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チルチンびと広場「植物色図鑑」

3年前、植物染めの星名さんがうちで借りてる長野の畑に遊びに来て下さったことがありました。
その時星名さんとご一緒に来られたのが同じ新潟で紙漉きをされている田中さん。
WEBサイト「チルチンびと広場」の「植物色図鑑」は、
星名さんと田中さんがかわりばんこで寄稿されているコラムです。



先日、田中さんが執筆された「26・温もりのある曙色-日本茜」の話に
「知人からいただいた僅かな日本茜の株を工房前の畑に植えてその成長を見守るだけでした。
 植えた株は特に手入れをしなくてもスクスクと育ち、
 3年も経つと纏まった数の
茜染めの和紙が漉けそうなくらいに繁殖しました」

というくだりがありましたが、その「知人からいただいた日本茜」とは
まさしく3年前長野畑に来て下さった時にお持ち帰り頂いたものでした。
それが田中さんの畑にしっかり根付いて繁殖したという。いい話だな~
↑↓写真は、長野畑に自生している日本茜です。

でもって、今日植物染めの星名さんとメールのやりとりしてたらぽっと出たお話。


チルチンびと広場「植物色図鑑」の次回、星名さんの番にうちの庭で採ったアボカドのこと、
そして菓音のことも執筆頂けるとのこと。これは嬉しいな~。
天然自然な暮らしをいつくしむチルチンびと広場さんでのつながりに感謝。
ちなみに私、杜屋も紹介頂いてます↓
http://www.chilchinbito-hiroba.jp/CategoryDetail.php?p=1&pref=22&cl=2&cic=22_02_0005

来月の菓音で作品展をして頂く星名さんは下記のチルチンびと広場さんの植物色図鑑にコラムを寄稿されています。
  植物色図鑑~草木に潜む色の素~ http://www.chilchinbito-hiroba.jp/column/zukan/

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20 杜屋の庭のアボカド枝葉染め作品も展示されます★

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庭で染料植物採取



9月25日の菓音翌日、オットは出勤前に星名さんと一緒に庭で染料素材用の植物採取。私はまんまと寝坊。
アボカド枝葉の他、干しておいた枇杷の葉やドクダミの葉、山ぶどうの葉やハーブの葉っぱもお持ち帰り頂く。
それぞれの種類毎に袋詰め。



お分かりでしょうか。
この緑の袋は磐田市民にはおなじみ「しっぺい」のイラスト入り燃えるゴミ袋。
私が「持ち帰り用に袋使いますよね?」とお声がけしたら、すでに星名さんはこのゴミ袋を用意してた。
あれれ?いつの間にー
朝、近所のコンビニに行って買ってきたって。仕事が早ーい!



切った枝葉をさらに細かくハサミで刻み、
入念にぴっちり袋詰めして袋の口を隙間なくかっちり結んでいる。
そこまで丁寧にするんですかー
ここでちゃんと密封しておかないと、植物にくっついていた虫が出てきて
運転中にアリが体の周りをはいつくばったり、
一日車に入れたままにすると翌日車の中がクモの巣だらけになったりと
大変なことになるんですよー
今まで実際に大変な目にあわれたからこそ必須な仕事なのだろう。
良かったら使って下さい~と余ったゴミ袋は下さいました。

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20 庭のアボカド枝葉染め作品も展示されます★

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アボカド枝葉採取



9月25日、前回の菓音にはるばる新潟からご来場下さった星名さん。
前日に出発して仮眠して3時半から車を走らせDOLCE倉庫へ。
菓音の後片付けまで手伝って頂いて、もう暗くなってきたし庭もよく見えないから
アボカドの葉っぱ取るのは翌朝にしませんか?
今日中に出発する、と言う星名さんをお引き留めして泊まって頂いた。
夜遅くまで酒呑み語り私はベットに撃沈。
そして翌朝朦朧としつつ、何だか外から声が聴こえるな~今日オット会社休みだっけ?
などと寝ぼけながら二度寝する気満々で毛布をひっぱりあげて、はた、と気づいた。
あー!星名さんうちに泊まってること忘れてたー!
菓音翌日は平日月曜日。
オットは出勤前にしっかり早起きして星名さんと一緒に庭に出てた。
ものの見事に記憶喪失していた私。(汗)



