夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

なぜ『元旦』なの・・♪

2007-01-01 17:47:00 | 定年後の思い
昼前のひととき、外出している時、親戚の小学五年生の男の子に逢った・・。

『叔父さん・・年賀状を書く時・・なぜ元旦と書くの・・』
と私は訊(たず)ねられた。

私も実は知らなかったので、困った。

『叔父さんだって・・知らない事が・・いっぱいあるの・・
後で、電話するからね・・』
と私は苦笑しながら言った。

私は帰宅後、早速調べた。

知識人・藤野邦夫に寄れば、
・・『元旦』と『元日』の違いは・・

そもそも『元』という文字は、『はじめ』という意味を持っている。
だから元日とは、一年の始まりの日のことで、つまりは『一月一日』のことなのだ。
一方、元旦の『旦』の方は、朝と夕方をさす『旦夕(たんせき)』という言葉から分かるように、
『朝』の意味をもっている。

だから『一月一日の朝』のことであり、
『元旦の朝』を意味する表現である。

以上、引用させて頂きました。

私は小学五年生に分かるように、言葉をかみくだいて、少し考えて電話をした。

『叔父さん・・分かった・・そういう決まりなのね・・』
と男の子は明るく言った。

私だって、年を重ねた今でも、無知なことが多いので、
ときたま困惑する時がある。



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私の注目している絢香(あやか)ちゃんの言葉・・♪

2007-01-01 14:38:00 | 定年後の思い
以前にも数回このサイトで私は、
『三日月』などを唄っている絢香というシンガー・ソングライターに魅了されている、と綴っている。

昨夜、NHKの『紅白歌合戦』に絢香ちゃんが出演される頃に、テレビを視聴した。

中央のせりの高い舞台から登場され、唄いながら下りてきて、中央の前方の位置に定めた時、
安堵したかのような表情を浮かべ、伸びやかな声質を増した。

やはり実力のある新人女性であるが、旬の勢いが感じられたりした。

このように好感して、元旦を迎えた。

読売新聞の元旦では、通常版として第一部があって、
第二部としてテレビ番組、芸能関係の特集で20ページで構成されていた。

この16ページ目に於いて、絢香ちゃんの全面の広告となっている。
メッセージが綴られて折、自筆の字が大きく躍(おど)っている・・。

ひとりのアーティストで全面記事は、旬を感じさせる場合は、
よく利用される広告形式であるが、
私はアーティスト自身のメッセージの言葉、
何より自筆であるので絶賛している。

退職後の三年生の身であるが、
年を重ねた私さえ、絢香ちゃんの感性と感覚、そして声質に魅了されている。

無断であるが、このメッセージを転記させて頂きます。


もっと笑顔が咲きますように。

Peace loving people。

デビューしてこの一年。いろいろな出会いがありました。
『人は一人では生きていけない』と強く感じる、大きな出会いが幾つもありました。
”出会いに感謝”この言葉は言っても言い切れない。忘れちゃいけないこと。
その出会いを大切に、心からの声で歌えば、届く。つながる。すごいパワーが生まれる。
私は今、大好きな歌の力をもっと信じてみたいと思っています。
辛くても、寂しくても、大切な人達とは、しっかりつながっています。とても幸せなこと。

遠い国では、何の罪もない子供達が傷つけられたり、憎しみあって争ったりしている現実。
丸い地球に住む、人を好きになる、みんな同じ人間です。
その現実を知る度に、涙を流すことしかできなかった。何もできない自分がもどかしかった。

私には歌うことしかできません。願って、歌って・・。そこから始まる気がする。
『Peace loving people』平和を愛する人の輪が、どんどん広がりますように・・。
笑顔の花が、いっぱい咲きますように・・。

2007年も、私は歌を歌います。愛する人達の幸せのために。

          絢香 2007.1.1


以上、無断であるが、転記させて頂き、改行を多くしました。

絢香ちゃんは17歳前後の女性であるが、この世代の歌詞、そして文章の綴りは私は久しく接していないが、
やはり私が魅了されたお方に相応しく、しっかりとご自分の言葉で表現されている。

私は絢香ちゃんを最初に聴いた時は、感性として五輪真弓・女史の『少女』を思い浮かべたが、
中島みゆき・女史の初期の頃の路線の感覚かしら、と思ったりしている。

時代こそ、社会背景などで大きく差異があるが、才気ある若き女性の登場に喜んでいるひとりである。







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されど、『知足』・・♪

2007-01-01 12:12:00 | 定年後の思い
家内の母は、毎年参拝する寺院に行った後、
家内と簡素な御節料理の単品を居間の炬燵のテーブルに並べ、
私達夫婦は元旦の祝いの席とした。

私は御屠蘇が苦手なので、何時ものように弐合徳利で辛口の純米酒を温めて、
新春に相応しいぐい呑みを選定した後、
呑み始めたりした。

食事後、家内の茶室に入ったが、床の間は新年に相応しく結び柳がして折、
掛物の外れに『知足』と書かれた小さな色紙が於かれていた。

釈尊が説かれた多くの経典を学ばれた道元禅師が『少足』、『知足』などの八大人覚を説いている。

『知足』は簡単な言葉で解釈すると、
小欲の状態で日常生活観を保って、既に手にあるもののみを節度を持って愛用することに満足を知ること、
と多くのお方は解釈しているが・・。

果たして私のつたない志で、この現世の昨今は・・
清く貧しく美しくの人生信条を掲げいる私であるが、
いまだに私なりの欲望を捨てきれないでいるので、
さりげなく人生を達観できる境地にはいまだ・・と振り返ったりしている。



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恭賀新年 本年もよろしくお願い致します・・♪

2007-01-01 07:49:00 | 定年後の思い
お健やかな新年をお迎えのことと思います。
昨年は皆様の綴られたのを拝読しまして、
色々と私なりにご教示を頂き、ときには励まされたり致しました。

定年退職後の三年生の身の私ですが、
このホームページに綴り投稿するのが、何よりの生きがいのひとつとなっています。

数多くの皆様に私のつたない綴りをお読み頂き、
感謝の一言です。

本年も皆様にささえられ、心身ともに健全な一年を過ごす所存です。

末筆ではありますが、皆様のご健康と
   ご多幸を心よりお祈り申し上げます。 


        平成19年 元旦

          『風と光』   

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