夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

早春、夜の雨・・♪

2007-01-26 21:33:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、日中は三月初旬の暖かさとなり、
夜の7時過ぎに小雨が降りだしているが、寒さを感じず、
何かしら暖かさを感じている・・。

日本水仙、藪椿、そして白梅の莟(莟)もしっとりと濡れ、喜んでいるいるように見えたりしている。

何より私のここ数日の心の浄化となっているが、
思いかけず雨となったので、お勤めのお方達はお気の毒と、
雨が舞い降りる夜空を見詰めている。

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家内に本を薦(すす)める時・・♪

2007-01-26 18:51:00 | 定年後の思い
私は読書が好きなので、感銘を受けたりした中で、
人生の微笑みなどが綴られている場合は、
さりげなく家内に読むことを薦めたりしている。

本日、私が読み終えた監修・新井 満、著者・佐保美恵子の『千の風にいやされて』(講談社)も先程薦めたりした。

昨年では、倉嶋 厚・文、平野隆久・写真の『花の季節ノート』(幻冬舎)などがある。

こうした本は、その人となりに読めば、
少なくとも、それぞれの人生のありようが学び取れるし、
精読すれば、行間につつまれた人生の機敏を感じ取れ、
心豊かになれると確信している私である。
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のちの想いに・・♪

2007-01-26 12:29:00 | 定年後の思い
先程、買い物に行く時に、少し遠回りして川沿いの遊歩道を歩いた・・。

暖かで人影も少く、朱色の藪椿、純白な日本水仙を見ながら、冬木立を見詰めたりした。

私は定年退職後の62歳の身であるが、退職後の10年間は五体満足に生かして貰えば、
70歳以降は余生と思っている。

私達夫婦は子供に恵まれなかったので、どちらかが死別した時、
お互いの趣味を強く持ち続ければ、悲しみは乗り来えられやすい、
と話し合ってきたので、それぞれの趣味にはお互いに立ち入らないことにしている。

そして、お互いの共通の趣味として、ときたま国内旅行をしている。

私は退職後の数ヵ月後、遺書がわりに公正証書を作成した。
私が先に死去した場合、家内の生活、そしてわずかであるが遺産をめぐり親族間の確執を避けたかったからである。

葬儀はささやかに花の祭壇、音楽に包まれて、親族のみで、
そしてお墓は東北の寺院の里にある樹木葬とした上で、
好きな樹木の下で、土に還りたいと、家内に話している。

お墓参りなどは、生者の慰めと思っているので、
家内が温泉旅行の時、気が向いた時でもお線香の一本で結構である、
と伝えている。

家内に先立たれた場合は、葬儀、お墓も同様とするが、
肝心な残された私は心身ともどれだけの日々を落胆し、戸惑いの季節を過ごすと思うが、
やがて一人旅をして、宿泊先のお酌して下さる女性に、お酒を呑みながら、
家内の想いで話をする、と思ったりしている。

これからの先は、どのような闇(やみ)が待っているかは分からないが、
『知足』という言葉を頼りに、心の心情として早春の時節を迎える。

尚、『知足』については過日このサイトで綴ったが、
家内の茶室の掛け軸のひとつから拝借している。

私のつたない解釈としては、少欲の状態で日常生活観を保って、
既に手にあるもののみを節度を持って愛用する、
と独断と偏見で思っているが、気弱な私は・・と思考したりしている。



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快晴の朝を迎えているが・・♪

2007-01-26 08:16:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、澄み切った快晴の朝を迎えている。
昨夜も幾分寒さが和(やわ)らいだようあり、主庭の黒土も霜もなく、暖かな朝となっている。

日本水仙もたんたんと咲いており、静寂な庭に彩(いろど)りを染めている。

こうした中でも、私の心は揺れている・・。

昨夜から、過日の火曜日に買い求めた『千の風にいやされて』を読み始めた。
副題として、あとに残された人々は、悲しみをどうのりこえたか、
と明示されている。

この本は監修として新井 満・氏、
読書の声から11人のいのちのかたち、と称して真摯にルポされた後、
綴られた佐保美恵子・女史が中核をなしている。

私はこの11人のそれぞれのいのちのかたちを拝読し、ある程度読んだりした。

私のつたない半生からすれば、ただ言葉がなく、心は揺れて、そして涙をながしたりしているのである。

古今東西、生と死は人の営(いとな)みに欠かせないことであるが、
いざ自分の身にかかった場合を想像すれば、心の迷いとなっている。


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