種から育ったうちの庭のアボカドの木の枝を、一番大きい脚立に乗って剪定する。
オットの姿を撮影している星名さんの後ろ姿を私が撮影している図。



今どきどこのスーパーに行ってもメキシコ産アボカドの実を手にすることは出来るけど
アボカドの枝葉を見ることはなかなかめったにないだろう。

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20 庭のアボカド枝葉染め作品も展示されます★

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星名さん来訪



先月末に染色家の星名さんからアボカド染めの作品写真を送って頂きました。
この染料素材となったアボカドの枝葉は、前回の「暮らしの菓音」イベント9月25日の翌日に
うちの庭で星名さん自ら採取して頂いたものです。
今年の夏休みに新潟の星名さんの工房にお邪魔して、ついでに9月25日の菓音フライヤー差し上げたら
「この日行けたら行きますね!出来ればその時ついでに杜屋さんの庭の植物採取させてもらえたら
 それを使って染めたものを12月の菓音の展示用に持っていきますよ」
というお話をして下さった。
うちの庭の植物で染めた作品をうちのイベントで展示して頂けるなんてすごい!
でもホントにわざわざ新潟から来てくれるのかな?!
日本海沿岸の新潟市から太平洋沿岸のうちまでって、車で1日じゃ往復出来ないよな~。
「午前中に来られるなら9月25日菓音当日は朝からドルチェ倉庫で準備しててうちは留守になるので、
 ドルチェ倉庫に直接来て下さいね~」とメールは送ったものの
開場30分前お客様が行列し始めてもいまだ現れず。


↑9月25日菓音開場前は過去にないほど多数のお客様が開場前にお待ち下さいました。
お忙しいだろうしやっぱ無理だったかな~と思ってたら。
開場待ち行列のはるか後方に星名さんがいらした!わーほんとに来て下さったんだ!!
「星名さんー!!無事着いたんですね!どうぞ入って下さい~」
私もびっくりしつつお声がけしたら、いやいやこのまま並んで待ってますよ~
お並びのお客様を差し置いて先に入るわけにはいかないと笑顔で手をふる星名さん。
関係者だから入ってもらってもいいのに、謙虚なお人柄。
ちなみに、到着前にちゃんとメール返信下さってたけどこっちが気づかないだけでした。



前回9月25日の暮らしの菓音イベントは過去最高に近い大勢のお客様にご来場頂きました。
その中で星名さんもしっかり開場12時前から終了15時半までいて下さり、
杜屋のジャム多数から中里さんの漆器に至るまでたくさんのお買いものをして下さった上、
後片付けも、テーブルを運ぶ力仕事から一度で運びきれない杜屋の荷物をご自分の車で
うちまで運んで下さるところまで手伝って下さり、とてもありがたかったです。

前回9月25日の菓音には、次回12月11日菓音で作品展をして頂く染色家の星名さん、
そして演奏をお願いしているピアニスト伊藤さんもご来場下さり
2ステージ目のライブ終了後にその場でちらりと次回予告をさせて頂きました。
9月の菓音が第4週、12月の菓音は第2週なので、この間2ヵ月半しかないのだけれど
12月の菓音も9月に負けず劣らず充実したイベントになりそうです。

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20 星名さんのプレトーク会ご予約受付中★

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庭のアボカドの味



去年12月に収穫した庭のアボカドの実。
小ぶりだけど5月に咲き乱れたあの小さな花々がここまで育ったと思うと
植物の生命力、月日の重さにひれ伏す。



茶色く追熟させてからアボカド入刃。



ぱっかーんとまっぷたつに切断するとそこには立派な種が鎮座。
もちろん種は再び畑に植えました。



スライスしてわさび醤油をつけて海苔にのせて食べる。
クセがなくしつこくなくしっとりなめらかな「森のバター」。
これ、何も知らずにもらって食べたら普通のアボカドの味と思うかもしれないけど
種から25年もかけて育って初めて食べられる実がついた庭の木の実、と思うと
胃の内側がふるえるほど感慨深くおいしく感じる。歓喜の味わい。

