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荒神

荒神
クリエーター情報なし
朝日新聞出版

先週、もうちょっとで読み終える~と最終章まで来たところで静岡手創り市の準備佳境に入り 
でも連続延長して借りてた本なので再度延長するのも何となくはばかられ
返却日当日に図書館ロビー現場でやっと最後まで読み終えた。おもしろかった。
歴史小説とファンタジーとミステリーをミックスしたような、さすが宮部みゆき!という感じの一冊。
舞台は福島、安達太良山の近辺。
まるで映画を見ているように、その痛々しくおぞましい景色が眼前に広がり
息も出来ないほどの異臭たちこめるリアルな感覚を随所で味わえた。
これだから読書はおもしろい。
しいて言えば私は「風景」より「臭い」を感じる本の方がよりひきこまれるようだ。

私個人的に、山の植物を採取精製し生薬作りを地域のなりわいとする、
そんな生き方暮し方にちょっと憧れる。
医者を必要とする大きな病気や大怪我の治癒の前に
傷ついた武士がその場で軽い怪我や疲労を癒し、元気を取り戻し命をつなげる「活法」に興味津々。

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