7月5日 久々の昼食会でした。(煮込みハンバーグとポテトサラダ)
新型コロナの緊急事態宣言下枚方市の図書館や生涯学習市民センターが閉館になり本当に困った。これほどまでに気軽に集まれる場所の必要性を実感した。ロビーで囲碁を楽しんだ人はどうしているのだろうか? コーナーで学習をしていた子どもたちは、困っていないのだろうか? あらためて公共施設のありがたさを感じたことを思い出す。
そん中、市民の声を聞き、今年になり緊急事態宣言下でも図書館は30分以内との条件付きで開会されることになった。
「平和がいちばん」7月号に図書館に関する投稿があった。以下・・。
コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が昨年12月4日に発令され、枚方市の図書館は約3ヵ月間閉館になってしまいました。「ステイホームのこんな時期だからこそ本がほしい、情報がほしい」という願いは強く、開館を求める多くの市民の声が図書館、市に届けられました。私達も図書館関係の三つの市民団体連名で要望書を2回提出しました。そして今年4月に再度発令された緊急事態宣言の下、図書館は滞在時間30分限定で市民に開かれたのです。市民の思いを市が受けとめてくれたと喜びました。
図書館は町の宝箱、市民に生きるための手がかり、心の栄養を与え元気づけます。町を活性化します。
ところが今枚方市の図書館に悲鳴をあげてしまいそうな残念なことが起こっています。図書資料費が今年度いっきょに約1200万円も削減されたのです(毎年約6900万円代を維持していたので約17%減)。図書資料費と安定した司書配置は図書館の命、肝。今までもぎりぎりの予算で運営しているようなのにそこへ昨年度から多くの雑誌・新聞が購入中止となり、今年度に入って新たに約300万円余の削減で棚が空く状況になりました。
雑誌・新聞名を情報開示で調べたところなんと中央、分館、分室合わせて約300種の雑誌・新聞が購入中止で消えることになりました。本となると約900万円削減ですから500冊ほどが購入できなくなることになるのではと推察します。なぜ1200万円も切らなければならなかったのか。
市はこれまで司書職員削減、効率化の名の下に7分館への指定管理者制度導入、3分室の廃止などを進めてきました。枚方市は図書館をどのように位置づけているのか強く疑問に思います。図書館は町の教育文化の水準を体現します。図書館を真に大切にする町になってほしい。市民の声を届けていきましょう。
(Y・I)