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20 庭のアボカド枝葉染め作品も展示されます★

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庭のアボカドの実



うちの屋根まで届く大木に育って大いに電線のジャマをするアボカド。
↑の写真は、昨年5月に撮影したアボカドの花のつぼみ。
去年は数え切れないほどたくさんの花が咲き、数えるほどながら実がついた。

食べた種から育ったアボカドの実を収穫して食べる。
それはそれは命のめぐりを感じるロマンでありました。

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20 フライヤー配布中★

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庭のアボカド

長野畑で採取した茜は星名さんにお送りしたけど染料として使うには量が少ないので
茜染め作品が12月の菓音に展示されるかどうかは微妙かな?

でも、うちの庭のアボカドで染めて頂いた作品は展示されますよ~。




茜に劣らぬきれいな色。特に右側の椿灰を媒染に使われたものは茜色に似ている。
媒染液の素材によっても全く異なる色が出るのが植物染めのおもしろいところ。

こちらのアボカド染め素材のアボカド枝葉はうちの庭産。
前回9月25日の菓音にご来場下さった星名さんご自身で採取しお持ち帰り頂きました。

オットが買ってきたアボカドを食べてその種を庭に埋めといたら芽が出て
それがいまや2階の屋根まで届く大木へと成長した。
南国果樹のアボカド、日本の静岡で冬の寒気をかろうじて乗り越え苦節25年。
一昨年初めて実がなって、去年は8個食べたけど、今年は2月頃の大寒波で葉っぱが落ちてしまい
花芽がひとつも付かなかった。
まぁ木が枯れないでいてくれただけでもいいとしよう。
枯れてれば国産アボカドの枝葉染めなんてこの世に存在しなかった。

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20 フライヤー配布中★

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畑に自生する茜


12月の菓音で作品展をして頂く植物染め作家の星名さんとは茜がご縁でお知り合いになった。
星名さんによるインド茜染めのショールを我が家の窓辺に掲げている。
日によって、時間によって、日差しの加減によって微妙に色合いが変化するのが眺めていて飽きない。
なんてきれいな色なんだろう。

赤い色の植物染料として使われる茜(アカネ)。
うちで長野県に借りてる山の畑に自生している茜の写真がこちら↓



四方向へ出ているハートに似た形の葉っぱが特徴で、
つるが伸びてるので草刈りしながら地面を眺めているとすぐ分かる。
絶滅が危惧されるわりに長野畑のいたるところに生えている自生の茜。



この茜の根っこが染料になります。
土から掘りたては目を奪われるような鮮やかなオレンジ色。



この茜の根っこを掘り集めて水洗いして乾燥させる。
毎回畑にいくつどちょっとずつこまめに茜採集していた(オットが)。

サンゴのように鮮やかな茜の根っこはカラカラになるまで干すとまるでひじきのよう。
こんなものからあんなきれいな赤い色が出るなんて不思議。
ちなみに、この茜を干している時はヒノキにそっくりのとてもいい香りがします。

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20 フライヤー配布中★

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14時から限定販売「おやつセット」

今度の菓音も12時開場で、最初の演奏は13時半から、2回目は15時からスタートとなります。
演奏は各回30分程度、入場無料ですのでお子様連れのお客様も
この機会に本格クラシック演奏家さんの生音の響きをお楽しみ下さい。
基本的に出入り自由ですので、もし演奏中にお子様が泣いたり大声を出したりなど
周りのお客様のご迷惑となる場合は一時退出をお願い致します。
館外でも結構しっかり音は聴こえてきます。もちろん再入場もOKですので状況を見てご判断下さい。

どうしても12時開場直後はお買い物目当てのお客様で多少混雑しますが
演奏目当てで後半ご来場のお客様にも杜屋のお菓子をお楽しみ頂けますように
「2時から限定販売のおやつセット」をご用意します。
前回ご好評頂いたので、今回もまたやります。



