で、今後の固い見通し上で、
地方空港の再設定、ハブ空港の認定を私は期待しているのである。

このことは今後の日本が後楽になるか、或いは衰退になるか、
国としての瀬戸際の政策のひとつと、少しボケた私は確信を深めたりしているのである。


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『表参道のイルミネーション』の復活、維持管理費に反対・・。

2009-10-13 11:00:09 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の65歳の身であるが、
先程、たまたま日本経済新聞社の基幹ネットの【NIKKEI NET】を見ていたが、
『地域経済』の関東に於いて、都心の表参道でイルミネーションが復活すると遅ればせながら知った。

《 表参道のイルミネーション、「環境配慮」で復活へ LED電球を使用 》

と見出しされた記事であり、無断であるが10月10日に配信された記事を転載させて頂く。

《・・
東京・表参道で今冬、けやき並木のイルミネーションが11年ぶりに復活する。
運営する商店街組織、原宿表参道欅(けやき)会にエイチ・アイ・エスが事業費の出資者として協力する。

中止の一因となった環境問題に配慮し、
通常の電球より街路樹への影響が少なく、省エネ効果のある発光ダイオード(LED)を使い、
街路樹の枝への負担が小さい電飾方法を採用する。

点灯するのは表参道の明治神宮入り口から青山通りまでの約1キロメートルで、1999年に中断する前と同じ。
総事業費約2億円のうち、約6割は国の補助金を活用できる見込み。
欅会によるとスポンサーになるエイチ・アイ・エスはイベントの命名権を取得する。

点灯期間は従来、クリスマス前の2週間程度だったが、
復活後は12月1日から翌年の1月11日までとし、年が明けても電飾を楽しめるようにする。
欅会は「表参道は不景気の今日も昨年に比べて街を訪れる人が増えている数少ない場所。
豪華に盛り上げて東京を元気づけたい」としている。
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20091009c3b0904l09.html

私は1971(昭和46)年から、この表参道をたびたび歩いていた。
私が六本木の勤務地より、兄弟会社との業務上の打ち合わせで、
JRの『原宿駅』を降りて、300メートル先にあるビルの一角に歩いたりした。
或いは女性と交友したりしている時、『明治神宮』から表参道の大通り、裏手にあるレストラン、喫茶店などに入店したり、
地下鉄の『表参道前』までを散策したりしていた。
そして表参道の大通りの歩道を歩きながら、欅(ケヤキ)の四季折々の情景を眺めたりしていた。

或いは深夜の一時前後に業務を終え、やむえずタクシーを利用して、
六本木から表参道の大通りを通り、帰宅したことも数多くあった。

このような想いもあり、今回知った表参道のイルミネーションの復活に喜んだひとりであるが、
維持管理としては、
《・・運営する商店街組織、原宿表参道欅(けやき)会に
エイチ・アイ・エスが事業費の出資者として協力総事業費約2億円のうち、
約6割は国の補助金を活用できる見込み・・》
と読んで、困ったと感じたのである。

昨今、国の財政が厳しい折、都心の一部の地域にある表参道に、
国の補助金にすがるのは、いかがなものかしらと困惑したのである。

もとより表参道の大通り、裏手の街並みは人出が多く恵まれた地域もあるので、
訪れる人たちから、浄成金、義援金などの寄付に寄り維持管理費として運営されたら、と瞬時に思ったりしたのである。
もとより拝観料などの強制でなく、訪れた人が美麗と心に感じられた方たちが、
感謝しながらお気持ちを込めて、程ほどに寄付をして頂ければとよい、
と感じたのである。

JRの『原宿駅』、大通りのなかば、裏手の商店街、地下鉄の『表参道前』までの各所に、
たとえば、

    『冬の表参道を彩(いろど)る夜のひとときの美麗に
                 ささやかな義援金のご協力を・・』

このような文面で義援箱を設置し、お手数ながら商店街組織の原宿表参道欅(けやき)会に維持管理して頂ければ、
協力総事業費約2億円される金額は、数多くの方たちからご協力を頂ける、
と私は確信を深めたりしている。

