夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

炬燵の中で、読書そして昼寝・・♪

2007-01-14 16:37:00 | 定年後の思い
ここ1週間、私は悪い癖を覚えた・・。

昼下りになると、居間に年末より設置してある六人用の炬燵があるが、
これに枕を持ち込んで、横たわり本を読んだりしている。
綿入りの袢纏(はんてん)を上半身をかけて、読み耽っているのである。

しばらくすると、疲れを感じた時、1時間前後、眠りについてしまう・・・。

先程、目覚め、ぼんやりとした脳裏でさめた煎茶を飲んだ後、
庭先に下り立ち煙草を喫たりした。

私は昼下りから夕方までのひととき、こうした堕落した時を過ごしている。

昨年の今頃は、昼下り眠くなった時は、2階の寝室の布団にもぐり込んでいたが、
これだと本格的に寝てしまう。

安易な方法であるが、炬燵もこうした利用もあるものだと、
苦笑している。
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早春の淡い香りに・・♪

2007-01-14 12:15:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、澄み切った青空となり快晴を迎えているが、
風が吹いて寒い冬の日となっている。

昨日も快晴であったが、風もなくぽかぽか陽気となり3月の初旬のようと云われても、
納得できるような暖かさを感じられた。

一月の中旬なので、寒い冬の時節であるが、暖冬で馴れきった身体には、
風が吹けば寒さを増して感じられる。

陽だまりにある白梅は、早くも莟(つぼみ)となり、
日本水仙は数輪咲き始めている。

早春の淡い香りを漂(ただよ)わせる花に励まされ、私は暖かな居間に戻った。

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人生の教科書・・♪

2007-01-14 08:13:00 | 定年後の思い
今月の月刊誌『文藝春秋』を読んでいた時、
本の広告として、『文藝春秋』の2月臨時増刊号 特別版として、
『ああ、結婚! おお、夫婦!』が掲載されていた。

各著名人が『妻への詫び状、夫への感謝状』の特集記事と寄稿しているので、
それぞれのご夫婦から教示を受けたいと思い、
読んでみたい本の一冊となった。

昨日、妹達の母の命日で墓参するので、駅前に私達夫婦は出た。

家内の性格からして、妹達との待ち合わせ時間の1時間前に着いて、
買い物をしてもだいぶ時間に余裕があった。

私は本屋に行って、この本を求めた後、
『ドトール』でコーヒーを飲みながら、本を開いた・・。

偶然、最初に読んだのは、インタビュー特集のひとつ、
藤原正彦・氏のご夫人に寄る『正彦さんの書くエッセイで、私は誤解されているみたいです』
と見出しにされた記事を読んだりし、思わず笑いに誘われた・・。

ご主人のエッセイを私は多く読んでいるので、
奥様のイメージが私なりにあったが、ご主人のエッセイに於いてはユーモアがひそんでいるので、
どのくらい割り引いてと思いながら読んだりした。

ご夫人もなかなかのユーモアのセンスがあるお方なので、
日常の会話の楽しさが彷彿させられる。

この後、巻頭エッセイとして曽野綾子・女史が『会話と緊張』を寄稿されているが、
中味の濃い人生の教科書となっている。

内容に関しては、それぞれのお方がご自分でお読み下さい、と云う他はないと思っている。
このお方が人生75年過ごされて、まぎれもなくこの歳月を擬縮された名文であり、
人生の玉手箱をそっと私に教示して下さったエッセイである。




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