↑写真はイメージです。これらのお菓子が全部入るわけではございません。
当日販売する杜屋の焼き菓子から、小さな焼き菓子とカットケーキを
種類おまかせで6個セットにして1セット¥1000で販売します。
お値段的にはちょびっとだけお買い得。ご予約頂いた方の分優先でご用意します。
なるべく多くのお客様にお求め頂けますよう、ご予約はお一人様1セットとさせて頂きます。
ご予約は「菓音おやつセット予約希望」の件名で、お客様のお名前とお電話番号をお知らせ下さい。
*ご予約・お問い合わせは→メールかお電話・FAX 0538-55-3499 モリヤへどうぞ。
*こちらのおやつセットのお渡しは12月11日(日)14時~15時半の間にDOLCE倉庫でのみ
 
となりますことをご了承の上、ご予約下さいませ。また、ご予約キャンセルはどうかご勘弁下さい。



さらにもひとつ。前回は「Wベリーのパンナコッタ」と「和栗の純生ロールケーキ」を
2時から限定で販売したので、今度も何かひとつその場でお召し上がり頂けるような
特別おやつを後半にご用意したいなと思案中です。
↑上の写真は前回9月の菓音の時の準備風景。自家栽培ブラックベリーとブルーベリーのソースをトッピングしたパンナコッタ。

最初の演奏は1時半開始で30分ほど、2時から後半演奏開始の3時までは
休憩時間になりますので、その間に上記のおやつセットと単品おやつを販売する予定です。
もちろん通常販売の焼き菓子も在庫ある分はそのまま閉館15時半まで販売しますよー
もちろんジャムも。ジャムはご試食をご用意しますのでじっくり選んで下さい。
お買い上げのお菓子は館内でお召し上がり頂けますので
お飲み物と一緒にその場で甘いモノをつまんでほっこりいっぷくして下さい。
慌てず急がず、音楽のある空間を楽しむつもりで、のんびりお出かけ頂けましたら幸いです。

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20 演奏は13時半からと15時から★

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EARTH

 

12月11日の菓音での演奏をお引き受け頂いたピアノとフルートの演奏者さんは
音大卒業後各地でコンサート活動されている実力派のお二人。
ゆるぎない基礎の上に築かれた起伏に富んだ音色、
違和感なく作曲家さんの意図をくっきりした輪郭でつむがれる演奏は
飛行機のファーストクラスに座って聴くような(座ったことないけど)安定感があり、
ゆったり落ち着いて聴き入りました。
穏やかなお人柄の伊藤さんのピアノ、力強く芯の通った小林さんのフルート、
伴奏がメロディーを支え包み活かすとても素敵なクラシックデュオです。
9月に浜松で行われたコンサートをお客として聴きに行った時に
浜松出身の作曲家「村松崇継」さんの「EARTH」という曲をお2人で演奏されていて
それがとてもいい曲で私好みの曲だったので、これ菓音でも演奏して頂けたらいいな~
とひそかに思っていたら、願い叶えて下さいました。嬉しい!
ちなみに「村松崇継」さんはジブリ映画「思い出のマーニー」の音楽を担当された作曲家さんとのこと。
EARTH、地球。
命育む大地を思わす雄大で明るい素敵な曲でした。
今回の菓音の私的テーマは「地」。
大地、地域、地元、ということで「EARTH」という名の曲もぴったり合致☆

今回は1ステージ目が13時半から、2ステージ目が15時から演奏スタートなので
間に1時間ほどあきますし、1ステージ目と2ステージ目の演奏曲目は同じですので
前半終了後ある程度お客様の入れ替えがあると見込まれます。
13時半からの1ステージ目はお席が混雑する可能性もありますので
ゆったりのんびり聴きたい方は、15時からの2ステージ目狙いでお出かけ下さい。
「後半行ったらお菓子が買えないのでは?」
というお客様は、ぜひ14時から限定販売のおまかせおやつセット¥1000をご予約下さいませ。

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20 演奏は13時半からと15時から★

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