プレゼント

毎年クリスマス時期は忙しくて心身と時間の余裕がなく、
自宅でいわゆるクリスマスパーティーらしきことをすることは無い。
結婚した最初の年は、オットがこっそり私の好きなＣＤを買ってきて
クリスマスプレゼントと言って手渡してくれたが、
それも最初の一回っきり。ま、そんなもんだ。

先週、冬ごもりジャムセットを直接お渡ししたお客様から
小さなクリスマスプレゼントをたくさん頂いた。
遅ればせながら、この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
とてもとてもうれしく愛 を感じました。
それにしても、頂いたもの皆私のツボをつくもので感激。
お取り寄せされた天然酵母パン。お手製のおから煮。
お洒落な手ぬぐい。オリジナルカレンダー。小さな手づくり雑貨。
「"今日のいっぷく"の時にどうぞ」と瓶入りキャンディー。
「何かに使ってもらえれば」とお庭に実った袋いっぱいの柚子！
それにしても、こちらは代金と引き換えにお品物をお買い上げ頂いているというのに
タダでこんなに頂き物をしてしまってちょっと申し訳ない・・・
・・・という気がしないでもないけれど、皆様からのお心遣い、うれしく大事に頂きます。

そしてもうひとつの心温まるプレゼント。
もう１０年くらい前になるだろうか。
ＪＲ乗り放題の青春１８きっぷを使って電車旅をしていた時、
たまたま隣に座った青森県のご婦人と言葉を交わした。
住所を教えて頂いたので、その後も年賀状を送ったりしていた。
電車の中でただ一度だけ出会った方。
今月頭、立派なりんごが宅急便でどーんと送られてきた。
送り主のお名前は、電車の中で出会ったあのお方。
私のことを忘れないで覚えていて下さるのだな～と、じーんときた。
そのお礼に・・・と自作のお菓子をお送りしたら、荷物到着後にすぐファックスを送って下さった。



「顔が笑みでしまりがなくなっております」という一文にこちらの心もゆるむ。
りんごはもちろん、このファックスも、クリスマスのうれしい贈り物だった。