茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜などについてのひとりごと含めた杜屋(もりや)のブログです
杜の茶菓菜(もりのさかな)
湧水米
ひそかに杜屋定番商品ラインナップに入りつつある、
長野県旧鬼無里村の低農薬米「鬼無里湧水米」と書いて「きなさゆうすいまい」と
名付けたお米、今回の「暮らしの菓音」でも販売します。
すでにお米のリピーターさんも数名いらっしゃる。
このお米は、うちで果物を栽培させてもらってる長野畑の地主さんによって
除草剤1回のみ使用、あとの農薬と化学肥料は使用せずに手塩にかけて栽培されたものです。
標高900mを越える深い森に囲まれたこの地域には古来から豊富な清水が湧いています。
さらにここは村の中でも最も高い位置にある集落なので、これより上に人が住んでいないから
消毒の必要もなくそのまま飲める湧きたての山清水。しっかり芯の通ったとてもおいしい清冽な水。
この水で育ったお米です。
右側がこのお米の栽培者、和田勲さん。
品種はあきたこまち。甘みがありもちもちしていて冷めてもおいしいです。
秋に収穫されたお米を、勲さん宅の定温倉庫でもみ殻付きのまま保存されていますが
もみ殻付きのお米を精米できるコイン精米所がうちの近所には無いので(玄米なら精米出来るんだけど)
長野に出かけた際に分けて頂いて現地の精米所で精米しています。
鬼無里村の湧き水で育ったお米、鬼無里湧水米。
「鬼無里ってきなりって読むの?」とお客様に言われたけど
鬼無里村、鬼の無い里と書いて、「きなさ」と読みます。
古来から伝わる種々の伝説が非常に多い土地。
・・・・昔この地に「紅葉」という名の鬼の女が住んでいた。
鬼女は一方で貴女とよばれ、地域に様々な文化をもたらし尊ばれていた・・・
今は町村合併して長野市になったけど、この村の伝説を読むととてもおもしろいです。お能にもなってます。
何で伝説が多いかというと、ずっと昔から人が住んでいた歴史があるから。
何で人が住んでいたかというと、おいしい水が湧いていたから。
このお米の良さが少しでも伝わればいいなと思います。
今回は1kg袋と2kg袋に詰めました。
お買い上げのお米やお荷物はお帰りまでお預かりしますので、お会計の際お気軽にお申し付け下さい。
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