夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『千の風になって』・・♪

2007-01-16 11:51:00 | 定年後の思い
今朝、インターネットでニュースを検索していたら、
1月22日付でオリコンのシングル・ランキングで1位になったと、知った。

私はレコード会社に35年間勤め、定年退職後の三年生の身である。
現役時代は、このオリコンという音楽専門雑誌があるが、
週刊誌のシングル、アルバムのランキングを何時も注視していた。

そして少なからずシングル、アルバムの首位になった作品は、
出来る限る聴いたりしていた。

退職後の今は、オリコンのホームページで週に二回ぐらい、
シングル、アルバムのランキングを見たりしている。
ここ数年は流行の歌には興味が薄れ、
もっぱら平成10年以前の曲をときたま聴いたりしている。

例外とすれば、昨年の9月頃から絢香(あやか)という若い女性に魅了させられ、
特に『三日月』に関しては百回以上聴いたりしている。
私はこのアーティストには今後も注視している。

最近の音楽環境がこのようであったので、『千の風になって』の曲は正直なところ無知であった。

早速、インターネットを検索し、あるサイトで動画の無料サービスで
『千の風になって』をほんの50秒前後であるが視聴した。

テノールの歌声がゆったりと唄いはじめられ、

♪千の風になって
 あの大きな空を

  【作詞・不詳  訳詞・新井 満】

良い曲と解かり、こうした曲こそ長らく歌いつながれていく曲と確信した。

その後、音楽関連のニュースを検索していたら、
サンケイスポーツの音楽ニュースの配信記事を読んだりした。

無断であるが、記事を転記させて頂きます。

【クラッシック系初! 秋川雅史のシングル『千の風になって』がオリコン1位】

という見出しであり、

昨年、大晦日のNHK『紅白歌合戦』に出場したテノール歌手・秋川雅史(39歳)の『千の風になって』が、
22日付のオリコンのシングルチャートで1位となることが15日、分かった。
紅白で歌った後に、売り上げ急上昇。
クラシック系アーティストの首位獲得は、史上初の快挙だ。

同曲はもともと、作者不詳の英語詩で、
芥川賞作家・新井 満・氏(60歳)が訳詞、作曲した曲を秋川がカバーした。
アルバム『威風堂々』から昨年の5月にシングル・カットされ、
オリコン初登場は168位だった。

死者が『いつもあなたのそばにいます』と呼びかけ、
大切な人を亡くした悲しみを慰める詞が、
秋川の澄んだ歌声に乗って、お茶の間の団塊世代等の共感を得て、急上昇。
史上最も低い位置から1位獲得となった。

秋川は、
『この曲が、より多くの人に伝わって欲しい、という想いで歌ってきました。
これからも多くの人の心に届くように歌っていきたいと思います』
とコメントした。


以上、配信記事の大部分を転記させて頂きました。


私はもう一度視聴した。

作者不詳の英語詞を日本語の訳詞された新井 満・氏の限りない優しさを感じながら、
テノールの静けさを含んだ朗々とした歌声を聴きながら、私は胸が熱くなった。

尚、この『千の風になって』を発売しているレコード会社は、
私がかって勤めた会社でなく、他社です。
私は少なからず他社で発売された曲でも良いと思ったのは、上司、同僚、後輩には公(おおやけ)に話してきた。

遠い昔、五輪真弓のデビュー曲『少女』を朝礼の当番の折、
三分間ほど絶賛した後、あとで他部門の上司から怒られたりした。

今は、ただ懐かしい想いでとなっている。

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『歌会始』を拝読して・・♪

2007-01-16 09:13:00 | 定年後の思い
昨夜の読売新聞を読んでいた時に、
新春恒例の『歌会始の儀』の記事に目が留(と)まった。

読売新聞の記事に寄れば、
この『歌会始の儀』は15日午前、皇居・宮殿『松の間』で行われた。
今年のお題は『月』。

歌会始の儀の歌

務め終へ 歩み速めて 帰るみち
           月の光は 白く照らせり

               天皇陛下

私は短歌を詠(よ)む素養はないが、
何となく詠まれたお方のお気持ちが解かるような気持ちになる時がある。

ましては、陛下の場合は、テレビのニュースで視聴できたり、
新聞などで拝読しているので、たゆまない責務の日々を過ごされて折、
逃れようのない重責の人生を歩まれているお方と思っているので、
日頃から敬意を私の心に存在している。

今回の歌を拝読して、何かの儀式を終えられた、ほっとしたお気持ちが素直に詠まれた上、
周辺の情景をさりげなく詠まれているが、私なりに奥行きのある余情を感じたりしている。

尚、読売新聞の記事に寄れば、
宮殿での認証官任命式を終えて御所へ歩いて戻られる際の情景・・
と綴られている。







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