10月の昼食会メニュー 栗の渋皮煮 梅・シソ肉炒め 月1回の昼食会を20人ほどで楽しんでいます。
さて、子どもは「未来」大切にしたい。学ぶ場を大切にしたい。子どもの成長・個性は多様。そのことを忘れてないけないと思う。
「平和がいちばん」10月号 1面は・・・
吉村大阪市長が「学力テスト」の結果を教員評価とボーナスに反映させると言い出していますが、誤った教育観に基いています。伏見市長も各中学校に「学力コーディネーター」を配置することや「学力状況」(テスト結果)を公表することなど、「学力テスト」の結果だけで学校と教職員を評価しようとする姿勢を強めています。
学校や教員を「学力」だけで評価するのは間違いです。しかも数科目のテストの点数だけで評価するというのは、子どもを育てる観点から決してしてはならないことです。そのうえその成績をお金に結びつけ、学校・教職員・子ども・保護者全体を従わせようとするのはもはや教育行政ではありません。
子どもたちの学力は置かれている家庭環境や学習環境にも大きく影響されます。ことに大阪市は就学援助率や生活保護世帯の割合が高いのもその深刻さを物語っています。
子どもたちの人間形成に有効的で一番必要なことは「少人数学級」です。教員を増やし教員が余裕を持って子どもたちに関われる環境を整えることです。それが家庭環境も含めて子どもたちの状況をきめ細かに把握でき、いじめを未然に防ぐ手立てにもなるのです。その根本的な改善抜きに点数だけの「学力」競争をあおることは、教員や子どもたちを締め付けることにつながります。
伏見維新市政はまた少子化を口実に「学校規模の適正化」の名で統廃合をすすめています。その対象の学校でこそ「少人数学級」の先進例を作ることができるのではないでしょうか。放課後の学校図書館や校庭の開放、留守家庭児童会の土曜日受け入れ、保育所新設などのモデル事業を行うならば、校区に転入してくる世帯が増え、人口増につながります。統廃合ありきではなく子どもの未来に目を向けた教育施策を目指します。