夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには、夢のひとときを・・♪

2007-01-12 19:22:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、朝方は曇っていたが、日中は快晴となった。

買い物に行った後、散髪屋(理髪店)に行き、この冬は暖冬の話題を中心となった。

帰宅後、遅い昼食とした後、
川本三郎・著の『君美(うる)わしく~戦後日本映画女優讃~』(文春文庫)を再読している。

初出は雑誌の『ノーサイド』に平成の7年1月号~8年6月号に掲載され、
単行本としては平成8年12月に文藝春秋に発刊された。

私が手元に持っているのは、平成12年4月に文庫本として発売されたのを、
偶然に本屋で見つけて買い求めたものである。

著作者の川本三郎・氏は、たまたま昭和19年生まれで私と同一であり、
時代の視線が同じような映画鑑賞歴なので好感したりしている。

そして、行間に秘める綴りは、映画を心から愛してやまない温かい視線にあふれている。

余談であるが、この文庫本の帯には、

夢だった、憧れだった!

女優が恋人であり、姉であり、母親だった時代の
美神17人が語る黄金時代の日本映画と香り高い人生

と表示されている。

こうした帯の宣伝文を読みと、映画青年の真似事をした私にとっては、懐かしい想いでと共に読み、
夢のひとときを感傷するに最適な一冊と思えて、ためらわず購入した文庫本である。






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時は過ぎゆく・・♪

2007-01-12 09:07:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、曇り空の朝を迎えている。

ここ数日、澄み切った快晴の朝を迎えていたので、陽射しがないと何となく侘しい・・。
日中は、快晴と予測されているので、こうした冬の日もあると落葉樹などを眺めていた。

昨夜、久々に民間テレビのドラマを観た。多分、2年ぶりと思っている。

昨日の読売新聞で、テレビ番組紹介のページの広告に於いて、松坂慶子がお姑役で出演されて折、
この方もこうした役をするようになったか、と思ったりしている。
テレビ朝日で『エラいところに嫁いでしまった!』題されたドラマであった。
私は息子役の谷原章介については初めて観る人であり、
お嫁さん役の仲間由紀恵に関しては、雑誌等で知っていたが、演技が要求されるドラマは初めてである。

松坂慶子に関しては、私が企業に中途入社した後に映画デビューされていたが、
五作品前後しか映画を観ておらず、ただ松竹の最後の看板スターとして注視はしていた。

この方がお姑役を演じてもおかしくない歳になられたか、
と改めて思い、私も歳を重ねたと自覚させられたりした。

その後は、フジテレビで『拝啓、父上様』に切り替えた。
倉本 聰の脚本による『優しい時間』以来の連続ドラマで、
『前略おふくろ様』以来ほぼ30年ぶりの料亭を背景とドラマである。

私はこのお方の随筆は殆ど全て、シナリオに関しては八割方読んでいるので、
今回観た次第である。
出演されている方達は懐かしくもあったが、お歳を重ねたと思ったりした。
主役の二宮和也には、全く無知であったが、
ドラマからうかがえる範囲では、稀にみる感性のある人と思っている。

尚、テレビのシナリオ・ライターをめざす人は、
少なくとも『前略おふくろ様』は、良く精読し、教示を受ける最適な作品と確信している。

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