この前提の肝要なことは、東京都と首都圏のお住まいの方たちへの広報、
そして何よりのご協力頂く文面が重要であることは、云うまでもないことである。




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私なりに買い求めてきた、雑誌のあれこれ・・♪  

2009-10-13 05:04:27 | 読書、小説・随筆
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の65歳の身であるが、
昭和19年に東京の郊外の農家の三男坊として生を受けた。

祖父、叔母、両親、兄2人などの7人の家族であり、
小作人の方たちの協力を受けて、程ほど広い田畑を耕していた。
そして多忙期の折などは、農業大学の実習生なども受け入れていた。
このような家庭環境であったが、
雑誌に関しては、農協の発刊する『家の光』しか記憶がなかったのである。

私が小学4年生を過ぎた頃、
都会から引越しされた同級生のサラリーマンの家に遊びに行った時、
居間にある書物を見て、余り多くあるので驚いて、子供心に衝撃を受けたのである。

この頃の私は、月刊誌の漫画の『少年画報』などを下校の時、
本屋で買い求め、読みながらとぼとぼ帰宅したりした。


私が読書に目覚めたのは、高校生になってからである。
人並みに文学の文庫本、単行本を買い求めたりしていたが、
授業の時事に魅了されたので、週刊誌の『朝日ジャーナル』を買い求め、
海の彼方のケネディなどの政治家に心酔していた。

大学に入学する前後から、映画専門雑誌の『キネマ旬報』に熱中し、
小学4年生の頃から独りでたびたび映画館に通ったりしてきた体験も加わり、
これが原因で大学を中退し、映画青年の真似事の期間を過ごしたりしていた。

その後、文学に移り、純文学の月刊誌『文学界』、『新潮』、『群像』、
中間小説の月刊誌『オール読物』、『小説新潮』、『小説現代』を精読したり、
総合雑誌の『文藝春秋』を不定期に購読していた。


25歳になった時、私は遅ればせながら企業に中途入社をして、社会人のひとりとなった。
この時から社会人に相応しいように、総合雑誌の『世界』、『中央公論』、『文藝春秋』を毎月読んで、
まもなく転籍させられた会社がレコード会社であり、音楽に何の素養のない私であったので、
音楽専門誌の『レコード芸術』に必死に読んだりしていた。

この頃は私は独身青年であったので、娯楽週刊誌の『平凡パンチ』まで読んでいたので、
一時は『世界』から『平凡パンチ』まで雑誌を読んでいるのは、
日本広しといえども私ぐらい、と自惚(うぬぼ)れしてもいた時期であった。


50代の初めの頃に、教養娯楽雑誌の『サライ』を知り、
その後、パソコン初心者向けの『暮らしとパソコン』、ビジネス雑誌の月刊誌『日経ビジネス』、
音楽専門の月刊誌『オリコン』なども買い求めたりしていた。

そして定年退職の4年前頃は、
大人の生き方誌と称された『ほんとうの時代』を精読し、私なりの退職後の生活を明確に思考していた。

定年退職後まもなくして、めぐり逢えたのは季刊誌の『文藝春秋SPECIAL』であり、
私の心身の波長に合うのである。


定年退職後のまもなく6年生に進級する今、
定期に購読しているのは月刊誌の『文藝春秋』であり、
25歳からの総合雑誌として持続しているので、毎月逢える私の友として、
季節をめぐる毎には『文藝春秋SPECIAL』を秘かな恋人のように愛読している。

http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/
総合月刊誌の『文藝春秋』

http://www.bunshun.co.jp/mag/special/
季刊誌の『文藝春秋SPECIAL』

そして、店頭で『中央公論』、『サライ』などの特集に魅せられた場合は、
買い求めたりしている。

尚、私が本屋、ときおり古本屋に立ち寄り、買い求めるのは、
圧倒的に小説、随筆、歴史書、ノンフィクションなどの単行本、文庫本で、
昨今は文庫新書も加わったが、
これは高校生の時から50年ばかり変らないでいる。




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