夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

一月も終りとなり・・♪

2007-01-31 17:37:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、春のような陽気が続いて、二月の上旬に咲く我家の白梅も30数輪咲き始めた・・。

年を越し、新年を迎え、七草などと呟(つぶや)いたり、
母の命日に妹達とお墓参りをしたりした。

高校時代の旧友と久々に逢い、酒を呑みながら尽きることなく、おしゃべりをし、
あの時代を懐かしんだりした。

東京の郊外は、昨年の秋より平年以上の暖かさとなり、
結果として、この一月は雪景色は観ることが出来なかった。
毎年、この時節になると、わずかな積雪であるが、数回は雪にめぐりあえるのが通例である。

今宵は春の夜となり、玄関庭に下り立ち、月を誉(ほ)め、
そして白梅の花を月の光で薄っすらと浮んでいるような純白の花を観れるかしら、
と期待したりしている。


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ときには、台所で皿洗い・・♪

2007-01-31 15:27:00 | 定年後の思い
家内が過日の27日(土)より本日まで4泊5日で里帰りをしている。

家内の母が独り住まいなので、大掃除、衣料の衣がえ等の毎月この程度行ったりしている。

家内の父が健在の時は、掃除、洗濯、料理、衣がえ等は全て家内の母が行っていたが、
入退院を繰り返していた家内の父の看病の疲れか、
死去後のここ2年、ご自分の身の廻りの最小限しか気力がないらしい。

このようなことで家内は毎月泊りがけで、一軒屋を小奇麗にしている。

この間の私は、一人ぼっちであるが、家内の作ってくれた料理を暖めたりして食べたりしている。
掃除は手抜きでほんの少しと簡略し、洗濯は取り込み以外駄目となっている。

せめて台所で、自分が食べたり呑んだりした皿、コップ、茶碗、鍋などを先程に洗ったりしていた。

少し小奇麗になった台所に自己満足し、
台所から玄関庭に下り立つと、
昼下りの春のような陽気の中、白梅が数多く咲いてきた。

ある著名人の奥様が、主人が独りになった時に困るから、料理、掃除、洗濯は、ときにはして頂くの、
とインタビューの回答をしていたのを想いだしたりした・・。

ご主人は著名な方で、第一線で活躍されている方であるが、
どのような容姿でしているのか、と思ったりしている。

いずれにしても、私も他人事でなく、
料理は購入出来たとしても、掃除と洗濯は独りとなった場合は必須科目なので、
習得しなければと、ときたま思ったりしているが、
踏み出せないでいる。

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定年後、この世で最も恐い本・・♪

2007-01-31 12:25:00 | 定年後の思い
今朝の読売新聞の新刊本の広告を見て、私は微笑んでいたが、
よく中味を見てると、定年直後の男性人達にとっては、この世で最も恐い本のひとつと思っている。

小川有里・著の『定年オヤジのしつけ方』(講談社 定価1470円)の広告記事である。

ああ、うっとうしい! 毎日家にいる夫。

家庭内2007年問題を解決する痛快エッセイ!

「定年迷子」を
      かかえた妻たちよ。
           今立ち上がれ!


【定年オヤジの特徴!】

①テレビがお友達

②お昼は作ってくれるものと思っている

③毎日、ごろごろ居間にいる


このように綴られて折、私は著作者に関しては無知であるが、
定年後の迷子のような心が定まらない男性を正鵠に把握していると思い、
微笑んだり、苦笑したりしている。

私の多少知っている定年後の先輩の中の一部の方がいた。
『定年退職後・・何をしていいか・・分からなんだょ・・』
その方の歓送会の帰路、私に云われた事があったりした。

私は現役の55歳の時、社内はリストラの第二波が行われ、
早期退職優遇制度と称され捺印し退職された人達、
大幅に社内の人事異動で配置転換になった人達、
私のように出向になった人達・・

こうした激動期の時、私達夫婦は人生設計を改めて話し合った・・。
60歳を過ぎてから、どのような生活をしたいのか、
これと同時に我家の資金のことも話し合った。

この結果、私は定年退職後、自分の趣味を生きがいとし、退職後の三年生とをなっている。

この本に明示されている「定年迷子」のような男性は、
ご自分にふさわしい生きがいを見つけることに限る。

何より長年に寝食を共にした愛妻に対して、思いやり、
その上にともかく一日にひと言、誉(ほ)める。

『今日・・一段と・・きれいだょ・・』

『えぇ! こうしたことも出来るんだ・・凄いね・・』

『今日の・・この料理・・特に美味しいよ・・』

デパート、美容院、友達と会いに出かける時は、

『せっかくだから・・ゆっくり・・昼食は(冷凍の)チャーハンでも食べるから・・
たまにだから・・ゆっくりね・・』

そして帰宅した時、デパートで買物した場合、
『この服・・よく似合うょ・・』

美容院から戻った時、
『その髪型・・お似合いだょ・・』

ともかく私は、女性に対しては誉める。
そして、このようなことが出来るの・・感嘆している。

サラリーマンの数多くは、長年にわたり、人間関係で揉(も)まれ、鍛(き)たい上げられたので、
簡単なことと私は思っている。

そして一日、一回は外出し、愛妻の自由な時間を作ることである。
現役時代の時は、多くの方達は会社人間であって、日中の家庭では妻のペースで長年過ごしてきている。
このペースを出来る限り、乱さないのが秘訣と思っている。

具体的には、日常生活として洗濯、掃除、料理など最低限あるので、
その間のささやかな息抜き・・趣味ごと、
これを邪魔にするのは天敵と思っている。

私はお調子ものだから、茶坊主に徹し、
朝は家内より早めに起き出して、家内用のコーヒーと牛乳をそれぞれのマグカップに淹れて、
家内の枕元に置いたりしている。

そして、日中は買物の担当を引き受け、その前後、散策などをしている。

こんな他愛ない生活を私は過ごしている。





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